花小蒔朔衣さんのレビュー一覧

幼なじみ甘やかしロジック 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

東西南北・眼鏡ズが最高‼︎

『ダメ博士とそばかすくん』のスピンオフです。
知らずに読んでしまったのですが、全然問題なかったです。

モブオブモブの大学院生・一弥は、ひとつ下のイケメン・壮平に片想いしています。
20年近くも友人を続けてきた一弥にとって、この想いは秘めたるもの。
一方の壮平も一弥にベッタリで、アパートの隣人同士の2人は常にイチャイチャで……という、両片想いのムズきゅんラブです。

幼なじみという不…

8

幼なじみ甘やかしロジック 小説

間之あまの  花小蒔朔衣 

あっまーい!

『ダメ博士とそばかすくん』のスピンオフ。
そちらの主人公の米原くんが結構重要な役で出て来ます。もちろん千堂准教授も。なので、前作がお気に入りだった方はお手に取られた方がよろしいのではないかと。
ただし、そちらを読んでいなくても充分楽しめます。実際、私は未読ですが、とても癒されました。

このお話、両片思いものの王道です。
そんでもって、年下ワンコ攻め(世話焼き系)の王道でもあります。

4

湯の町茜谷便り 小説

砂原糖子  花小蒔朔衣 

詰め込みすぎ感が…

やや寂れた温泉街。
二つの温泉組合にわかれて対立しあってる温泉街の人たち。
小高い位置にある温泉旅館にまつわる伝承。
受けの過酷な生い立ち。
女装して女将として振る舞う攻めの背景。

なんか詰め込み過ぎな気がして乗り切れなかったです。

都会の片隅で起きたあの出来事が、虐げられて育った二人のお互いのターニングポイントになっていたというところは素敵だと思うんだけど、それが恋愛感情にま…

1

北上家の恋愛指南 長男編(表題作 恋なんてしたくない) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

お兄ちゃんの恋のゆくえ

北上家シリーズ3作目。
どの巻から読んでも大丈夫だと思います。
最終巻の今作は長男・雅春編。
印象としては、こちらの雅春編が1番読みやすかったかも。
他2作ではちらほらとしか登場せず、若干影の薄かったお兄ちゃんですが、実はお兄ちゃんが飛び抜けて無垢で可愛らしい人でした。

サラリーマン×サラリーマンの再会もの。
合間に回想シーンが入り、関係性的には高校時代の先輩後輩…と、特別大きなイ…

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北上家の恋愛事情 三男編(表題作 愛してると言ってくれ) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

きみじゃなきゃダメみたい

シリーズ2作目ですが、どの巻から読んでも大丈夫かと思います。
前作・次男の祥平編は残念ながら合わなかったのですが、こちらの三男カップルはとっても良かった。
超がつくほどのブラコンで、次兄の祥平以外に対してはどうでも良いくらいのツンツンさがあるクールな子…という印象があった忍。
今作はそんな忍と、その恋人である5歳年上の大学生・高槻カップルのお話でした。

もうね、忍くんを抱きしめてあげた…

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北上家の恋愛模様 次男編(表題作 恋の時間) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

攻めの尻を引っ叩きたい

バカップル3兄弟が登場するとのことで、読んでみたかった可南先生の北上兄弟シリーズ。
地元でも有名な美形(美人)3兄弟の恋愛模様を描いた作品です。
それぞれお相手は異なり、こちらは第1弾となる3兄弟の次男・祥平編。
元々は可南先生が同人誌に掲載していた作品とのことで、少々古い作品に手直しをされたもののようですね。
「無敵の恋人」のみ書き下ろしだそうです。

さて、次男・祥平編の今作。

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ライオンさんの奪還計画 小説

神香うらら  花小蒔朔衣 

受けが可愛い

「狼さんはリミット寸前」で、攻めが在籍する法律事務所の男前な先輩弁護士として登場していた難波さんのお話。
スピンオフ作ではありますが、カップリングが独立しているので前作を読んでいなくても問題なく読めるかと思います。
前作で非常に気になっていたモテ男の難波という男。
彼のお相手と恋は一体どんなものなのだろう?と、期待値大で読み進めました。

物語の始まりが別れ話からって、インパクト大ですよ…

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近すぎて、遠い 小説

椎崎夕  花小蒔朔衣 

近すぎるから難しい

萌えセンサーは反応してて概ね楽しめたんですが
個人的嗜好で受けが好ましく思えず☆1つ下げました。すみません。

というのも、若さ故もあると思いますがだだをこねた意固地に見えてしまって…;表紙イメージの不憫健気受けは大好きなので切なさを期待して読み始めたら…あれ?受けさん意外と強いね…?と。ギャンギャン言い返してて自分の意見を絶対曲げたくない気の強さを感じました。

もちろんワケがあるんで…

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狼さんはリミット寸前 小説

神香うらら  花小蒔朔衣 

コミカルさに笑って癒される

タイトルの通り、リミット寸前な攻めの余裕の無さが堪能出来ます。
全編攻め視点ではなく、攻め受け両視点でコミカルに進む可愛いお話です。
あとがきで先生も仰っていられますが、神香うらら先生の攻めの中ではかなり我慢を頑張った攻めなのではないでしょうか…?!
狼というよりは、目の前の初恋の相手によだれを垂らしながら必死に待てをしている大型犬のようでした(笑)
神香先生の文章がとても読みやすくて、す…

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湯の町茜谷便り 小説

砂原糖子  花小蒔朔衣 

皮肉屋な攻がかっこいい

温泉宿で女将として働く男×編集者です。電子書籍は挿絵なしのためご注意ください。男バージョンの朱川さん見たかったな…(泣)

編集者の穂積は、取材で訪れた温泉宿の女将・朱川が、実は男なのではないか?ということに気付き、そこから話が進むにつれ、より大きな秘密にたどり着いていきます。

この秘密に絡む茜谷の人々の個性豊かさや、真実につながる情報が小出しにされる感じ、温泉や温泉宿に関する詳細な描写…

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