もふもふわんこのいるカフェで恋は始まる。

ドッグカフェで甘いバイト生活

dog cafe de amai arbeit seikatsu

ドッグカフェで甘いバイト生活
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌4
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
20
評価数
9
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
伊郷ルウ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
花小蒔朔衣 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784344840317

あらすじ

わんこ大好きな大学生の翔太郎は近くにドッグカフェがあると小耳に挟み、さっそく来店。白くてもふもふなグレートピレニーズのスノーにじゃれつかれ尻餅をついてしまい、翔太郎は飼い主でカフェのオーナー・佐和田からお詫びのコーヒーをご馳走される。その後スノーに会いたくてカフェに通いつめる翔太郎だったけど、佐和田からバイトしないかと誘われ、毎日犬と遊べると大喜びで快諾。だが、カフェの仕事は思ったほど甘くなく、佐和田が外では決して見せなかった苦労を知る。見た目だけでなく社会人としてもカッコいい佐和田が、翔太郎に時に温かく時に年上の余裕で甘く接してくるからドキドキがとまらなくなって……。

表題作ドッグカフェで甘いバイト生活

佐和田 隆司・ドッグカフェ オーナー
桐山 翔太郎・大学2年・20歳

レビュー投稿数4

色んな意味で甘い話

うーん・・・。グレートピレニーズのスノーと花小蒔朔衣さんのイラストが可愛かったので、萌にしましたが・・・ごめんなさい、ストーリーは中立寄りです。

受けである翔太郎は確かに初心で可愛いけど、ちと考えが甘すぎやしないかと思いまして。なんとなく大学に入り、なんとなくコンビニでバイトしていたけど、そこが閉店したから、なんとなく新しいバイトを探しているうちに(親の仕送りがあるからお金に困っているわけではない)なんとなくドッグカフェに入り、なんとなくドッグカフェでバイトを始めて、なんとなくオーナーと恋仲に・・・といった印象です。

オーナーである佐和田は、ドッグカフェで働くことの厳しさを教えようと翔太郎にアルバイトを打診したわけですが、恋に落ちるきっかけが明確ではない気がしました。元々ノンケで、恐らく恋愛に不自由した事がないであろう彼が、さほど悩んだりすることなく告白して、あれよあれよという間に翔太郎を押し倒そうとしたことにも違和感が。いい大人なんだからもっと理性的であってほしかった。

私としては“本当に二人は愛し合っているのかなぁ?”と感じました。翔太郎は今まで受け身の生き方だったけど社会に出ると、色々な出会いがあり佐和田に対する考えが変わることもあるかもしれないし、佐和田は自分が、女性だけではなく男性も恋愛対象になると知ってしまったから、元来モテるという自覚があるだけに目移りしたりやしないかと、お節介なことを考えたりしました。
切なさとか、もどかしさ、あと“この人でなければ!!”というのがあまり伝わって来なかったのが残念です。

5

リアル大型犬は可愛い

ドッグカフェ話? それに 花小蒔先生のこの表紙。
買わなきゃ。と思いget。
リアル大型犬(スノーという名前)は 
とにかくお利口、可愛い、もっふもふ。
ぎゅう したい。犬好きにはたまらん記載がちょこちょこ出てきます。
犬と川辺を散歩 なんて 一回でいいからやってみたいんだよな。

カラー口絵は二人のベッドでの着衣キスシーン+攻めさんの手はどこへ・・・てな図。
中の挿絵はモフ+受け+攻め の日常図が多く、
受け、モフは非常に可愛いです。

でお話なんですが。
登場人物 攻め受けモフ以外には
ドッグカフェの料理人(♀)ぐらい。
地雷要素はあんまり無いと思います。

以下はよりネタバレ**********************

攻め受けともノンケ。

攻めはモテてたが、この数年は恋愛なし店で手一杯。
受けは友達とつるむのが大好きな明るい子。頑張り屋さんの模様。で童貞。
そんな二人の すんごくフレッシュな恋物語&初体験 といったお話でした。

初めての体験に関する記載になっているので、
若い方には萌えるかも と思いました。
私はすれてるおばはんで萌えポイントがずれているため、
ぴちぴち大学生のどきどき初体験を読んでも ふーん で
終わってしまいました。先生ごめんなさい。

きっと若いお姉さまなら もう少し高評価になるのでは と思います。
私は先生の挿絵ともっふりわんこにいやされたので萌でお願いします。
もうちょっと攻めが 大人の余裕を最後までもっていてくれたら
尚嬉しかったんだけどな。

3

たまごサンドが本当に食べたくなります

実物の動物全般が苦手な私としては、本で癒されるもふもふ物が大好物なので、
わくわく読み始めました。
感想としては…少し展開に付いていけないご都合主義感があったので、
私の中ではまあまあだったかなあ…と(^^;)

受けさんの翔太郎。
わんこ大好き・職探し中という状況下で偶然出会ったグレートピレニーズ
により、ドッグカフェでバイトすることに。
翔太郎は本当に今時の大学生なんですよね。
少し世の中を甘く見てる感じに、少しイラッとさせられた部分もありましたが
徐々に自分の言動・行動を反省して大人になっていくようです。
攻めさんの佐和田さん。
ドッグカフェのオーナーで、こちらはしっかりと社会人の厳しさを知ってる苦労人で。
可もなく不可もなくなかっこいい年上の人という印象でした。

そんな2人が、気付けばお互いを好きで。
え?え?と、戸惑ってるうちに佐和田さんのアピールが始まって。
好きなのか自覚しないまま(読者はとっくにこの時点では気付いてます。)、佐和田さんに気を持たせる発言をして、曖昧な関係をずるずる引っ張る翔太郎に
何回「おい!」と突っ込みたくなったか。
あげく、好きって気付いたからもういっか!みたいな締め方が、1番納得出来ない展開でした。
これじゃあ、佐和田さん可哀想…と本当に不憫に思いました。

まあ、終わりよければすべてよし!甘々・もふもふ好き!
な方には楽しめる1冊なんじゃないかなあ?と思います(∗•ω•∗)

2

深みが足りない…?

伊郷先生初読みです。タイトルと表紙とあらすじが気になり手に取ってみました。あらすじ、キャラは既に紹介されているから割愛しまして…。

うーん、いまいちこう、萌えた!という部分がなかった為、中立とさせていただきます。
何て言うか、深みが足りない?ような感じで。
主人公の大学生は、今まで何となくで過ごしてきて、将来の夢も進路も無く、そんな自分に焦りを抱きつつある。そんな中出会ったドッグカフェで働くようになり~というお話。
そりゃあ期待するでしょうよ、そのオーナーに導かれて、何か将来への手がかりなり展望なりを見つけていくストーリーを。そのオーナーが大人の男としてまだ未熟な彼を成長させていけストーリーを!

が、しかし、働く意欲は沸くものの、結局「しっかり考えて結論を出そう」止まり。いや、それくらいは普通に考えるでしょうよ…。
そのオーナーも、店の主としては優秀なんでしょうけども、BLで求められるダーリン的に足りないというか…恋愛的な部分も性急すぎた感じですが、何かこう、年上の男として、年下の彼を導く的なのが欲しかったんですが、何か肩透かしを食らった感じです。
初体験も妙に淡々としていた感じ。いやそりゃ私も女ですから、初めてでいきなり感じる訳ない、といえのは解ります。だからある意味そこはリアルでしたが(苦笑)、主人公が本当にこの人のこと好きなのかな?→好き!でも本当にこのまま流されていいのかな?みたいな、ずーーっと何だか不安定にぐらぐらしてたので、盛り上がりに欠けたというか…。うーん、残念。

結果、タイトルに偽り無しです。が、それだけ、という感じ。こんなんじゃ、バイト生活のぬるま湯に浸かって、確固たる信念が無いまま大学卒業しちゃいそうよ…一緒に居たいからこのままこのドッグカフェに永久就職!みたいなお花畑的なことを言い出しそうな感じね…というか…。人としての成長みたいな部分が、いまいちこのお話の後に続くだろう彼らの物語に感じられなかった為の、中立です…。

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