ジョシュ・ラニヨンさんのレビュー一覧

アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

シリーズ一気読みが止まらない

この作品の出版当時新聞の年末書評総まとめで、三浦しをん氏がその年のベストを何冊か上げてる中にこの作品があり、面白いんだろうなぁと思いつつ何故か食指が動かず月日は流れ・・・ Kindle Unlimitedで見つけて今更ながらようやく読んでみました。

いやースゲェ。めちゃくちゃに萌える・・・!
久々に睡眠削って読みました。というか、眠くならない!二人の先が気になって!
なんだろう、一応ミス…

3

モニュメンツメン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

やっぱり終わり方が神だった

シリーズ四作目。ガッツリ美術犯罪捜査のお話。正直あまり興味を惹かれない分野だが、ジェイソンの絵画への傾倒ぶりが伝わってくるおかげか、楽しくすらすら読めた。

サムとジェイソンのカプは導入から甘々で、あまりのサービスっぷり(?)に後半どんな落とし穴があるのかとヒヤヒヤしてしまった。あんなに渋み強めだったサムがストレートに愛を囁いている……どうしたサム!?とそわそわとニヤニヤを同時に体感した。

6

マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

何をしてもギャップ萌えを生む男

シリーズ三作目。完結を待てず読んでしまった。
今作は襲われたジェイソンが療養休暇に入り、サムの実家で過ごすお話。大まかな流れはシリーズのパターン通り。サムがびっくりするほどのギャップ萌えを放ってくる、お決まりの萌えシーンもあって嬉しかった。

療養といってもジェイソンは事件に関わっていくし、サムはジェイソンを襲った犯人探しに必死になっている。
が、それよりも胃がキリキリしたのが、サムの母親…

5

ウィンター・キル 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

他シリーズ作品を再読したくなる

同作者の過去作、殺しのアートシリーズ・All's Fairシリーズでちらほら名前が出ていたアダムのお話。事件でやらかし、閑職同然の仕事をこなすアダムと、ド田舎の保安官補ロブの出会い編。

ロブは明るく、根っからの優しさで地域住民たちに私情を入れまくって捜査する、いかにもな田舎警察。最初は冷たくされることに慣れていなかったりと、遊びで手を出したらダメなタイプでは?と心配になった。杞憂だ…

8

アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

腐女子なら一度読んでもよいと思う

名著である。
間違いない。ただ、一巻だけ読んでもその良さは解らない。
全巻完結まで読んでみて、多分素晴らしいと気づく。そんな本だ。
一度腐女子なら読んでみて、損はない。

アドリアンは美しい男で、品がある優美さを兼ね備えた黒髪で背が高く、地中海を思わせるような瞳の色をしている。
そんな男が、ちょっと古いホテルを改装した本屋を経営していて、名画のように収まっているのは想像してみると相当見…

9

モニュメンツメン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

機械が人間に変わるとき

ラニヨンさんのお話なんだけど「どうもそりが合わねぇ……」と思ってきたこの『殺しのアート』シリーズ。
今回は良かった!
ラスト3ページが!

鋼鉄で出来たかの様な心の鎧に僅かにできた恋というヒビ。
受けが別れを決意することで、その亀裂は一気に押し広げられ、鎧そのものが音を立てて崩壊してしまうの。
ラニヨンさんの『まるで機械人間の様な攻め』が、恋する相手を失いたくないと気づくこの瞬間が好き…

6

モニュメンツメン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

渋い男の本気を見よ

いやー良い!そして続きが気になる!!
シリーズ第4作。フェルメールの幻の作品の盗難をめぐる事件です。
こちらの展開も勿論面白いのですが本作の見所はなんといってもサムとジェイソンの関係。

ジェイソンは優秀なFBIの捜査官で、情熱とプライドと信念を持って仕事に生きていますが、青臭いところもある男。その青臭さも彼の魅力ではあるのですが、本作では青臭さ故に、FBIのルールに抵触する行動をとってし…

5

海に魚はたくさんいても 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

FBIも警察官も不在

こちらもKindle Unlimitedで。Kindle Unlimited様様である。

表紙右がブレアーで、左がフィンです。ちょこちょこ視点も切り替わり、風貌の描写も冒頭にはないから(体格差の記述が途中である)序盤探り探り読みました。

「クリスマスの航路」同じくカタリナ島が!結局カタリナ島に行くことはありませんでしたけれど。
ジョシュ・ラニョン先生の作品の中で、FBIも警察官も出て…

1

クリスマスの航路 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

いい子にはプレゼントが

最近立て続けに小説を読んでる流れでこちらを読んだら、一層この文体が好きなんだなと気付かされました。ラニョン先生が好きなのか、冬斗先生が好きなのか、両方かしら。翻訳文が苦手だとか思っていたのは完全に過去の話です。

今までモノクローム・ロマンス文庫は全部電子ではありつつ購入していましたが、今回はKindle Unlimitedで。買う価値は十二分にある短編です。

相変わらず好みドストライク…

4

モニュメンツメン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

同じ干支カップル

アメリカ人達なので干支を知らないと思いますが、年齢差12歳。46歳×34歳リバあり(今作はラブシーン少なめなのでリバは無し)のFBIカップルです。今回の事件の舞台はアメリカの左上の方。モンタナ州ボズウィンという町です。毎回1ページ目に地図があるのでワクワクアメリカM/M小説、心の旅の始まりという感じがして良いのです。

今回は普段超遠距離恋愛の2人が別件の仕事だけどたまたまFBIボズウィン地方…

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