yocoさんのレビュー一覧

甘くて切ない 小説

月村奎  yoco 

難しい

いつもほんわかあたたかい気持ちにさせてもらうことが多い月村先生の作品。
yoco先生も大好きなので迷うことなく手に取ったのだけど…
これは思わぬところでだいぶ抉られたなーという印象です。
もう、律の母の言動すべてがムリ。

少しずつふたりの距離が近付いていく様子にドキドキしたり、わりとわかりやすく倫太朗にモーションをかけられても律には響いていない感じにヤキモキしたりと倫太朗と律の恋模様に…

0

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

強い引力で、

冒頭からすでに切ない恋の予感を匂わせていたので
タイムリープした先の過去でも幸せが待っているとは限らないな、と覚悟しながら。
彼らはどんな運命を辿るのかを見届けるべく、ものすごくドキドキしながら読み進めました。

ニューヨークにいる由弦のもとに突然現れた絢人の
突拍子のない発言に戸惑いながらも
すんなりタイムリープすることを決めた時点では
『恋をしない』ことを決めていた由弦でしたが。…

1

病案本 Case File Compendium 4 小説

肉包不吃肉  yoco  呉聖華 

BL!

賀予が謝清呈に対する感情を恋愛感情と気付いた為、やっとBLらしくなってきました。

3巻までは賀予と謝清呈の性行為のシーンはあるものの全て賀予が無理やり始めてたのでBLというよりかは難事件に巻き込まれる2人のイメージが強くミステリー小説を読んでいる気分でした。

ですが、4巻の最初は引かない賀予に折れた謝清呈が自暴自棄になって賀予と性行為を行いますが、事細かに書かれていて中々刺激的でした。…

0

病案本 Case File Compendium 3 小説

肉包不吃肉  yoco  呉聖華 

BL?

3巻の前半は賀予が患っている精神エボラについての深掘り、後半は謝清呈の過去について明かされるという感じでした。

賀予は無自覚に謝清呈に恋心を抱いているのかなと思っていましたが、どちらかというと一回抱いたからこその所有欲や独占欲などが強くまだBLにはなっていないという印象です。

謝清呈はずっと冷徹非情な人物というイメージが強かったのですが、彼の生い立ちを知り悲しい気持ちになりました。彼は…

0

病案本 Case File Compendium 4 小説

肉包不吃肉  yoco  呉聖華 

この恋愛は、爆撃的 

文章表現が、いまひとつと思えましたが、恋愛展開表現とエロ表現は、最近ここ5年で最高。神だ!
賀ちゃんの憎しみから強姦 それが執着へと変化、謝君の無理やり犯され、プライドズタボロ 嫌なのに相手に付きまとわれ 再度凌辱。だんだん 深みへひきこまれていく、この2人の心の変遷が、萌えポイント。
謝ちゃんの 大人の男というキャラも良い。ショタは嫌いだから。
あたいは、賀ちゃんの味方なので、謝ちゃんが抵…

0

病案本 Case File Compendium 2 小説

肉包不吃肉  yoco  呉聖華 

あまり…

主人公の精神が幼い感じがしてしまい、今のところ、あまり感情移入できない。
共感するところが少ないですが、この2人の今後は気になります。

0

閣下もいい加減、庇護欲まみれですね!? 小説

みやしろちうこ  yoco 

庇護欲まみれから新しい関係へ?

表紙のデイルにすごく惹きつけられました。
なにこの可愛い子?特に目と眉。
ふわふわな髪に口元を軍帽で隠す、まるでミロのヴィーナスの腕がないような、どんな顔なんだろうと期待させるポーズ。

お話はデイルがずっとずっと、己の体と周囲の過保護に苦しんでいるというか。
見た目は今にも死にそうだけど本人は全然平気で。なのに周りが勝手に心配して過保護になって、やりたいこともできない。
そんな葛藤が…

0

閣下もいい加減、庇護欲まみれですね!? 小説

みやしろちうこ  yoco 

これは覚えている!

いやー面白かった。みやしろちうこ先生初読みだったんですけど、表紙の白鬼ちゃんのこの目力!この目力通り、なんとまあ生命力にあふれた子か!ほんとに楽しい一冊でして、いつまでも覚えているだろうなと思います。圧倒的な何かがちょっと足りない気がしたので萌2にしました。ふふ。楽しい。これ続かないかなあ。余裕で続きを書いていただける気がするんだけど。

角の数や色で強さが分かる鬼の世界で、生きているのが珍し…

3

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

大満足な一冊

ストーリーが面白すぎて、さすがの人気作に圧倒されました。

不憫で健気な受けはあまり好きではなかったのに、礼の変化が著しくて、また俺様執着のエドの度を超えた執着が好きで、一気読みでした。

礼の問いかけに、無愛想に答えても、愛が溢れてしまうエド。
背負うものが大きすぎて、一般人には想像もつかないようなプレッシャーを抱え、独り立ちして、礼を迎えに行くまでのエドの精神力、何よりも礼が好きなの…

0

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

エドの拗れっぷりがすごかった!

高評価の通り、読む手が止まらず、一気に読み終わりました。

個人的には、溺愛攻め↔︎しっかり者で強気の受けが好きなのですが、本巻を読むと、攻めのエドの気持ちはうっすらと愛が垣間見えるが、礼はまだカゴの中の小鳥で、不憫な受けのままだった。

礼の母との別れや、母以外から必要とされたことがないなど、その不憫な出自を読めば、この性格もなるほどと頷くしかない。
そんな礼がエドの意向を無視して入学…

0
PAGE TOP