稲荷家房之介さんのレビュー一覧

えだぼん 榎田尤利デビュー10周年記念小冊子 グッズ

東海林さんとルコちゃんのイタリア話

大好きな榎田先生のこんな小冊子があると知りget。後発ファンだけど、こんな風に後からでも読めて本当に幸せ。大大大好きな東海林さんとルコちゃんのイタリア行ってからのお話(3段組、10p)が超良かったので神です。

内容はリブレさんで2010年までに出された本のあらすじ、表紙絵、人物相関図、挿絵担当された先生の絵とコメント、ショートコミック等。町屋はとこ先生が2P、円陣闇丸先生が1P、北上れん先生…

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水曜日の悪夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

悲しい運命を変えるために

事故で将来を断たれてしまった元バイオリニストと、類まれな才能を持ちながらも、バイオリンを父親に反対されている男子高校生のお話。だいぶ前に読んだはずなのだが内容を憶えておらず、再読。

教え子の真吾が諍いの末に父を殺してしまうという痛ましい事件が起こり、そのことを激しく後悔した瞬間に、和成は事件が起こる直前にタイムリープする。そのまま真吾を自宅に住まわせ、どうにか父親との接触を阻止したものの、や…

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黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~ 初回限定特別ショートストーリーペーパー グッズ

便利な能力



本編直後。
激しい情事にいつものごとく抱き潰された昴の恨み言に、「可愛い昴がいけない」と全く反省の色のない鸞でしたが、さすがに悪いと思ったのか一つ食べれば瀕死の病人もたちまち回復するという果物があるから採ってきてやろうと竜になって飛んで行ってしまいます。

急に戦線離脱した鸞を心配してやってきた竜騎士の燎はそれを聞いて慌てます。
その果実がなっている場所は瘴気の雲に囲まれた危険な場…

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黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~ 小説

橘かおる  稲荷家房之介 

中途半端な気が・・



「黒竜の花嫁」の続編。
簡単なあらすじはありますが、今作だけでは背景とか分かりづらいかなと思うので前作を読んだ後の方がいいと思います。

<あらすじ>
前作で龍蘭国の王太子鸞(攻め)の偽のつがいとして召喚されてしまった昴(受け)。
色々あって本当のつがいとなり、鸞は王太子として、昴は始祖竜を神とする神殿の神殿長として忙しい日々を送っています。
神殿の様々な問題が何のしがらみもな…

3

檻の中の純情 執事は知謀を巡らせる 小説

バーバラ片桐  稲荷家房之介 

有能腹黒執事に愛される、ぴよ受け…

とある王国の王弟と恋に落ちた、花音のお母さん。反対されつつも、ひっそりと花音を産むが、その存在は王位継承権を脅かす存在であるため、花音は生まれてすぐにいないものとして隠されてしまい、外界との一切の接触を絶たれたまま成長…。
やがて母は亡くなり、王太后に「夏の館」へと招かれた花音は、そこで働く執事・朝継に出会う。

亡くなった母親とのエピソードが語られる序盤で、すでにウルウルしてしまった。一緒…

2

蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

美しい旋律のクラシック音楽のようでした

時が経てば並び順が変わってしまうと思うのですが、私の前に書かれているミルクオオメさまのレビューを読んで「確かに!このお話はネタバレなしで読んだ方が良いかも」と思いましたので、私もそれに倣います。

というのも私はこのお話を読んでいる最中『必ずハッピーエンド』というBLのお約束を、何度も何度も疑ったからです。かと言って「これは互いを強く想いながらも運命に引き裂かれる悲恋の話だ」とも思えなかったの…

5

蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

ネタバレ無し(推奨)

大好きな作家様です。

書かれる文章の一文一文に、その世界観に、作者様の作品に対する愛を感じます。
物語を読んでドキドキする事はよくありますが、文章を目で追い、言葉一つ単語一つにしっとりと癒されるような優しさを感じました。尖って痛んだギザギザの爪に丹念にヤスリを掛けてくれるような胸に染みる文章です。ちょっと荒んでる人(笑)癒されること請け合い。お薦めですよ。

戦争物なので色々推測しつつ…

6

蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

美しき男達

かわい有美子さんのファンタジーな軍人もの。でもあとがきによるとドイツ空軍のパイロットがモデルになってるそうなのでそういう容貌のイケメンをイメージしながら読みました。

寡黙で優しい黒髪部下29歳×金髪碧眼美人エースパイロット27歳のお話です。受けと攻めは出身地が同じで受けはその土地の元貴族で領主の息子、攻めは平民出身でうっすら主従関係も入ってるのですが、幼い頃に運命的な出会いもしていてその頃か…

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蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

空にいる主と共に

かわい先生なのでマストバイ。なんとプロペラ飛行機もので、そしてなんと稲荷家先生が挿絵!なんとお二人の世界観のぴったり合うことーーーーーー!!!この組み合わせでこのお話を出してくださった関係各位の皆様に本当に感謝申し上げます。本編230Pほど+後日談2編合計14Pほど+あとがき。世界観はとても好きでしたが、攻め受けとも生真面目過ぎたのでちょっと萌えきれず、萌2にしました。

グランツ帝国の北方を…

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蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

とても痛々しいし、ひどく哀しい。でも美しい。

気高く美しい帝国軍のエースパイロットと、誰より忠実な副官。
厳しい戦況の中で必死で生き抜き、国の為に尽くす彼等の、熱い絆と深い愛を描いた物語になります。

こちら、元々は10年前のアンソロジーに掲載された作品に大幅加筆修正したものになるそうです。
プラス、書き下ろしの短編が2編。

もうね、ストーリー自体もとても読み応えがあるのですが、何よりも、気高く美しい主人公の生き方に強く心を打た…

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