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朝丘戻 yoco
末莉
ネタバレ
非常に朝丘さんらしい作品だと思いました。 本当に「大人」な人物を書くのが上手い作家さんだと思います。攻めである大柴の大人な対応を見て、受けである一吹と一緒に何度ズルイと見悶えたことか(笑) SNSを使ったネットでのかけあい、時間の流れ、気持ちの変化も上手く書かれていたと思います。 私は終盤にかけての二人の関係を認めてもらえず、母と口論になったシーンで涙しました。自分の感情を上手く表現でき…
御影
高校生の一吹は、通学のために毎朝バスを利用しています。毎朝の通勤、通学場面と言えば、ほぼ同じ人が乗り合わせるというのが常ではないでしょうか。まず、この設定で私は「あるある」と思いました。一吹は、服装、雰囲気から、どんな人だろうと想像したりする場面がリアルです。(笑) 一吹がバスの中で、痴漢に遭ったとき助けてくれたのが、まさにかっこいいと思ってた賢司だったのですが、賢司は一吹に「アニマル…
黒木夏兒 蒔舞(シーウ) yoco
ナポ
一巻では深まる事件の謎を追う一方で、それにより呼び起こされる藍の過去からの苦悩。そして、密かに想いを抱いていた相手、ハイエルとの関係の変化を。 二巻では体の関係を持った藍(受)とハイエル(攻)。それぞれが抱える過去の傷や互いの気持ちをより明確にしていきます。二巻からはハイエルの視点も書かれ、藍に対する感情に思い悩むハイエルが見られます。藍もまた、ハイエルと一線を踏み越えたことで、夜を共に…
イラストを担当していらっしゃるyocoさまが大好きで、それをきっかけに買いました。 台湾の作家さまということでどんなお話を書くのだろうとわくわくしていましたが、面白くて一気に読んでしまいました。 FBIに所属する主人公、藍と、相棒であり上司のハイエルを中心に交錯する事件の謎と、藍とハイエル二人の関係の変化を描いています。 作者さまはアメリカドラマが大好きというだけあり、読んで…
elly
過去の記憶にとらわれたハイエルと、彼への思いを心に秘めつつ一歩を踏み出せないラン。 1巻では全く心情の読めなかったハイエル視点でのパートが加わることによって、2巻ではより主役二人の切実な思いが伝わってきます。 誠実で真摯な人間だからこそ、頑なにならざるを得なかったハイエルが切ないです。 番外編は本編と打って変わって軽いノリでほほえましい。 ハイエルの変わりっぷりがもうww ダニーとア…
台湾のBL作家さんの作品です。 率直に言って非常に面白く、引き込まれました。 海外ドラマを観ているかのような情感ある作品です。 訳者さんの奮闘ぶりがうかがえるような文章で翻訳物にありがちな違和感が少なく、非常に読みやすいのもポイント。 色っぽいシーンは皆無に等しいのに、想像力をかき立てるようなシーンがちらほら挿入されていて描写がお上手だなぁと。 事件の全容、藍とハイエルの関係、気…
ココナッツ
イラストが好みだったので購入。 本当にイラストは素敵! 朝丘さんの作品を読むのは確か三冊目です。 受けの一吹は高校生で母子家庭。 母親が海外赴任中のため、一人暮らし。 自分がゲイだと他人に打ち明けられず、友人を作るのも苦手。 攻めの賢司はSNSを運営する会社の経営陣のひとりで、一吹と同じバスで通勤している。 バスで知り合った一吹をSNS『アニマルパーク』へ招待する。 ま…
雀影
なんだか普通にアホな、男子高校生の日常ネタ。 昼休み、教室で一吹は林田と嶋野の三人と、揃ってそれぞれ自分のスマホをいじっています。 一吹は賢司と『アニパー』でチャット中。 賢司は昼休みでまわりに人もいないし、仕事も余裕があるらしくて、段々話はあやしげな方向へ、 チャットセックスなんて単語がでてきて、どうしよう?って、 学校の、後15分しかない昼休み。 迷うこと自体がって言うか、ほと…
青海
朝の通勤通学バスで毎日見かける、同じ顔。生まれるドラマ。 高校生の一吹は、痴漢にあっている所を目撃された事がきっかけで、 IT会社副社長の賢司と言葉を交わすようになり、友達になります。 人付き合いが下手な一吹は、下の名前で呼び合うような親しい友達はいなくて。 女の子の下品な話をする同級生の林田達に馴染めず、疎外感を感じています。 自分がゲイである事も隠しているし・・・ そんな一吹を…
snowblack
二人が付き合い出して暫くした頃の、教室の昼休みの風景。 それぞれが付かず離れず勝手なことをする中、 一吹は恋人の賢司と、『アニマルパーク』でチャットをしている。 そこからチャットセックス云々という話になったところで、 先生に呼び出された一吹は、友人達にスマホを預けて席を外す。 で、戻ってみると勝手にアレコレやりとりしちゃっていて…… そりゃ怒るでしょ!とも思わなくはないけれど、…