total review:280907today:34
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綾ちはる yoco
しょしょまる
ネタバレ
綾ちはる先生の本は「神様の庭で廻る」に続いて、まだ2冊目の新参者ですが、なんていうんですかね、他の作家さんにはない世界観を違和感なく描いてくださいますよね。文章も読みやすくて、でも読み応えがあって。本当に才能のある方だと思います。 今回のお話は老婆に貰った指輪の不思議な力により、欲しがっていた愛情を欲しかった人からもらえるようになった、でもそれによって心は苦しいことになってしまい…というお話…
夜光花 yoco
ゆうかのん
近親もの(特に親子)は避けがちな私。 あらすじもレビューも読まず、腐仲間のおすすめリストにあったこと、推し作家の夜光花先生作品であること、yoco先生の絵であったことに惹かれて読み始めたものの、双子!もしや近親!?とヒヤッとしたのですが。 さすが夜光花先生。 こうまとめてきましたか! 類のド執着愛、ずぶずぶ沼加減が最高でした。 ミコの正体がわかった時は全くの予想外で驚愕でしたが、うん、あ…
とらのとら yoco
ちろこ
まさか続きが読めるなんて。 特にナンバリングもされていなかったので、1巻完結かと思ってました。 あのカプのその後、あのキャラのその後、あそことあそこはどうなるんだろうかと色々と消化不良な面もあったので、続きが読めてすごく嬉しいです。 虎雄と禮一郎のメインカップルのみに収まらない、様々な恋愛のドラマが幾重にも重なり合っている作品なのは前巻でもご存知の通り。前回の展開に肉付けされた内容と、新…
一穂ミチ yoco
yukimom
キスの続編。わたしの解釈ではスッキリです。 きっと読む年代によって受け取り方が変わるお話かなと思います。自分の場合は。 行ったり来たりの苑の思考にも同感で、そしてだからこそ今一緒にいたい明渡の思考にも賛同です。 そして、自分の子供時代を思い起こさせる子供がどの様に物語、二人に絡んでくるのか、すごくどきどきしましたが、良かった。ちゃんと優しい大人がいて良かった。苑も少しずつ大人になっていて、自…
読後、胸が苦しいです。 読み進めて、苑がずっと感じているどこか他人事のように感じることで自分の心を守っていたのに、好きと言う気持ちに気付いてしまった途端の別離。 あーもー読んでてつらい。楽し気な描写も常にどこか不安さが感じられて落ち着かない。でも目が離せなくて一気に読んでしまいました。 詳しい部分は割愛しますが、苑が無意識に自分と同じ部分を持っている果菜子が、自分よりも先に強かさを得ていると…
肉包不吃肉 yoco 呉聖華
たいやきおいしい
待ちに待った紙媒体がやっと発売され読み終わりました。 まず、2人がノンケ同士で顔を合わせたらすぐ喧嘩するような関係性なのにここから恋に発展していく感じが面白いです。 1巻では、9割くらいはミステリー要素になっています。2人がイチャイチャするのはまだ先かなと思いました。 ですが、BLと忘れてしまうくらい話が面白いです。2巻も楽しみに読みます!
ヤビ
※本国版で完結まで読んだ人の感想。ネタバレ避けてます。 この作品の良さはとにかく攻めの執着心にあると思います。 攻めの賀予は生まれながらに難病を患っていて人並みの幸せが手に入りません。賀家の長男として完璧を求められるものの両親から愛情を受けられず、その中言葉少ないながら唯一情をかけてくれたのが当時賀予の専属医である謝清呈でした。しかし賀予が中学生の頃、謝清呈が急に専属医を辞め、賀予の元を去…
月村奎 yoco
まふ17
タイトル通り、「甘くて切ない」お話だと、おもいました。 家庭的に恵まれない人物を登場させる頻度がたかい作家さんだとおもっていますが、この作品でも、そういう人がでてきます。 不遇な境遇で育っても、幸せになれるということがしっかりと描かれていて、読んでいて、幸せな気持ちになりました。 いわゆる「毒親」というひとが登場しますが、そういう登場人物がでてくるからこそ、物語に、ふかみがましているような気…
伊勢原ささら yoco
こひしゅが
すみません。複数の作品ページを開いていて、レビューする作品を間違えてしまいました。 消せないんでしょうか……
この物語の読み応えはスゴいッスよ!! これだけの青春恋愛群像劇を書き上げるのは大変だったんじゃないでしょうか、作者さま。 何せ登場人物がいっぱいで、皆にそれぞれストーリーがある。 最初の物語の入りは、色んな人たちがドバドバ出てくるもんですから、相関関係図が分かりにくく、苦戦しました。が、徐々にストーリーが進むと複雑な人間模様が暴かれていき、こことここはこう繋がるのか、こんな秘めた想いが……