安西リカさんのレビュー一覧

あなたが教えてくれた色 小説

安西リカ  梨とりこ 

疲れた……

綺麗事じゃない話を読みたいという人にはいいと思います。
登場人物たちに唖然としつつも、最後まで読めてしまったのはある意味すごいのかもしれない。

攻めがザックリ、時にはジワジワと多種多様に受けに傷つけられるのが気の毒で気の毒で……。
惚れたもん負けというか。
なんかまっとうに育った健全な攻めが、受けと当て馬とのドロドロ(一言では語れない)に巻き込まれてしまって、これでいいんか?みたいな……

7

ふたりのベッド ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

深水の姉ちゃん

本編でお気に入りだった深水の姉ちゃんが、ヤンキーの魅力を存分に発揮してくれてました。ww

コンビニのイートインコーナーで深水と待ち合わせしていた入江は、迫力あるヤンキー美人の深水の姉が入って来た事に気がつきます。

そっと奥に隠れるつもりがかえって目立ってしまい深水姉がやって来て、顎で外に出ろと命令されました。

外の喫煙所で深水との仲を聞かれると覚悟していると深水姉は入江が弟の部屋…

0

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

一途な年下攻め大好き

ノンケが段々と落とされて行くお話が大好物です。

自分は違うからゲイじゃないからって断っておいて、それでもお前の事は好きだからこのままの関係でいたいってとても残酷で傲慢です。

そんな自称ノーマルの深水が最初は嫌な奴にしか思えませんでした。対して入江は中学生からたまに見かける入江を想っていた、筋金入りの片思いワンコでした。

睡眠導入剤を服薬して寝てる間なら、身体を自由にしても良いよっ…

8

甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

嘘というか隠してたモノが切な痛くて…。

心を痛めて傷つきながら片想いしている描写がとても萌えるので、そういった面を沢山見られてめちゃくちゃ萌えたしもらい泣きしました。

本編は受け視点で、当然ながら攻めがどこでなにをしているかわからない。そんなことをする事情も分からない。受けを通して見える人物像では想像だにしなかった"コト"が2回ほど出てきたときは裏切られたようなショックをうけました。

悪人ではないけど意外…

2

ふたりのベッド ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

絶体絶命!?

本品は『ふたりのベッド』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、入江が深水の姉と鉢合わせするお話です。

今日、入江は深水と一緒に不動産屋に物件を紹介してもらいに行く予定
で、バイトの後にコンビニのイートインスペースで軽食を取っていたの
ですが、ある女性が入店してきて思わず首をすくめてしまいます。

くっきりとしてアイラインと吊り上がった眉、脱色し髪を束ねてゾロッ
と長いジャー…

1

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

年下ワンコに一途に思われて

今回は隣に越してきた理工学部の新1年生と経済学部の3年生のお話です。

受様視点で慕われ続けていた受様が攻様への恋心を自覚するまでと
攻様視点で本編裏事情を絡めた後日談とあとがき後にオマケSSを収録。

受様の実家はクリーニング店を営んでいます。年子の姉と小学生の双子の
弟妹の成長に伴い家が手狭になっていき、受様は大学進学を機に道を隔て
たボロアパートに蹴りだされます。しかしながら…

5

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

引きたくても引けない。押したくても押せない。指を咥えるだけの残酷な日常

スルメ作品だと思う。

あとがきで言うとおり、確かに地味な部類だとは思う。
でも、最初から最後まできちんと個性があり、きちんと面白い。

地味な話を魅力的にできるのは、シーンの切り取り方や並べ方、文章の選び方が丁寧だからに他ならなくて、安易な設定に頼っていない証拠でもありますよね。
安西先生ってやっぱり実力派だなぁ……とつくづく実感させられる一冊です。

ストーリーを概説してしまう…

11

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

沁みる

先生買い。2か所ほど沁みて読み進めなくなったので神にしました。「好きで、好きで」が好きだった方にはおススメしたいなあととっても思った現代日本、大学時代のきゅんきゅん話、雑誌掲載の本編160P弱+その続き80P弱+あとがき+掌編8P+草間先生の爆笑カット0.5P。

友人と二人、二日酔いでくたばっている所へ「隣に越してきました!」と爽やかに挨拶に来たのは、昔、家庭教師をしていた2歳下の入江。片想…

12

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

年下攻めは良かったのですが

草間さんのお描きになる一途な年下攻めを拝みたくて購入させていただきました。
いやー、書店で手にとったらいてもたってもいられなくなってしまって。

深水が家庭教師として教えた当時高3の入江が大学に合格して
深水のアパートの隣に引っ越して来たという
なかなか行動力もあり健気な年下攻めなんですけども
なんでそんなに深水がいいのかな…??と思ってしまってすみません。
入江がゲイで、好きだと告…

7

ふたりのベッド 小説

安西リカ  草間さかえ 

一方的な恋から始まるが

大学生(後輩)x大学生(先輩)

高校の時の家庭教師だった大学生の先生を好きになるお話。
攻めが一方的に先生に恋焦がれて、それが成就するまで。

受けはノンケだけど、攻めの好き攻撃にて最後は両想いになるんだけど、
受けが攻めに惹かれていく過程が全く伝わらない。

攻めはただただ好き好きで、一種ストーカー見たく気持ち悪さを覚えた。

ここ最近の安西先生って中身が入れ替わってしまっ…

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