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13/22(合計:214件)
上田にく
フランク
ネタバレ
上田にくさんなのに、まさかの闇オークション?!って感じなんだけど、蓋を開けてみればどこかすっとぼけてるいつもの上田さん。 競り落とされた主人公の光と、雇われた先のツンツン坊っちゃまとの距離の縮め方が、なんかかわいい。 だけど、途中の展開がちょいと陳腐すぎる……。 悪役の描き方が、小学生向きギャグ漫画っぽいというか…… 好きな作家さんの作品という脳内補正があるからなんとか読め…
みざき
マネージャーの吉川くんが、有能なのかそうではないのかが分からない不思議な魅力のあるキャラクターで好きでした。なんだか彼が登場するだけで笑ってしまう。 (コミコミスタジオさんの特典では吉川くんにも会えますよ!) 無名な俳優のたまご×若手人気俳優が繰り広げる芸能界もの。 芸能界というきらびやかなイメージのある世界での2人のやり取りが素朴で、どちらかというと濃いシーンはあまりなくあっさりとはし…
hepo
「お前だろー!!」 と、何度心の中で叫んだことか…。 「片思い×片思い」萌 2−Aの忍のところへ「友達になろう」と突然やってきた2−Fの昭人。 無口で友達がいない忍に近付いてきた昭人の真意は…? という、急に知らないひとがテリトリーにがんがん入ってきて、「もしかして…?」って思ったら、という話です。 昭人が好きになれず。 上田作品で思うのは、メインCPのどっちかが好きになれない率…
ところどころにいきなりの笑いが潜んでいる、素敵な作品集です。 「氷が溶けるのを待ってる」萌 罰ゲームでゲイのナンパスポットに立っていた高校3年生の三ツ矢(17)と、声をかけてきたリーマンの斉藤(27)。 若さと好奇心でぐいぐい来る三ツ矢に押されてばかりの臆病な斉藤。 斉藤の大人としての良識や意見を全部打ち砕いていくような三ツ矢の勢いが、まさに怖いもの知らずの若さだなあ、という感じ。 …
惚れさせておいて、どっぷり浸からせておいて、急に「好きだから、お前にはふつうのしあわせが似合う!」って身を引こうとするゲイ許すまじ会会長です。 ふつうのしあわせとはなんぞや。 「午前3時の家出」(1〜3話+描き下ろし) 萌 ずっと一緒にいると思っていた恋人に去られて2年。 幸人と暮らした家に住み続けている高岡の前に、幸人そっくりな少年が現れて…。 きちんと理由が分かって別れても引きず…
BLハマりたての頃、「表紙に食べ物が描いてある」=買う!という時期があって、この短編集が初めて読んだ上田さんの作品でした。 Amazonで見つけて、届いて、表紙を直で見たときの興奮を今も覚えています。 ただ初心者には厳しい内容でした。 常識でガチガチな人間にとって、BL界にはさまざまな試練があるものです。 この作品では複数やビッチみたいな分かりやすい地雷はないけれど、何かもやっとする。この…
「おとなごっこ」「夜が明けて恋の輪郭」 萌2 「援交してる、AV出てる、怖いバックがついてる」と噂されている孤高のDK・徳間と隣の席になったおおらかすぎる転校生・長谷川の話。 出だしのモノローグのテンポが絶妙で、開始1ページ半くらいで引き込まれてました。 徳間がめんどくさいと思うことを全部「普通だろ」の一言で片付ける長谷川。 この「めんどう」「普通だろ」、「煩わしい」「普通だろ」、「どうし…
いわゆる一般論として、男性は確信がないと告白しないと言いますが、その根底にあるのは「フラれたらカッコ悪い」というメンツの問題だと思うのです。 ただこれって異性愛の場合であって、同性愛の場合はもっと深刻だよなあ。 友人をなくすかも、軽蔑されるかも、もう二度と笑いかけてすらもらえなくなるかも。 そんな不安が臆病にさせるのだろうな、という短編集。 「臆病者は恋をする」 萌2 バイト先が一緒…
藻とカレー
表題作。 しちめんどくさいw 美容師の桜井が自分に気があるのをわかっているけどお尻は守りたい、でも友達はほしい、と誘いに乗る宮田。 一緒にいて楽しいから友達でいたい、そういう関係になりたくない、もしそうなったらどうなんの?とネット検索したりゲイビを見たり。 宮田はネット掲示板オタクで自分の状況のスレを立て、レスでいじられ煽られるのはおもしろいけど、結局ソッチに興味津々で墓穴を掘るという…
表題作。 幸人と直人の兄弟どっちもめんどくさいw 幸人は同棲中の高岡くんのもとから何も言わずに出て行ってしまう。 それも勝手に一人ネガティブになってBLあるあるの彼(高岡くん)は自分と一緒だとダメだ、普通の家庭をもってしあわせにならないと、と思い込むやつ。 なんもわからないままおいてけぼりになる高岡くんがかわいそう。 そりゃ、出て行かれたまま幸人に連絡とることもできひんわ、と共感してしま…