安西リカさんのレビュー一覧

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

気になってたあの人のお話

実は「嫌いな男」のレビューで「向井の友人の伊崎のスピンオフも是非お願いいたします。」と書いていたので購入しました。でなければピンと来なかったかもしれません。

「嫌いな男」ほどハマれるか心配ではありましたが、終盤の安原視点の「今夜の月は」があったことでグッとお話が深くなったと思いました。

単なる近所の飲み友達としていた相手の存在が段々と心地良くなって来て…というお話でした。肩肘張らずに自…

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『隣の男』ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

父の恋人

本品は『隣の男』のフェア店特典ペーパーです。

本編後、安原の娘視点でのお話です。

安原は娘・栞を授かった事で学生結婚しますが
離婚となり、娘は元妻の元で育ちます。

そんな負い目も有って栞に甘い安原ですが
娘も友人からファザコンと揶揄われるほど
安原が大好きです。

今日の予定していた予定がキャンセルになった栞は
思いついて安原宅への訪問のお伺いをすると
「好きなもの…

1

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

偶然の出会いから始まる恋

今回は食品メーカーの研究室室長と
デジタルマーケティング分析会社の社長のお話です。

受視点で居酒屋で相席した攻様が大切な人になるまでと
攻視点で本編の裏側を絡めながらの後日談、
あとがきの最後に続編のさらに後日談となるSSを収録。

受様は幼い頃に父を亡くした影響か背伸びしても
手が届かないと思わせる相手への憧れと尊敬が
そのまま恋に直結しがちです。

学生時代に出会った外…

8

ふたりでつくるハッピーエンド 小説

安西リカ  金ひかる 

21歳差のときめきとかわいさ

終始穏やかな雰囲気進む、とっても甘くて素敵なお話でした。21歳の年の差ものはなかなかないのではないでしょうか?

人気実力派ベテラン俳優の攻めと、ひょんなことから攻めの家に居候をさせてもらうことになった大学生の恋の物語。
両視点で語られる日常生活の中に小さなときめきがあちこちに散らばっていて、読み進めながらときめきを拾い集めてはじわじわと萌えが積み重なっていくようで、最初から最後までふわ〜っ…

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『隣の男』ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

楽しいです、この後日談ペーパー。どうせ本編買うなら、こちら付いている本屋さんでぜひぜひ。

++

「ファザコン」とよく言われる栞。今日も突然時間が空いたので「そっち(パパの家)に行ってもいい?」と押しかけることにし・・というもの。

その途中で、めっちゃキレイな人(♂)とすれ違い、かつ「ふわり」といい香りがしたもんですから、大興奮状態で「めちゃくちゃ綺麗な人とすれ違った!!!」と報告…

1

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

憧れ

割と多くの人が気にしていた前作サブキャラ伊崎のスピンオフ。やっぱり「読みたい」って何らかの形で言うもんですねー、出ましたよスピンオフ。私としてはつらい恋の方がより気になったので、萌にしました。書き下ろし本編150P弱+その続き60P超+あとがき。

長年付き合った男との関係を清算し、新しく通うジムを近所で探す等している伊崎。近所の居酒屋でよく顔を合わせる男と、まったり呑むのが楽しくなってきて・…

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ロング・エンゲージ 小説

安西リカ  緒花 

遊び人受けだけど意外と純粋

遊び人の受け(しかも女の影あり)
ということで、買ってはいたものの中々
手が出せなかった今作ですが、
安西先生熱が高まり思い切って読んでみました。
いや〜〜今作もめちゃくちゃ良かったです!

今作を読んで、
安西先生作品が好きな理由の一つに
主人公の人間的な成長というものが
描かれているのが大きいのかなぁと思いました。

今作でも受けか久瀬君が鳴町に愛想尽かされた
のではな…

3

恋をしていたころ 小説

安西リカ  尾賀トモ 

こういう話をもっと読みたい

安西先生〜…最高ですぅぅ。
この何でもないような日常の空気感に浸るBLが何より大好きなもんで……たくさん楽しませてもらいました。

BL小説界にはファンタジー作品が溢れきっていて、もちろん私もファンタジーは好きでよく読みますけど、現代ものにしか感じられないすぐそこにある親近感がすんごい好き。読者と同じ世界線に存在していると思わせるストーリーの進み方や時間軸をベースに、作品の中から溢れ出るキュ…

2

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

こだわらない男とこだわる男

良いお話でした。
スピン元についつい比べちゃうんですよね。いけませんね…。

始まりはいきなり失恋したところで…。
なんか伊崎の恋の基準や論理や行動が価値観が合わなくて納得しずらくて。そうなんだね…と思って読んでましたが。

やたら安原のことをタイプじゃないと繰り返したり。まあ伊崎が戸惑ってたんでしょうが、しつこかったかな…?

ようやくわかる伊崎の恋の基準や論理や行動の元。そうだ…

8

隣の男 小説

安西リカ  北沢きょう 

心地よい年の差の恋

安原×伊崎


『嫌いな男』の
向居の仕事のの相棒であるの伊崎お話。
ちなみに向居カップルもちょっと登場する。

今回も個人的にはドキドキ感が足りないかなと思う。
気楽な友達関係が恋愛に進展するという展開が予想通りで、
もうちょっとスパイスが欲しいかもしれないが、
心がなんか安らぐ感じがするのだ。


長い間の恋が恋が終わり、
しばらく恋愛しないと決めた29歳の伊崎が

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