yocoさんのレビュー一覧

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

素直にすごいなと思いました。

すぐ隣にいそうなメガネ屋さんで働く律がお客さんとして来店した年上の小説家、倫太朗と知り合い、だんだんと個人的に仲良くなっていくお話です。

現代もの、メガネ男子、自己肯定感かなり低めという自分の癖とは違うタイプの律をかわいいと思えるかな?と読み始めました。
もちろんすぐに律のかわいさに惚れてしまい、幸せになって欲しくなりました。
当て馬とかめちゃくちゃすれ違うとかではなく、ゆっくり穏やかに…

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病案本 Case File Compendium 2 小説

肉包不吃肉  yoco  呉聖華 

性癖の宝庫

2巻はエチエチのエチなんだけどミステリーも面白いという事を言わせて欲しい!BL要素がないところもしっかり読みごたえがある。そして2人とも頭が良くてカッコイイ。アクションシーンは頭で映像が鮮明に再生されるほど躍動感があり、読んでて楽しかったです。

エチは好き嫌いがガッツリ別れそうではあるが、私は性癖にぶっ刺さりすぎて大興奮。全てが無理やり、痛そうなシーンてんこ盛り、可哀想な受け。受けがボロボロ…

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病案本 Case File Compendium 1 小説

肉包不吃肉  yoco  呉聖華 

ガチで頭おかしい攻めくん

今まで読んだ中華BLに出てくるキャラクターは、狂気的な行動にも何かしらの信念や理由があるため、理解や同情ができました。しかしこの作品の攻めくんはマジで頭おかしいです。だがそれがいい。異質すぎて新鮮な気持ちで読みました。受けちゃんもこれまた現実にいたら受け入れがたい、お堅い性格をしてます。そんな彼が受けというのが良いんよ!

私的に受けちゃんが性癖の宝石箱や!
・プライド高め/お堅い性格

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泣けない竜は愛を捧げる 小説

葵居ゆゆ  yoco 

大人の絵本

序盤から泣けてきて泣けてきて、誰もいないところでひっそり読みました。
世界でたったひとりになってしまった竜のルート。
純粋、まっすぐ、自己犠牲がすぎて
身体を傷つけて宝石を出す場面では涙が止まりませんでした。
あんなに冷たかったエリックが初めてルートの名前を呼んだ時は胸がギュッとなりました。
エリックが少しずつ少しずつ心を溶かしていく様子、ルートのひたむきさ。
ピピも良い仕事します。

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愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

選択して生きていく、

ニコ視点で描かれている前半部分は榮を想うキラキラな気持ちごと切なさに包まれている感じで、
『ニコール』として振る舞う姿や閉鎖的な世界で肩身狭く暮らしている様子にも苦しさが募ります。

榮に対する想いだけがニコを動かす原動力なのに
それが彼に伝わらないだけではなく、
ほかの誰かを想っている感情をそばで浴び続けるだなんて、なんて悲しい片想いなんだろうか…。
ニコにとって何もプラスにならない…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

読了後震えた!全員の幸せ

シリーズ一気読み。無我夢中です。
気になっていたステラの巻。
ステラやロシェの生い立ちや現状を知ると
どれだけリディルが健やかなのかわかります。
赤腕の騎士というタイトルがセプトのことだとわかり
「絶望せずにいられたのはゼプトのおかげ」という箇所で涙しました。
ステラの生い立ちとゼプトの出会いでダダ泣き。
yoco先生の絵でまた泣く。(先生の作品は宝..)

イルジャーナの跡継…

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雪降る王妃と春のめざめ 花降る王子の婚礼2 小説

尾上与一  yoco 

電子限定SS読みたさに購入

紙も買いましたが電子限定のSS読みたさに再度購入。
「遥かなる皇妃のためのパルティータ」掲載
本編ではドキドキハラハラ、
SSは和むものが多くたまらないです。

グシオン視点リディル不在。
大魔法使いになり全土に知れ渡たったリディル。
そのリディルに謁見を求めて遠路遥々きた
老人の前で困り果てるグシオン。
一人許せば不平が生じ、全てを許せば大変な事になるとガルーが言っていたという…

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キャラ文庫アンソロジーIV 瑪瑙 [氷雪の王子と神の心臓] 番外編 小説

尾上与一  yoco  円陣闇丸 

「満月とうたかたの逢瀬」

アンソロジーの中の尾上与一先生の作品だけの分冊版。
「満月とうたかたの逢瀬」が収録されています。
新規ファンなので電子で追えるのありがたいです。
紙特典も電子化してほしい..
たくさんあるようなので書籍化してもほしい..!

『氷雪の王子と神の心臓』の2人、
『雪降る王妃と春のめざめ』で明らかにされた設定が絡んでくるので三冊読んだあとに読みました。
2組のカップルが一堂に会するお話…

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氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

イスハンとロシェの物語

初めてのファンタジー小説
評価の高いこちら読ませていただきました。
花降る王子から無我夢中でまさに心酔!
yoco先生の絵が、装丁がすばらしくマッチして神々しいです!

前作で登場したロシェの過去が書かれた作品。
賛否が分かれているのは知らずに読みました。
モロ踏みでしたね、地雷⋯
この作品でショックを受けたのは、ファンタジーの中のリアリティからかもしれません。
オメガバでもない…

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虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3 小説

尾上与一  yoco 

みんな頑張った。

 前巻に続き、今回もメインはリディルとグシオンの冒険譚でした。そこに、リディルの兄である第二王子ステラディアースとその傍使えの騎士ゼプト、リディルとグシオンの養子であるヤエルが絡んできます。

 兄のステラディアースは生まれつき体が病弱すぎて、第一王子のロシェレディアの作った繭の中でしか生きられません。その繭が壊れかかっていて、永久に壊れない繭を作るためには『神の心臓』なるものが必要でした。ま…

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