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kurinn
ネタバレ
3回「5年」という言葉が使われているのです。 ロシェレディアの「だって五年も待ったのだ」という言葉と、「五年前のこの国は、自分の想像よりもずっと深刻に痛み、ほころんでいたんだろう。」という文章と「何しろここまで来るのに五年もかかったのだ」という表現。 本編ではロシェレディア10歳でイスハンが14歳の時に焼いた魚の話をしています。 そしてイスハンがこちらの小冊子で「懐かしいな。自分で魚…
尾上与一 yoco
面白かったとしか言いようがないです。そして流石の文章力でした。尾上与一先生流石です。 読む前に他の方のレビューを読んでしまったので、後宮問題に自分がどんな気持ちを抱いてしまうのかと心配になりながら読み始めました。 やはり嫌な気分にはなりましたがイスハンもロシェレディアも王族なので、2人だけの気持ちだけではどうにもならない事を覚悟していたから乗り換えられたのだと思いました。 多分ですが…
なんでも食べる
前作で登場したアイデース組の馴れ初め話です。 ロシェの魔法使いとしての資質や本人の度量、イスハンの鷹揚さがとても魅力的で気になっていたので、続編でメインのお話が出てとても嬉しかったです。 二人共にキャラクターがとても魅力的で、二人のやり取りを見ているだけでとても楽しい。ここに魔法や呪いというファンタジー要素が絡むことでストーリーの流れもわくわくが止まりませんでした。 賛否両論の後宮の…
樋口美沙緒 yoco
あんバターパン
前巻の群れを出た小鳥でやっと思いが通じ合ったと思ってましたが、やはり2人の間には高くそびえ立つ立場の壁があったということがこの八年後の王と小鳥で浮き彫りになりました。 日本に生まれ育った私には到底理解できない、貴族と庶民という身分差。それが21世紀の今でもイギリスには根付いているんですね…。 身分、立場、お金すべてを持つが愛だけ持たないエドが愛しかない礼に惹かれるのは当然のことだったん…
izumix
今更ながらこちらの作品を読みました。 前情報なしで読んだのですが、すっっっっっごく良かったです。 礼が健気ですごく良かった…!!! 普通にこのお話で一旦くっつくんだろうと思いながら読んだのですが まさかのところで終わってしまって えぇ!?うそぉ!と思わず声を出してしまいました。 エドか礼を囲ってるのはわかるけど 理由がよく分からないんですよね。 明らかに『何か』あるのはわか…
礼が母親を亡くしイギリスに渡って出会い、恋に落ちたエドと両思いになるまで12年…長かった〜。 先が気になりすぎてどんどん読み進めた檻の中の王とこの群れを出た小鳥。でもしっかり浸らないともったいない気がして、続きを読む前に再読しました。 初めて読んだときには何となくしか読めなかったエドの気持ちも、再読ではあぁ、ここはこうするしかなかったんだな…と納得しながら読めたので結果、続きを読む前に…
葵居ゆゆ yoco
ねこのしん
270ページの二段というボリュームでしたが、一気に読みました。 とにかくルートヴィヒの心のまっすぐさ(幼さ)と境遇の不憫さに泣き、自分の存在が異質で憎まれていることを知りながらも、人のために頑張る姿がひたすら健気でそこでも涙が止まりませんでした。 ルートヴィヒが自傷したり傷つけられるシーンがありますので、そういったものが苦手な方はご注意ください。 この作品を読んでいると、どうしても現実の…
はるのさくら
ジョレスがそばに居るし、ロシェが嫁いでまだ間もない頃なのかな。 春になり、約束していた魚を獲りに行こう、と朝食の席でイスハンから誘われたロシェ。 魚を獲って、イスハン自ら焼いたのを食べる、までが約束の予定のロシェが、かわいい。 どんだけ食べたいんだ、と思いつつも、それだけイスハンからの手紙が嬉しくて羨ましかったんだろうなぁ、とホロりともなる。 すぐ近くの山に行くまでにも一波乱あって…
みつき999
凍りつくようなアイデースの地に嫁いだロシェと皇帝イスハンの冷たい大地での熱く情熱的な二人のお話。 出会いから嫁ぐまでのロマンチックな逢瀬、数々の困難を共に戦い乗り越え手にした幸福に感動 何があろうとこの二人は決して諦めずずっと一緒に…と願う。 特にまだ幼いロシェの可愛いこと忍び込んできたイスハンと過ごす束の間の逢瀬が可愛くってキュンキュン この作品の前二作を読んでるのでロシェとイスハ…
あーちゃん2016
めっちゃ可愛いお話でした。本編好きそうだなと思う方は、これめっちゃおススメしたいです。本編では全く書かれていないですが、おそらくロシェレディア15歳ごろで、イスハンとお出かけして川で魚を獲って食べるお話です。ああ可愛い。 ++ 朝ごはんの席でイスハンが「魚を獲りに行こう」と言い出します。あれこれ調整大変だから思い切って今日行こう!と出かけたはいいけれど・・というもの。 昔、イスハ…