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65/157(合計:1564件)
朝丘戻 yoco
茶々丸53
ネタバレ
アニパーシリーズ第3弾。結生と氷山はどちらも口が悪くて意地っ張り、出会いが最悪でどうなる事かと思ったけど、結生が葛藤しつつも惹かれていく様子が可愛かった。氷山に強気な態度だったのも愛情の裏返しだと思う。対して氷山の気持ちが読めない!後から考えれば解るけど、想いが通じた時はホッとしました。頑なだったのも結生が大事で誠実だったからだね。 父の死に向き合えたのも2人寄り添ってたからかな〜お父さんと3人…
和泉桂 yoco
momo5
読みやすい。 和泉先生だからというよりも、レーベル的にという要素が大きいかな。 もっとお話に色々付け足す事は和泉先生なら容易だと思うが、本作は必要最低限、押さえるべきところのみ押さえた作品という印象。 重厚なファンタジーというよりも、お伽噺といった感じ。 つまりは… もっとここ掘り下げて欲しい!や、 おぉ、とんとん拍子。 などの感想も抱いてしまったのだが、押さえるべきところは押さえら…
ときめきながら読みました。一吹がとにかく可愛い。真剣に悩んでるのも真面目で微笑ましい。バスで乗り合わせる賢司も気遣える人で素敵。自分を変える為に彼女を作ろうって約束した事で、自分が賢司を好きな事に気づいて葛藤する一吹が切なかったし、想いが溢れて時にキツイ言葉をぶつけて落ち込んでるのも可愛くて。リアルでもアニパーでも、2人の会話が雰囲気があって好きです。振られる覚悟で想いを伝えた一吹と受けとめた賢司…
華藤えれな yoco
碧雲
この本のレビューは、読後2年経過した今、書いています。忘れていたみたい。 初めて本屋で購入したBL本でした。 本屋の書棚ですごく目を引いた本で、表紙絵が赤を背景にした金色の枠どりで、なんとも格調高い。 そして挿絵が本当にきれい。丁寧に作られている、と感じたので選んだ本です。 ロシアのサンクトペテルブルクが舞台。 日本人の母とロシア人の父の間に生まれた橙里が主人公。 今作も、著者…
一穂ミチ yoco
楓gapsdogs
思わぬほうに話が展開していって不穏な雰囲気に読み進めたい気持ちが逸った。明渡(攻)みたいに自信があって強引で、生きていく能力の高い男、物語の中で読む分には大好き。実生活では関わりたくない(笑)言葉の表現がとても綺麗で読んでて幸せな気持ちになる。一穂先生はあまり言語化されない気持ちを言葉にするのがとても上手で、ちょっと後ろめたかったり、隠したい気持ちを表現されて切なくなる。1巻特に胸が痛かった。1巻…
安西リカ yoco
能楽ファン
完全に私の性癖に刺さった作品でした。不遇の受け好き。頑なに誰にも心を許さず甘える事さえしたことが無かった主人公アシュが、伝説の聖獣と出逢って、愛と生命力溢れる人間になってゆくお話しです。 風景描写、人物の行動や感情表現が細やかで、切なくなるシーンがたくさんありました。植物に隠れてしまう古い空き家に暮らすアシュとサージが目に浮かびました。 貧しい暮らしの中でも、唯一無二の愛しい養い子の未来の…
水無月さらら yoco
魔導士の弟子になった美少年の物語。 魔法使いの話は、苦手なのですけど、表紙絵が素敵なので、惹かれて選んでしまった。 樹海の老木に助けてもらってから起きる不思議。リシャールは、怖いと幼児に退行する。 Hな場面を見ると成長して大きくなる。変な魔法がかかっているリシャール。 少しHでずぼらだけど、いじわるじゃない美男子の魔導士ギズランの弟子になり、 ファンドランドに招かれて、国難を魔導…
みかみ黎 yoco
メリバなダークラブ、 嫌いと言いながら多くの読者が評価しているので、興味を持ったのだけど、止めときゃよかった。 ごめん、です。私には合わなかった。 YOCOさんの挿絵の示す通り、傍から見たら暗い話。 でも当人は幸せのメリーバッド。超Ⅿで喜んでいて逃げようとしないから、 これは悲劇とは言えないんじゃないの?こういう歪んだ愛もあるんだな、 父の異常愛から離れたくて、最愛の恋人を裏切…
ライラ・ペース yoco
renachi
緊張感を煽りながらのカミングアウトから始まる続編。 気持ちを確かめ合ったところで終わった一巻の余韻は、序盤はまだ楽しむ余裕が残されている。偽名を使ったやりとりなんかは、秘密の恋を盛り上げるエピソードとして、とても良かった。 大筋は王道だが、スケールが大きいとこうも面白さが増すのかと、引き込まれるように読んだ。今になって相手のことを何も知らないと気付く、なんてラブストーリーのお約束だが、その意味…
初モノクローム・ロマンス。とてもいいところで終わってしまい、「えっ」となった。気持ち的な決着は付けたが、その後の結果が示されないという。想像に任せるエンドも悪くないが、続編があるなら読むしかない。 翻訳文章は多視点でたまに主語が迷子に。原文の言い回しそのままのところがあり、読みながら翻訳ものであると意識することも。まあ読みにくいてほどじゃない。 比喩表現は聞き慣れないものが多く、どこか瑞々…