稲荷家房之介さんのレビュー一覧

雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

ごつい

稲荷家先生なんですもん、マストバイ。開いてびっくり二段組で、なんとも読み応えのあるお話。来月もう一冊出るらしいのですが、2冊で終わりなんだろうか?WEB発だからか、とにかく読み応えあります。領民を守る清く正しい領主!な受けが気になる方におススメしたいです。核をなすお話の合間合間に閑話が入るというスタイルで、全410Pほど。書き下ろしは9P。

リンス国皇太子のエルンスト。貧乏人がかかるというク…

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雪原の月影 三日月 小説

月夜  稲荷家房之介 

ストーリ展開が素晴らしく秀逸。

初読みの作家さまでしたが、あらすじと稲荷家さんの描かれた表紙に惹かれて手に取りました。

購入してから気づいたのですが、2017年に刊行された同名小説の新装版?なんですね。旧版の方は未読。そして、今作品が掲載されていたwebの方も未読。なので、今作品の刊行にあたりもしかしたら修正等あるかもしれませんが、それらについては分かりません。

旧版の方にも内容は書かれていますが、一応ざっくり書こう…

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黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~ 小説

橘かおる  稲荷家房之介 

普通の大学生が異世界でみんなに愛される存在になる物語

① 黒竜の花嫁~異世界で王太子サマに寵愛されてます~
② 黒竜の寵愛~異世界で王太子サマと新婚生活~

二作品をAmazonkindleで読了。
著者は、官能的な表現を得意とする作家で評判。
でも数冊読んだ感想ですが、、溺愛シーン第一で、小説の背景や社会構成などは、あまり重要ではないと捉えているようで、連続モノや長編だと、あれ?と思う社会構造の綻びが出てきます。
それを気にしなければ、…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

次巻で完結、まだ旅の途中

[彷徨編]シリーズ1巻目。
この巻は、非BLに近い内容。口づけ程度の淡い恋、です。中身は、タイトル通りの内容です。
美麗な表紙に惹かれました
・・シリーズものは、完結した後にまとめて一気に読んだほうが健康上よいと思う。待つって以外と負担です。
あとがきの予告通り、次巻で完結できるのか心配しながら続編を待っています

▶かつて、治癒力を持つ鳥の一族が地上の王を決定、平和に地上を統治してい…

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玻璃の花 紅蓮の章 コミック

稲荷家房之介 

迸るエネルギーに圧倒される

 最後まで勢いが止まらない、ハードな時代物の作品でした。前巻では謎も多かったイツとスイの過去。相手を大事に想うあまり、イツを自分から切り離すことを選んだスイ。それがイツの未来を守る唯一の手段だったとはいえ、離れるくらいなら死んだ方がましだったというイツを見て、相手のための選択って究極のエゴイズムでもあるよなぁとしみじみ感じました。

 一方で、イツはそんなスイの願いに反し、彼の元へ戻ることを選…

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玻璃の花 雪花の章 コミック

稲荷家房之介 

先生これ描くの楽しかっただろうな

 一度さらさらと読み進めただけでは到底理解できないほど、登場人物達の関係性は複雑に入り組み、物語の展開も気を抜けるシーンがほぼなくて、かなり重厚な作品でした。藤原道長が生きていた時代。栄華をさらに極めんとする藤原家に、果敢に対抗していく天皇側。宮とは切り離されてしまった瑞慧の記憶に関しては、正直この巻だけではよく分からず、なぜ彼が記憶を失ったのか、どこからどこまでの記憶がないのか、次巻で理解できる…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

読み終わってから気づきました

六青先生の作品が大好きなので作家買いです。
今作も主人公が不憫で辛かった…ですが、ここからのハピエンが読みたくての作家買いですので次巻が待ち遠しくてなりません。

主人公が痛々しい程に苦しむ、というのは六青先生のお決まりですし、今回は続編で回収なのでセットで読まなければ読者にも幸せは訪れません。
とはいえ、相変わらず私の癖には刺さりまくりです。

悪者によって、せっかく再会できた運命の…

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蒼空の絆 小説

かわい有美子  稲荷家房之介 

かわい先生ならでは

かわい先生らしいドライな文体で綴られる男達の絆の物語で、空軍のパイロットという世界観が唯一無二。美しく気高いエーリヒが素敵!義手を媒介としたストーリーがとても好きだった。これ書けるのはかわい先生だけだと思う。後書きで飛行機操縦士への熱い愛を語ってらっしゃったのがほっこりした気持ちになった。作家さんが好きなものの話は読者として嬉しいね。かわい先生のドライな文体はけっこう読みたい気分の時あるのでオンリ…

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鳴けない小鳥と贖いの王 ~彷徨編~ 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

途中から拷問されている気分で拷問中のまま読了…

この展開で、伏線回収しないまま『つづく』に萌えられるのは、もはや真性Mかと。
受けが凄惨な目に遭うのは六青先生ファンタジーBLのお約束だけど、最初はほのぼの途中から惨すぎる展開になり、そのまま終わるとかまさに生殺し……
自分はとてつもなく忍耐力がある!と豪語する人にしかオススメ出来ない内容でした。マジキツいです 涙

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白百合の供物 小説

宮緒葵  稲荷家房之介 

初見で読める方が羨ましい!!


宮緒葵先生の書かれている犬系小説はだいたい読んできたので、正直もう他の犬種はないのではないか…?と思っていたのですが、これはまた他とは違った面白さがありました。

そんな今回は、異国のお話。
軍人×聖職者で幼少期に出会い、大人になって再会。
世は争いの真っ最中の出来事です。

※ただ、私はネタバレや人物紹介もなるべく見ずに読まれるのが一番オススメなので以下、気をつけてレビューしてい…

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