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10/86(合計:857件)
安西リカ 市川けい
こずまる
ネタバレ
安西リカ先生のオメガバース!!オメガの有とベータの道隆の恋物語。有は一度だけαと関係を持ったけどそのすぐあとに出会った道隆に恋をして、パートナーになって…ながーくいい関係を続けてきた。 そんな中でその一度だけのαと再会してしまう。意思とは別の引力みたいなものに影響されてしまう。有の葛藤はしんどかったけど…。やっぱり安西リカ先生のお話は好きだなぁ。とっても好きなエンドでした。 まだまだ始…
安西リカ おおや和美
ひみた
Kindle unlimitedにて。すごく良かった…!読みやすく展開と文章にストレスが無い、純度の高さ。そして大切なことが詰まっていたし、幾らでも読めるくらい登場人物が魅力的で居心地がいい。安西先生の後書も楽しそうで、のびのびいきいきと書かれている小説って感じられるものなのだなと思いました。 お世辞が下手で愛想のない銀行マンが慣れない恋に頑張るのも、年下でちょっと可愛いのも最高。Hの時に余裕な…
安西リカ 楢島さち
ちゅんちゅん
何事にも動揺しない大学生と二世俳優 両親が大物俳優で姉は美容インフルエンサーの碧(受け)は赤ちゃんの時から業界にいる芸歴だけは長い俳優。 大ファンの監督の映画に念願かなって出演できることになったのですが、自分がやりたい役は別にありオーディションを受けるも落選。その役を射止めたのはたまたまピザの配達に来た森田(攻め)でした。 映画に全く興味もなくやる気も感じられない森田が気に食…
安西リカ 北沢きょう
フランク
「嫌いな男」のスピンオフとのことで「嫌いな男」を再読してからこちらを読みましたが、再読しなくても問題なさそう。 全方位に渡って美意識も高く拘りもある伊崎が、普段なら絶対にスルーするような居酒屋に入って、偶然知り合った相手が安原。 この攻めの安原が、いい意味で派手さがなくて肩の力が抜けた大人で良かったですね。 ゆったりまったり包容力。 伊崎はゲイだけど、安原は完全に圏外なので気取…
はるのさくら
待ってました!!攻様である森田視点(⑉>ᴗ<ノノ゙ こちら、作中にて映画のクランクアップ後の打ち上げから抜け出した2人が、すれ違ってしまった頃のお話。 碧を置いていってしまったけど、引き返してみればすでに碧はいなくて。 それまで頻繁に来ていた連絡も途絶えて、森田はついつい碧のSNSをチェックしてしまう。 ここにいない相手の事を考えてしまうのは初めてだ。 読みた…
安西リカ 小椋ムク
renachi
再会復縁ものといえばコレ!と、自分の中で一番に浮かぶ作品に出会えた気がする。今後ふとしたときに何度も読み返すと思う。めちゃくちゃ良かった! 設定もキャラクターも良かったけど、なにより序盤のアコーディオン奏者のライブシーンでぐっと心を掴まれた。というか泣いた。 再会して、昔を懐かしみつつ、相手が変わったことに寂しさを覚えて。そんな二人にリンクするように、変わってしまったライブの雰囲気が侘…
安西リカ 暮田マキネ
個々のエピソードはBLあるあるでベタなものばかりなのに、どうしてこんなに響いてくるんだろう。魅力的なキャラクターと没入しやすい文章はさすがな感じで、めちゃくちゃ良かった。 一気に引き込まれたのは、藤木の可愛さが見えたところから。 視点主の園田から見た藤木は、東京から来た25歳の年下上司。お互い敬語ながら、わりと早い段階からくだけた物言い。園田に家に誘われ分かりやすく動揺したり、園田の眼鏡姿…
ストーリーもキャラも妙にふわふわしたところがあって、雰囲気に惹かれる作品だった。特に安原の醸し出す温かみがとても好き。おじさんの休日を垣間見た気分になれるエピソードも良い。「嫌いな男」の二人の順調そうな様子も見られて安心した。 伊崎は既婚者と別れた心の整理がまだ付いていない状態で、最初はことあるごとに元彼の各務のことを思い出している。登場すると気持ち悪い言動ばかりの各務だが、学生時代からの憧…
ノンケに惚れたゲイと、好かれて調子に乗るノンケのお話。 主人公の成長が著しく、ありふれた日々に溶け込む空気感がとても良かった。ただラストが微妙。せっかく良い雰囲気だったのに、サブキャラが絡んでくる中途半端な終わり方。主役カプの幸せな結末にじっくり浸らせて欲しかったな。 南は性格の悪いキャラとして描かれているらしい。湿っぽい悪質さや粘着性は見えなかったので、特に嫌な感じもなく、スムーズに読め…
安西リカ みずかねりょう
最後の最後まで目が離せない状況が続き、主人公の問題解決とBL的な感動が一気に押し寄せる終盤が素晴らしい。一抹の寂しさを覚えつつ、希望と温かみを感じるラストに救われる。長く余韻に浸れる作品で、読後感も良かった。 主人公の透は、いろいろとワケ有り。ある一部の詳細を本人はよく知らず、滝本の記憶として語られるのが面白い。 透はかなり幼い印象で、内面は自己を保っていた時間分だけの歳を取った感じなのか…