ジョシュ・ラニヨンさんのレビュー一覧

アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

M/M小説

最近M/M小説、つまりはモノクロームロマンス文庫のラインナップに目覚め、年明けから現在ジョシュ・ラニヨン氏の"アドリアン・イングリッシュシリーズを読み耽っております。

欧米もののBL小説ってマッチョなゲイばかり出てくるんじゃないのーとお思いの皆さま、そんなことはありません。
ほぼ女性作家さんばかりなので攻めはけっこうガタイがよく執着嫉妬大タイプ、受けはほっそりした美形ゲイが多い。…

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フェア・プレイ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ヒッピーが抜けない父親の話

1巻で印象最悪だった父親の話でした。名誉挽回!とまではいきませんでしたが、痛い親父までには印象アップ。
仲間はまだ既存なのに偽名ではなく本名で、しかも写真付きのヒッピー時代の回想録を出そうなんてイカレてるなと思いました。アメリカでは普通なんでしょうか?
スターに手を出さなかったことだけは褒めてあげたい。スター当時おそらく中学生くらい…手出した奴ら気持ち悪過ぎです。
フリーセックスとか言う割に…

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フェア・ゲーム 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

メガネ…?

読了後1番気になったのはエリオットがメガネをかけている描写があったか、でした。
エリオット視点の為エリオットの外見描写が大雑把過ぎて想像がし難く、挿絵で補完するしかなかったのですが、メガネ?
私が見落としていたかな?エリオットのメガネに違和感を感じました。アクションシーンでも寝起きの場面でも濡れ場でもメガネの存在を感じず、ずっとモヤモヤしてしまいました。もしかして次巻以降で描写があるのかな?

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アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

目が離せない二人の関係性

うーん、甘さはあったし面白かったものの、
個人的には1巻の方が好みだったかな…
ミステリー、事件ものとしても最初の時間の方がドキドキ、どうなっちゃうの!?という緊迫感がありました。

1巻で微妙に好意を匂わせていたジェイク。
それがいきなりこちらの2巻で進展し、くっ付いていてびっくり!えーーっ!!

…その過程を見たかった、、

と、モヤモヤが残ります。

ゲイである自分自身…

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アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

本格ミステリー。時間を忘れて読み耽ってしまった

いや…深夜に読み始めて、途中から脳内アドレナリン大爆発。
一気読みでした。

刑事もの・事件もの大好きな自分。こちらの本も名前だけは知っていたものの
手には取っておらず…だったのですが、Kindleアンリミに入っているのを知り、
拝読。

読み終わってすぐ、2巻も購入しました。

謎解き部分のネタバレなしで書こうとすると、書ける感想が少ない…;
切なく、胸が締め付けられる事件で…

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ムービータウン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

不器用な甘さが癖になる

FBI美術犯罪班のジェイソン・ウエスト捜査官が主人公の、殺しのアートシリーズ5冊目。
元上院議員の孫娘の死の真相をさぐるため、大学に潜入し講師のまねごとをするジェイソン。
大学の講師役は案外満更でもない(むしろ第二の人生の先取り?)のではと思っていましたが、読む限り、そうでもないようで。
それでも大変そうでもありつつ楽しそうに先生をやってました。

4巻のあと、それなりにギクシャクしてい…

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モニュメンツメン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一 

理詰めの魅力

FBI美術犯罪班のジェイソン・ウエスト捜査官が主人公の、殺しのアートシリーズ4冊目。
前巻の終わりがとんでもなく恐怖だったため、ちょっとドキドキしながら4冊目を読み始めました。
こちらはこちらで違う意味でひやりとしました。
3巻で二人がいかにも恋人らしい様子で過ごし、感慨深くもあったのですが、本書では真正面に対峙し対話をする場面が描かれます。
ジェイソンが規律違反とすれすれのこと(いや、違…

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マジシャン・マーダーズ 小説

ジョシュ・ラニヨン  門野葉一  冬斗亜紀 

3冊目にしてようやく恋人らしく

FBI美術犯罪班のジェイソン・ウエスト捜査官が主人公の、殺しのアートシリーズ3冊目。
「マーメイド・マーダーズ」「モネ・マーダーズ」に続き、事件そのものはそれぞれ完結するのですが、残置の案件があるので、後を引く作りになっています。
ジェイソンの視点で綴られます。ジェイソンはトラブルが寄ってくる体質で殺人事件に巻き込まれ、普通の事件物として読んでも十二分に面白いです。
恋愛面では、前2冊ではサ…

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So This is Christmas 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

5割他2カップル短編作品、残り5割がアドリアン

5巻から『次巻を読む』を選択して続けて読んだので、最初新キャラかと思ったら全くの別作品。ガッカリしながらも読んだら当たり前のように面白く、魅力的なカップルでした。
『欠けた景色』は特に好きです。この後2人はどうするんでしょうか。遠距離?どっちかの方へ引っ越す?それとも2人で別天地?妄想が止まりません。続きが読みたいなぁ。

ナタリー…アンガスとやっぱり引っ付いちゃったのは予想通りですが、兄ち…

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アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

バービー…

アドリアン…4巻でジェイクがカミングアウトして離婚することはアドリアンにとって意味があることだって認めたじゃない…。
ヨリを戻してラブラブで始まると思っていたら、元カレ達のアドリアン争奪戦でした。
まぁ、そうですね。あれだけ傷付けられたなら臆病にもなっちゃいますよね。

「パソコンでお楽しみ中なんだ。ママには言わないで」が笑えました。このセリフが出るアドリアンのユーモアセンスがホント好き。…

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