稲荷家房之介さんのレビュー一覧

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

読み終わってから気づきました

六青先生の作品が大好きなので作家買いです。
今作も主人公が不憫で辛かった…ですが、ここからのハピエンが読みたくての作家買いですので次巻が待ち遠しくてなりません。

主人公が痛々しい程に苦しむ、というのは六青先生のお決まりですし、今回は続編で回収なのでセットで読まなければ読者にも幸せは訪れません。
とはいえ、相変わらず私の癖には刺さりまくりです。

悪者によって、せっかく再会できた運命の…

19

蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

かわい先生ならでは

かわい先生らしいドライな文体で綴られる男達の絆の物語で、空軍のパイロットという世界観が唯一無二。美しく気高いエーリヒが素敵!義手を媒介としたストーリーがとても好きだった。これ書けるのはかわい先生だけだと思う。後書きで飛行機操縦士への熱い愛を語ってらっしゃったのがほっこりした気持ちになった。作家さんが好きなものの話は読者として嬉しいね。かわい先生のドライな文体はけっこう読みたい気分の時あるのでオンリ…

2

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

途中から拷問されている気分で拷問中のまま読了…

この展開で、伏線回収しないまま『つづく』に萌えられるのは、もはや真性Mかと。
受けが凄惨な目に遭うのは六青先生ファンタジーBLのお約束だけど、最初はほのぼの途中から惨すぎる展開になり、そのまま終わるとかまさに生殺し……
自分はとてつもなく忍耐力がある!と豪語する人にしかオススメ出来ない内容でした。マジキツいです 涙

11

白百合の供物 小説

宮緒葵  稲荷家房之介 

初見で読める方が羨ましい!!


宮緒葵先生の書かれている犬系小説はだいたい読んできたので、正直もう他の犬種はないのではないか…?と思っていたのですが、これはまた他とは違った面白さがありました。

そんな今回は、異国のお話。
軍人×聖職者で幼少期に出会い、大人になって再会。
世は争いの真っ最中の出来事です。

※ただ、私はネタバレや人物紹介もなるべく見ずに読まれるのが一番オススメなので以下、気をつけてレビューしてい…

3

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

意味深すぎるタイトルに惹かれて

今回はある目的で旅をする王族の青年と癒しの民のお話です。

故郷を失った受様がある目的で旅する攻様が出会い、
自国に戻った攻様が誤解から手放した受様と再会するまで。

受様の祖先は空に浮かぶ島に住んでいた翼神で
末裔となる受様達は"癒しの民"と呼ばれています。

癒しの民は大陸の中央に位置する聖域にて
聖域にのみ生える護樹から滋味を得て暮らしていますが
滋…

7

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

間違い無く神作品

「偽りの王子と黒鋼の騎士」の発売から1年以上経っていたのですね。あの時も夢中になって読みましたが、今作も家人が帰宅して夕飯の支度で中断したくないほど世界観に引き込まれました。

そして途中でタイトルの「~彷徨編~」で気が付きましたが、続き物でした。泣。

もうハダルが登場してから、ルルが可哀想で可哀想で胸が痛くなりながら読みました。人を見る目が無くて後悔した過去は忘れたのかと、クラウスに腹…

21

鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

続きを早く…!

なにとぞ続きを…!早く…!
続きめちゃくちゃ気になります。そして、早く甘さあるご褒美ターンを下さい。今作は切なすぎましたゆえにっっ!

はぁ。それにしても切ない、辛い。
何がって受けへの仕打ちが、扱いが、です。
さすがの六星先生…(^ω^)
中盤からメッタメタに打ちのめされ続けたのちに、ちょっぴり攻めざまぁな展開をのぞかせてから次巻に続く!なのでホント続きが気になりますし、今作の甘さの…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

安定の

先生買い。読み終えた時「ぬあーーーーーーーーー」と雄叫びをあげてしまうお話でした。六青先生安定の「受け不憫すぎ」話、本編250Pほど。雑誌に載っていたものを改稿+その続き50Pほど、そして終わってないです。続きを気長にお待ちになれる方、受け不憫大丈夫な方限定でおススメです。

大陸中央の聖域で、「護樹」に護られ生活していた癒しの一族のルル。3年前の12歳の時、何か非常に恐ろしいことがあって故郷…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

お前にはガッカリだよ!!!

六青先生、お久しぶりの新刊で、本格派ファンタジーになります。
「彷徨編」って事からお察しのように続き物ですが、次巻で完結になるそうです。

で、こちら、めちゃくちゃ評価が難しいお話なんですよね。
えーと、続巻と込みで初めて正当な評価が出来る作品と言うんですかね。多分。
とりあえず今巻ですが、ひたすら痛いし胸がつぶれそうに切ないし、あと攻めに死ぬほど腹が立ちます。
もうマジでこの男、アホ…

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青水無月 小説

水原とほる  稲荷家房之介 

どう考えても業が深い

2006年刊、電子書籍にて購入。
本文の挿絵は付いているが、あとがきと巻末のレーターさんのおまけイラストは省略されている。
水原さんの初期作品はどれを取ってもDV描写を避ける事が出来ないのだが、この一冊も結構キツい部類だと思う。

話の展開については先に挙がっているレビューの通りで、兄・睦実は実弟・達也のDVにレイプ、更には一度逃げた報復に彼の友人達に輪姦された末に心が壊れてしまう。
そ…

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