古澤エノさんのレビュー一覧

嫌われ者の俺はやり直しの世界で義弟達にごまをする 小説

赤牙  古澤エノ 

悪役令息の改心物語

今回は侯爵家の正当な嫡男と
侯爵と再婚で子爵夫人の連れ子兄弟のお話です。 

不幸なままに死んだ受様が人生をやり直し、
攻様兄弟との関係修復を図ろうとする顛末を収録。

受様は侯爵家の嫡男として生まれますが
9才で母を亡くし、10才の時に父が再婚した事で
継母と2人の弟ができます。

この弟達が後の攻様になります。

再婚を喜ぶ父に受様は母を忘れたのか、
自分だけではだめ…

1

嫌われ者の俺はやり直しの世界で義弟達にごまをする 小説

赤牙  古澤エノ 

実はいい話なのでは

エノ先生おっかけで購入。お話は王道かと思ったんですけど、BLっていうより他の面で良い話じゃん!と思ったので萌にしました。本編370Pほど、あとがきなし。架空の国(なんちゃって中世ヨーロッパ)で1回時間を戻すという以外はファンタジー要素なしなお話でした。

10歳の時に二人の男の子がいる女性と再婚した父。母が亡くなったことを受け入れてなかったので我慢できず義弟達に辛く当たり上手くいかなかった人生…

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親友だけどキスしてみようか 小説

川琴ゆい華  古澤エノ 

「焦れ」が萌

川琴ゆい華先生の作品を読むのは、二冊目。
ゴールが見えているのに中々進まない
「焦れ」が萌・・と、姐さんたちが書いてます。

川琴作品の魅力は、焦れる悶えが魅力。だから、進捗テンポが遅い。
著者の進捗リズムに合わないと、本をぶん投げたくなる。

でもその衝動を抑えて、サーっと読み
その後に再読すると、リズムに合わせやすくなっているので、
 川琴作品は、サッと一読+じっくり再読、を…

1

初恋の傷跡 ~あの日、菩提樹の下で~ 小説

吉田珠姫  古澤エノ 

不思議なお話

高校時代の淡い初恋を引きずったまま大人になって再会し2人の恋心は走り出す…そんなしっとりした大人のラブストーリーなのかなと思って買いました。

…全然違った(笑)。ぶっとびすぎのストーリーになかなかついて行けずおいてけぼりになりそうでした。でもちょっとホラーじみてる怖さというか続きが気になって読んでしまいました。

吉田先生、結構メリバとかぶっ飛び設定アリの先生ですものね。そういう人でした…

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「初恋の傷跡 ~あの日、菩提樹の下で~」コミコミスタジオ特典ペーパー グッズ

嫁視点

なかなかやらかしてくださった本編攻めの嫁視点の後日談なんです、これ。本編好きそうだなと思う方はこれ付きで購入することを検討いただいた方がよいかも。

++

お抱え運転手(大沢)となんと17年もの付き合いになる攻め嫁(典代)。本編で攻め受けを逃がした後、その大沢と織音(ちゃんと本編攻めの子)と家族団らんするお話。織音はパパ(大沢)とおとうさん(攻め)を区別して理解していて、教育のたまものと…

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初恋の傷跡 ~あの日、菩提樹の下で~ 小説

吉田珠姫  古澤エノ 

紆余曲折

エノ先生挿絵だったので購入。紆余曲折しまくって、お昼の帯ドラマみたいで前半はどうなるどうなるとぐいぐい読んだのですが、攻め受けキャラに惚れこむ点はなかったなあと思ったので中立寄りの萌にしました。本編250P弱+後日談15Pほど+あとがき。シリアス再会ものがお好きな方でしたらよいのでは。

銀座の宝飾店で婚約指輪を恋人と選んだ悠一。レストランに向かおうとしていた時に、幸せそうなセレブ子供連れと出…

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初恋の傷跡 ~あの日、菩提樹の下で~ 小説

吉田珠姫  古澤エノ 

純愛が刺さる(;///;)

うわ~~~~!!!すっごい良かった!!!
真摯に向き合う純愛がとても刺さる作品でした(;///;)

吉田珠姫さんといえば私の中で「鬼畜・誘春・獣宴」
どれもぶっ飛んだ倫理観とエグみのある作品でした。
(全部衝撃的で忘れられないのよ、今もずっと)

ゆえにあらすじに惹かれて購入したものの、
さぁどこに向かって賽は投げられるのか!?という緊張感。
結果、萌えに刺さる純愛っぷりに泣い…

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図書塔うさぎの一途な恋 小説

葵居ゆゆ  古澤エノ 

愛されなくてもいいから、傍にいたい

『図書塔』を舞台に展開される、ファンタジックで美しい物語です。

主人公は半獣うさぎのチカ。チカには両親がおらず、“図書塔”の読書士長であるセザールに育てられます。
図書塔は、旧世界の書物や資料が眠る場所。読書士とうさぎは、とうに眠る書物を発掘するのがお仕事で、チカもその一員。
そんなチカは、物心ついた頃から愛情たっぷりで接してくれるセザールに恋をしており……というのがあらすじです。

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図書塔うさぎの一途な恋 小説

葵居ゆゆ  古澤エノ 

うさぎは、寂しいと死んじゃうんだよ

異種族愛のファンタジー。

自分勝手なセザールは、チカに隠している事がある。
物語の進捗につれ、セザールの虚構が剥がれていく。
でも、チカの愛は不動。
・・チカは健気というより、洗脳が解けない愚者に近い。
事件が起きて、チカを失いかけてセザールは初めて後悔する。

★以下、あらすじ。・・ 激しくネタバレするので、嫌な方は読まないで。

天才セザールは執念深くて「心の偏差値」が低…

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キャラメル味の恋と幸せ 小説

葵居ゆゆ  古澤エノ 

あまあまでモフモフ

「おいしくて食べすぎてしまうから、せめて味が消えなければ、ずっと幸せな気分でいられる。──でも、消えてしまうほうがきっといいね。そうすれば明日も明後日もマウロに作ってもらえるし、そのたびにおいしさを噛みしめられる」

人間×小動物系獣人て、嬉しい時や感じる時ふさふさの尻尾を振るのめちゃめちゃ可愛いですね。人間が可愛がるのが更に好き。しかも葵居さんのスパダリ×健気不憫受け。
ジャックが事あるご…

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