yocoさんのレビュー一覧

「錬金術師と不肖の弟子」電子限定SS「錬金術師と休日」 グッズ

これも良い!

本編で甘さ薄めだよなと思ってましたが、このSSでちょっとだけ甘さを足してもらえました。とはいえ無器用攻めと直球受け、大したことしてませんが。愛しい可愛い二人の後日談。

人気のカロンの工房で「本日お休みします」との札を見たリクト。アビーのお店にも定休日があるのかと尋ねると、新年なんかは休むよとのこと。休みって何する日なんだろうと言うリクトに、アビーは「誕生日は?」と重ねて質問してきて・・・とい…

2

錬金術師と不肖の弟子 小説

杉原理生  yoco 

面白かったなあ

charaバースデーフェア2020で円陣先生が推していたので購入。こういう世界観好きなのと、すっとぼけた印象の受けも堅物無器用そうな攻めもサブキャラもみんな好きだったので神にしました。円陣先生、おススメしてくださって本当に有難うございます。
金髪黒髪イケメン複数+竜?可愛いトカゲ?まで出てくる本編+後日談(電子限定っぽい)+あとがき。残念なんだけどho○toさんでは挿絵が無かったんですよう、うう…

8

いたいけな弟子と魔導師さま 小説

水無月さらら  yoco 

ショタだけどショタじゃなーいっ!

『受け』リシャール
金髪に青い目 美しいことこの上なしっ。
品がありおっとりしていて。
だって大国の王子様なのだもの。
『攻め』ギスラン
最後の魔法使い。
目鼻立ちぎょっとするほど整っていて、黒髪は長くてくしゃくしゃで赤青緑銀が混じってる。
右目が紫で左目が緑・・・あぁなんて美しい。
また言葉遣いが良いのよ。
なんともいえない『べらんめぇ』調で。
上手いなぁ!
200才を軽…

2

哀しくて、愛しい(表題作 声) 小説

愁堂れな  yoco 

喪失感を埋める

小山田あみ先生がイラストを担当されていた旧版を読んだ時から、惹きつけられてやまない作品です。そして読むとたこ焼きが食べたくなります。

事故で妻子を亡くした有名企業の会社員と、AVのスカウトで生活する青年。普段の生活圏から逸脱しなければ出会うことはなかったであろう男同士が、深い愛欲に落ちていく物語。

レビューでよく使う「エロ」と「エロス」は、別物として使い分けています。「エロ」は行為その…

3

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

yoco先生のイラストでマストバイ

もう表紙を見ただけで紙で買うと決めました。挿絵は全て芸術でした…。yoco先生ありがとう…。
尾上先生は初読み作家さんでした。ストーリー設定も好みだったので迷わず購入。
読後の感想の一番は文章の表現と素晴らしくリンクする王と王子の美しさです。
攻めのグシオン王はこーんなイケメンどこにいるんだ!っていう王でした。性格も率直で思いやり深いのですが、軍事に長けて冷静に状況を見極めていて世に疎いリデ…

8

夜啼鶯は愛を紡ぐ 小説

小中大豆  yoco 

一度読んだだけでは理解できないかも

この作者さんの本を読むのは初めてです。表紙が綺麗だったので気になって購入しました。
シリアスであまり甘くない内容が好きなのでお話は◎ですが、作中で描かれている受けの描写と挿絵がかなり噛み合わず・・・うーんとなりました。
ページ数があまり多くはないのと攻めの行動があまり理解できないので、攻め目線での話もあればもっと理解が深まるのかなと思います。

1

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

めちゃくちゃ最高だった

ファンタジーもの、そんなに好きじゃないんです。
基本ものぐさなんで、設定とか背景とか独特の用語とか理解しながら読むのが億劫というか。

だけど表紙に惹かれて読んでみたら、これがまぁめちゃくちゃ面白い!!
一気に読んでしまいました。

繊細に、細部まで丹念に紡がれた一枚のタペストリーみたいな作品だなと思いました。
魔法とか、禍々しい呪いとか登場するのに、荒々しい筆致の油絵みたいな感じじ…

14

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

正統派ファンタジー

花嫁ものは、もはや形式美。テンプレ導入部からの展開を読ませる、大喜利の域です笑

作者の落ち着いた文体やyoco先生のイラストから、しっとりとした上品な物語なのだろうなと期待したとおりの、欧風ファンタジーでした。

最初から最後まで息もつかせぬ展開でありながら、きっちりと構築された世界観の中で全く破綻なくハッピーエンド。素晴らしいです…!

死を覚悟したエウェストルム国王子、リディルの…

10

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

無駄な言葉がひとつもない

すごく良かったです。
初めから過酷な運命なのに、受けがメソメソうじうじしないで気高い王子なんです。
国のため、民のために命を落とすなら本望。それは決して死んでも良いという後ろ向きな理由ではなくて、みんなを助けるための手段で役に立ちたいという健やかな理由。
そのため、命を落とすことに意味がない従者は一人残らず逃がす。(どうしても言うことを聞かない一人を残して)

それでも怖い訳じゃない。で…

6

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

シリーズ集大成のような作品

 桂人とスタンが結ばれた後のアフターストーリーの様な位置付けと思っていたら、全然違いました。内容が素晴らしかった…。前作は内容の理解が難しかったですが、今作はストーリーに入りやすく、読み終えた時にこみ上げる物が大きかったです。
1ページ1ページの内容が深いのと、ボリュームが多いので、読むのに時間がかかりました。この内容が現実に起これば、心身共に消耗しそう。スタンと桂人凄い。。

 読み出した…

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