total review:286654today:11
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
72/155(合計:1549件)
ライラ・ペース yoco
フランク
ネタバレ
24日に電子発売されたこちらの作品は、私にとって最高のクリスマスプレゼントとなりました。 今年も終わりに近くなりましたが、こんな素敵なお話が読めるとは感謝です。 ウィットの効いた会話 皇太子として国民に向けた声明文 テレビでのインタビュー内容 お見事すぎてこわいくらい。 王になるとされている立場の人間の性的指向と宗教と国が絡んだお話なんて、考えるだけで禿げそうなのに書ききっ…
尾上与一 yoco
raburadoraido
正直言って、この作家さんで花嫁?どんな話に!?甘々? ・・・と、思っていたらとんでもなかったという。 いやその、結果的には甘いんですが、ストーリィとして全然甘くなかった!リディルは命がけだし、グシオン王も・・・波乱万丈! 王を助けようとして、敵陣に突っ込んで、背中を切りつけて魔法円を回すシーンがド迫力。その後で王のそばで見守って、倒れるのが切ない。 またグシオンがリディルの為に、国に帰れと…
fandesu
前作『ロイヤル・シークレット』を読み終わった後に、私はこれよりももっとガチャガチャした(事件が多い)続編を想像していましたが、それは見事に外れました。 どっちかって言うと、じっくり書き込まれています。だからベンとジェイムズの心情に寄り添って、ジレジレしながら読めるんですよ。 これがねー、つらさもあり、それ故の輝くような喜びもあり。 心をあっちこっちに連れて行ってくれます。 まあホント、面白…
空回りみっちー
想像を超えてきました。 2人で共に歩むことを決めたけれど、その先にあると分かっていた苦しみを描きます。様々な人物が様々な出来事を通して登場します。全員が惹きつけられるキャラクターです。そして2人のカミングアウトによるバタバタから一息つけるところまで展開していく技量に改めて驚かされました。主人公2人のキャラクターは一巻目のそのままでも十分魅力的でしたが、2巻目になると更に感情豊かでリアルです。2人…
コミックしか読んでなかった時は小説は敷居が高いように感じていたし、小説を読み始めてからもつい最近まで「モノクローム・ロマンス?値段高いし、なんか読むのめんどくさそう……」って思ってた自分を殴りたい!! 1200円は全然高くない!! 英語力ゼロなので自力で原本は読めないし、そもそも広い世界からこんな素敵な作品を見つけ出せる能力もない。 そう考えるとむしろたった1200円で、こんな素敵な…
けもけもぱぷ
ひさしぶりにBLジャンルの小説を読みました。 自分このみの本がすくないので、しばらくはなれていたんですが、続きが出ているとしって、あのひどいラストはやっぱり続刊があったせいなのかと購入。 前半はおもしろくよめましたが、後半になるにつれて駆け足すぎて、ざんねんながらおいていかれてしまいました。 前作とあわせて、たのしくよめるぶぶんをおおかったので、せめて今回の後半をもう一冊分くらいかけて読めた…
甘食
私、モノロマ文庫は面白いけどちょっと高くて残念といつも言ってるけど、これは高くないです。だって普通の文庫2冊分位のボリュームだからめっちゃお得!もちろん内容も充実してます。 冒頭から甘々でニヤニヤ読んでたんですが、やはりプリンスとの結婚は大変。今回はベンの方がたくさんの物を失い信じていた人に裏切られ苦難の連続でした。それでもプリンスを愛してるんだよね。カッコいいもんね。ベン以外の人の前でジ…
ぷれぱーる
すごいボリュームと読み応え‼︎ 前編にあたる、『ロイヤル・シークレット』からの続きです。 最後までどうなるか分からない展開にハラハラドキドキが止まりませんでした。 前作で、ジェイムスのそばにいる事を選んだベン。 ジェイムスは国民にゲイであることをカミングアウトし、パートナーがいることも明かします。 そして、ベンの生活も波乱に満ちたものになっていきーー… 覚悟していた以上に生…
スキン
本当にただ最高の一言に尽きます。 内容が盛りだくさんなのは、本の厚みで分かる通り。その内容ひとつひとつが本当に素晴らしい。 ひとつひとつの問題を、2人で解決していく様は本当に素敵でした。 特に妹 インディゴの問題のシーンは涙が出ました。本当にベンが素敵です。男らしく愛する人を支える姿に胸を打たれました。 本当に辛いシーンではありますが、何度でも読み返したいシーンです。 幸せになれて本…
朝丘戻 yoco
雪村
アニマルパークシリーズ5作目。これまで続いてきた四作品の四組のカップルたちと、「窓辺のヒナタ」「氷泥のユキ」に登場した忍と直央のお話が読める幸せがぎゅぎゅっと詰まった作品です。 そのなかでも忍と直央についてのお話が大好きなので、おすすめポイントを語ります。 「窓辺のヒナタ」に主人公「日向」の義弟である高校生の「直央」と幼馴染の大学生の「忍」の恋模様を描いた表題作から始まるのですが、これ…