total review:281021today:11
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
118/153(合計:1527件)
一穂ミチ yoco
ririn
評価の分かれる作品だと思います。 でも読んでよかった。 作品の内容は他の方が書かれているので感想を。 これをBLと表現するには言葉が足りない気がします。 文学?でもそれだけでもありません。やはりBLです。 こういう作品が書けるのはファンが多い一穂さんならではだと思いました。 たしかに商業BLでは嫌煙される内容かもしれません。 けれど、キャラクターが生きてる。ちゃんと呼吸を…
樋口美沙緒 yoco
風揶
表紙に惚れて買いました。 初めてのパブリックスクールパロと義兄弟です。 近親相姦が好きな私には兄弟ぽさがなく、少し物足りなかったですが、面白かったです。 後半になるにつれ攻めの嫉妬も見れて良かったです。 ただ少し受けが攻めをそこまで好きになる理由がわかりませんでした。 セックスシーンは私の好みドンピシャだったので最高でした。 他の方もおっしゃっていたのですが、一巻ずつ買うと死にます笑 …
凪良ゆう yoco
まりぽん812
ネタバレ
表紙の男の子(ニコ)が、女子みたいに髪飾りをして悲しそうに泣いていて…。ものすごく可哀そうに見えて、なかなか手が出せなかったのですが、読んでよかったです! ニコの切ない描写が多いですが、ニコも含めた登場人物たちへの作者の眼差しは優しく、読後は温かい気持ちで満たされます。自分も周りの人たちに優しく接したくなる、そんな作品です。 田舎の家庭菜園の野菜、味が濃くて美味しいんですよね。私も田舎育ち…
カラフル
小説のレビューランキングが上位である事とyoco先生のイラストに惹かれ購入しました。この作家さんの本を読むのは初めてであり、よくある幼馴染みものかなーと軽い気持ちで読み始めたのですが、幼馴染みの二人のターニングポイントとなる各年代の珠玉のエピソードで紡がれた一風変わったストーリーが新鮮で良かったです。主人公の苑の計算されていない素朴な健気さに心を打たれました。 特に後半の展…
chikichikibonbon
本当の意味で、このシリーズを理解できたのは表題作を読んだから。1作目より2作目の方が断然良かったけれど、3作目の「八年後の王と小鳥」はシリーズの核となる話で必読の書!!そして、涙なしには読めない。 エドが告げる言葉「―俺の血を抜いて」には、英国貴族にとっての血統の意味と重さと価値観などすべてのものが集約されている。それらを真に理解したとき、エドワード・グラームズという男の立ち位置と根本が理解…
M+M
ショートなんですが、後日談ということで甘い話ばかりでした。 尾上セイラ「ジンの鍵と三つの願い」 (「千の夜とジンの鍵」より) 「三つの願い事」を考える仁の話。そして、ただ一つの願い事を叶えるユクセルの話。 さとむら緑「恋のない国」(「魔法のない国の王子」より) イリアがヨアヒムに心を許していく様と、静とヨアヒムの山桃かけヨーグルトの話。 「vital signs」凪良ゆう(「…
朝丘戻 yoco
とし和香
坂道のソラから来て買いました。 私的に「男の人が好きということで悩んでいる」というのがちゃんと描かれているのが高ポイントでした! 朝丘戻先生の作品(まだソラとヒナタしか読んでいませんが…)は受けがとてつもなく可愛いですね! 「女の子らしい」という可愛さではなく、電車の中でたまに見る華奢な男の子のような可愛さがたまりません( ̄∀ ̄) (伝わるかな…笑) 攻めの新さんについて。 …
pnz
普段BLは漫画ばっかりで、小説はほぼ純文学しか読まないです。 先日木原音瀬先生の「ラブセメタリー」を読んで先生がBL出身だと知ってBL小説も読んでみようと思い、色々探ったなかから前々からpixivでファンだったyocoさんのうつくしいイラストと感想レビューを頼りに購入しました。 めちゃくちゃおもしろくて一気に読み切ってしまいました。 苑の言葉はいつも明渡を否定するもので、もやもやすることもあ…
snowblack
柔らかに見える一穂ミチという作家の容赦なさ、そんなものを改めて感じた本作だった。 人が人を好きになる気持ちは、一体人間の体のどこに宿るのか? 今では心は脳にある、と誰もが知っていて、でもどこかで納得できない そんな根源的な問いが作品の根幹にあって、読み終わった後 ハッピーエンドなのだとは思うけれど、手放しで喜べず タイトルは「キス」というこの上もなく明快でシンプルなものなのに、 考…
本編の終わり方には賛否あるだろうなーという感想。 個人的には夜明けのようなイメージのあれで悪くないと思うのだけれど、 明渡視点のこの特典ペーパーがあると、確かにBLとしては収まりがいい。 個人的には最後の一言に込められた意味、にグッと来ましたが、 これを特典ペーパーでっていうのは、ちょっと残念な感じもあり じゃあと、こんな話でしたよ、というのを書いてみます。 ということで、以下…