斎賀時人さんのレビュー一覧

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ 小説

十河  斎賀時人 

箱詰め

こちらの作品は最後まで読んだ時にタイトルの真意が分かってゾクッとするんです。もう最高でした。
あらすじにある通りヨルガが10年分の記憶を無くすのですが、その起点が今回の鍵となっておりました。

そして2人の息子であるジグルドに執着する者や、魔族の2人が登場してヨルガの記憶を取り戻す旅が面白くなって行くんですよ。
シリーズ通して、ミステリー要素もあり、今作は特に、ラストでタイトルの伏線が回収…

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銀の鳥籠(下巻) 小説

更紗. (更紗)  斎賀時人 

攻めが、銀の鳥籠に入れて閉じ込めておきたい受けとの関係は??

ぶ厚いシリーズ3冊、読了しました。


まず紙本についていた帯の裏側に、不穏な煽り文が、、、

「最後に君の笑顔が見たいんだ……」

↑の「……」の余白部分がなにを示すのか。

イーサンのショウへの愛とは、、、
と、読む前からドキドキしてしまいます。

そして。
前巻でイーサンに対して不信感しかなかったショウ。
今度は、そのすれ違い部分をイーサン視点でなぞるところから始…

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銀の鳥籠 (中巻) 小説

更紗. (更紗)  斎賀時人 

今回のこの展開がどうラストに結びつくのかが、予想もつかない中巻。

上巻のレビューから少し時間が空いてしまいました。(すみません)


中巻は360ページ弱。
巻末に、SSが。


そして本編。
前半は、彰吾とイーサンの距離が近付き、また彰吾と他の子どもたちとの心の距離も近付いてきた!
これは良きクライマックスへ向かってる??

と、思いましたが、そんなことはありませんでしたね。

イーサン、あなたという男は、、、
やっちまったなあ、…

1

毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

繰り返し読んでる

BLでは小説を読まなかったんだけど、コミカライズ版を読んでから原作が気になり、アルファポリスアプリでレンタルしました。
世界観が緻密で文字を読んで色や風景や音が浮かんできます。
強かで周りを手の平の上でクルクルさせる受のアンドリムが最高に好き。
攻のヨルガが次第に激重溺愛になっていくのがタマラン。

レンタル7日間だけでは読み足らず、Amazonで電子書籍と紙版を小説全巻(4冊)購入しま…

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銀の鳥籠 (上巻) 小説

更紗. (更紗)  斎賀時人 

問題作と呼ばれていたので読んでみました!

またしても評価が難しい作品を読みました。

ちなみに、現在上巻までしか読んでいないなかでの評価です。


誘拐されて遠いアラブの国へ連れてこられた主人公は、まだ未○年。
まず、この設定だけでも賛否両論あるのは間違いないでしょう。


同級生の女の子も一緒に拐われて、まさかの追い込まれた状態でDTも処女も喪失。


ようやくたどり着いた先で待っていた主、イーサンは、思いのほか…

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元愛人と年下の犬 小説

とらのとら  斎賀時人 

めちゃくちゃ良かったです!!

表紙の空気感そのままのおしゃれな文章で、一気に読んでしまいました。
200ページ前後なので読みやすいと思います。

攻めの朱鷺と受けの瑠璃の会話がコミカルで面白いです。瑠璃は美人で飄々としていてコーヒーを淹れるのが上手でかつ世間知らずな元愛人という設定てんこ盛りで堪らないです笑

大きなイベントや出来事はないけれど、瑠璃の掴みどころのなさに、2人はくっつくのか?とページを捲る手が止まりま…

2

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ 小説

十河  斎賀時人 

タイトルに唸る

待ちに待った4作目でだいぶ前に購入していました。ですが読む勇気が無くて…。皆さまのレビューを読んで何処までの時系列か確認して、やっと読む勇気と時間が出来たので読み始めました。

こちらの作品は最後まで読んだ時にタイトルの真意が分かってゾクッとするんです。もう最高でした。
あらすじにある通りヨルガが10年分の記憶を無くすのですが、その起点が今回の鍵となっておりました。

そして2人の息子で…

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毒を喰らわば皿まで ~箱詰めの人魚~ 小説

十河  斎賀時人 

3冊目にして

私はどちらかというと理不尽キャラに対する処罰感情が強くて、こちらのシリーズ作品はそういう点で大変好みでした。だけど今回は今までの流れとちょっと違ったように感じました。

まず今作の事件はヨルガとアンドリウムや家族たちには直接関係ないんですよね。だけどリサルサロスの王と王太子の為に動いてて、不老長寿の秘密を手に入れたところは流石でした。

これでアンドリウムの悩みも…とならないところがとても…

1

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ 小説

十河  斎賀時人 

最高です!

こんなに何度も読み返した小説はそう無いぞと思うくらい読んだので、減価償却率高いです。というか、BLは漫画ばかりで、小説でこんなに気に入った話は無いです。
シリーズ通して、ミステリー要素もあり、今作は特に、ラストでタイトルの伏線が回収されまくるので、理解した後に叫ぶことになると思います。
オススメ!

6

毒を喰らわば皿まで ~その林檎は齧るな~ 小説

十河  斎賀時人 

圧巻でした

コミカライズの試し読みからハマって原作を読み始めた者です。アンドリウムが知力と策略でもって彼の意のままに物事を操って行くのが凄く面白いです。全てが彼の掌の上なんですよ。

全てが彼の意のままなんですが、そこに新たな感情が生まれた事によって一気にBLらしくなってました。ヨルガという共犯者を得た事によってもう無敵ではないでしょうか? 

前作の「毒を喰らわば皿まで」のエンディングでアンドリウム…

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