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樋口美沙緒 yoco
あんバターパン
樋口先生は本当に不憫で健気な子を生み出す天才ですね…。まぁまぁ読み慣れてきたかな、と思っていたんです。樋口先生の健気な受けちゃん。とんでもなかったです。 生まれたときから愛を知らずに生きてきた子よりも、生まれてから12歳になるまで母親の愛を目一杯享受してきたからこそ、その喪失の大きさが胸に刺さります。 そして礼がどうやってエドを愛し始めたのか、エドがいかに礼の心を占めていたのか、その部…
葵居ゆゆ yoco
izumix
ネタバレ
作家様買いです。 最初、タイトルの意味がわからなかったんです。 どういうことなんだろう?って。 でも、全部読み終えた時にわかりました。 すごいなぁ…タイトルって思いました。 不憫健気受けと溺愛執着攻めが好きな方には こちらの作品はぴったりだなぁと思いました。 不憫でとても可哀想な受け(十有)が、攻め(花賀屋)さんに出会って幸せになるお話なのですが 幸せになるまでの道のり…
ライラ・ペース yoco
征矢かな
2人の恋の行方に集中して読めます。 でも、恋愛感情だけではない、お互いの立場、家族、仕事それぞれへの思いも丁寧に描かれています。王室ものとして、現代的で現実的。極端に無理な展開はありません。 出会いの場面は、美しく緊張感にあふれています。一目惚れのような展開ですが、短時間にお互いを理解していく心の動きが感じられます。 ドライに見える2人の間で想いが積み重なり溢れていくのを感じさせる描写は、本…
尾上与一 yoco
コタカ
めちゃくちゃ好きなシリーズだし、今回のスピンオフも気になっていたレシェ兄とイスハンの物語なので期待していました。 一瞬で心惹かれる出会い、ピュアな初恋から純愛、そして全てをかけた真実の愛へと移りゆく愛の物語。 相手のことしかみていない一途な愛。 ……なのですが、本当に個人的な好みの問題で無理でした。 イスハンが後宮で子作りするくだり… これ、いらなかった。 めっちゃ萎え。 子…
ポッチ
作家買い。 尾上作品の『花降る王子の婚礼』のスピンオフ。『花降る~』の受けちゃん・リディルのお兄ちゃん編。『花降る~』の続編の『雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2』に登場していてめっちゃドツボだった魔法国エウェストルムの第一王子・ロシェレディアが主人公のお話で、発売日を心待ちにしていました。 もちろんスピンオフものなので前作を読まれていた方がより面白く感じられると思いますが、前作未…
安西リカ yoco
ちろこ
ずっと気になっていた作品でした。 レビューを読んで怯み、なかなか購入できずにいました。性陵辱、痛さ、切なさ、瀕死……読むのが怖いけど高評価だし読んでみたい…でも…の応酬。ほんわか子育て小説を中和剤として一緒に購入し、読後気分が落ち込んだら2冊目ゴー!しようと思い、準備万端で臨みました。 あーーー…!!何だよぉ、いい話だったよぉ。 準備要らなかったー! 確かに上記描写はあった…
あさだ2枚
「花降る王子の婚礼」の続き。 神レビューばかりですね…すみません。 ※ネタバレ注意※ 前巻は読みやすいものの設定など好みではなく萌評価。長いお話になって、登場人物の掘り下げが深くなることを期待しました。早々に記憶喪失ネタか〜〜手垢がつきまくってるんだよな〜とやや落胆したものの、結果前巻より好き!スケールの大きい話が好きなので、特にロシェ兄登場以降の壮大さが良かった。リディルが身体を失いそうに…
ヨーロッパ風ファンタジーで読みやすい作品でした。自分の好みとはだいぶ違うので評価高くありませんが、一般的には楽しめる方が多いと思います。続きの「雪降る王妃と春のめざめ」がより好きでした。そちらは萌2。 自分の好みだと、そもそも"魔法"が出てくる作品が苦手なので…魔法で解決できることが多すぎる反面、そこは魔法では解決できないんだ〜という。すべて作者のご都合ではないかと思えてしま…
kurinn
本編の最後で街外れの家を借りて住み出したエリックとルートヴィヒでしたが、その時はまだ機械人形のピピは家に来て居ませんでした。 こちらのコミコミさんの小冊子ではエリック視点のお話で、甘い新婚生活が書かれていました。まだ購入していない方はコミコミさんで購入する事をお勧めします。 ピピに習ってエリックの為に料理を作るルートヴィヒが健気で可愛いです。宝石しか食べないルートヴィヒが、エプロンをし…
もしかして葵居ゆゆ先生の作品の中では1番好きかもしれません。 今作は世界観といいキャラクターも魅力的で、更にyoco先生のイラストも凄く良かったです。10周年を迎えられた葵居ゆゆ先生の代表作になるのではないでしょうか? とにかくルートヴィヒが健気で可愛くて、純粋で可哀想で読んでで胸が痛くなるんです。 そんなに1人で抱え込まないでって、君は悪くないでしょって言いたくなりました。 そし…