釘宮つかささんのレビュー一覧

気高き騎士は初心な王子を一途に愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

毒親に邪魔されて

シリーズもののスピンオフとのこと。
BLの小説デビューが遅かったので、スピンオフとは知らずに読みましたが、このお話だけでも十分に理解できました。 


エスヴァルド王国の王太子・ユリアンと軍人セルジオとの両片想いのストーリー。
兄やいとこが同性と結婚、もう1人の兄は別の国の元王女と結婚したとかで、ユリアンには国の跡継ぎを作るよう母親からプレッシャーを与えられる日々。
そんなユリアンは貴…

3

偏愛パラドックス 小説

釘宮つかさ  緋汰しっぷ 

甘い受けを丸ごと受け止め躾けてくれる攻め

はぁ、すごかったです。
千尋視点でジェットコースターのような日々でした。

後からわかる千尋の自己評価の低さ、ストーカーのように獅子王に付きまとい追いかける行動原理。何もかも経験値の不足や思い込みから理由がわからなかったんだね。
長かったねぇ。獅子王がせっせと千尋を甘やかし世話を焼き尽くして大事にしてきたのに。

獅子王が怒る通り千尋は社会をわかってないというか。呆れます。確かに獅子王…

1

激愛フェティシズム 小説

釘宮つかさ  中田アキラ 

激愛攻めに萌えた!

釘宮さんの作品を知ってから過去作を漁っていますが、こんなに面白くて完成度も高いのに、レビューが少なかったり評価がそんなにされてなくて寂しいです。

アメリカ人の父とフランス人と日本人のハーフの母を持つ営業本部長のラドリー。
彼に助けられ恋をしてしまう乃蒼(のあ)。
何度も書き直し助けられたお礼と食事のお誘いのメールを送るも返事はなく、失恋したのだと傷ついた乃蒼。

ラドリーの送別会で話…

1

獣医さんの秘密の恋人 小説

釘宮つかさ  こうじま奈月 

とっても面白かった!

ちょっとだけ、ん?な要素はありましたが、とっても面白くてハラハラして良いお話でした。

獣医の睦月の病院へしょっちゅう差し入れを持って会いに来てくれる年下営業マンの小鳥遊。
彼に好意はあるもののどうこうする気はなかった睦月。
しかしある晩ケモ耳尻尾が生えて困り果てた小鳥遊が頼ってきて…。

本当に色々良く出来たお話なんですよ!(何様?)

獣の本能か睦月への愛情からか小鳥遊が暴走し…

1

秘密で緻密な欲望 小説

釘宮つかさ  こもとわか 

まるで我が子

こちらは釘宮さんの3冊目の作品なんですね。
秘密で緻密な欲望。
最後の桐谷修の告白を読むとタイトルに納得します。

兄渉は可愛がってきた唯一の家族である4つ下の弟の修に数年間ずっと避けられ、大学進学を機に家を出て寮に入ることも直前に知り、最後の言葉は「もう戻る気ないから」って言われて…。それから8年間。

その後もメールも返事はなく連絡もなく。
ただ誕生日にはワインと薔薇の花束が届く…

0

救ってくれたのは超人気俳優でした 小説

釘宮つかさ  小禄 

現代もやもやファンタジー

現代物ファンタジー、凄腕陰陽師の血を引く人気俳優×憑き物体質で運の悪い一般人。冬雪の運の悪さに唖然、耀仁も同情したんだろうな。

耀仁に守られ、普通の生活が送れるようになると、冬雪本来の良さが出て、良い子だし癒し系、しかも可愛くて耀仁が惹かれたのも納得。実家と縁を結び直すきっかけにもなっててほのぼのした。耀仁が溺愛して冬雪には勝てない感じが可愛かった。すれ違いも耀仁が気の毒で…遠回りしたけど想…

3

救ってくれたのは超人気俳優でした 小説

釘宮つかさ  小禄 

黒いモヤモヤと陰陽師

電子版購読、挿絵無し、表紙だけだった。残念。
紙版と同価格なのに、挿絵が無い電子版は、いつもは買わないけれど、面白そうなので買ってしまった。

「魔道祖師」翻訳の制作協力をしている釘宮先生の、陰陽師もの。
「魔道祖師」のような武の魔術ではなく、お祓い専門。

六車冬雪は、憑依体質で不幸を呼び込むタイプ。
酷いホラー体質に怯えた両親に育児放棄され、施設で育った子。
可愛い顔の控えめで…

4

「救ってくれたのは超人気俳優でした」コミコミ特典SS小冊子「初めてのツーショット写真」 グッズ

小冊子があるうちに購入をお勧めします

本編の最後ら辺がちょっと駆け足だったので、少し物足りなかったんですよね。
なのでこちらのコミコミさんの小冊子で、その後の耀仁と冬雪の様子が読めて良かったです。
でもこれってコミコミさんで購入した人だけが読める訳です。
まだ未購入でしたら、是非とも小冊子があるうちに購入する事をお勧めします。

さてお話の内容ですが、耀仁のスパダリぶりが良く分かるお話でした。
相変わらず冬雪は慎ましく良い…

3

救ってくれたのは超人気俳優でした 小説

釘宮つかさ  小禄 

現代物ファンタジー

今まで自分が読んで来た釘宮つかさ先生の作品は現代物が全く無くて(過去作にはありますが)、なので今作を楽しみにしていました。

「救ってくれたのは超人気俳優でした」というタイトルから想像していたのとはちょっと違ったというか、少しだけホラー要素もあったりしてぐんぐんお話に引き込まれていました。

でもなんて言うか冬雪に心の余裕が無くて…それは彼の生い立ちと今までの生活が原因だからなんですけど、…

6

「救ってくれたのは超人気俳優でした」コミコミ特典SS小冊子「初めてのツーショット写真」 グッズ

その後の二人は

本品は『救ってくれたのは超人気俳優でした』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、冬雪が耀仁とデートをするお話です。

冬雪は耀仁の祖父の祈祷で自由の身になった後も
リハビリテーション病院でアルバイトを続けています。

同僚は全て年上の女性ですが
忙しい職場である事もあって誰もがてきぱきと
自分の担当死をこなした後はそれぞれが帰っていくという
程よい距離感で居心地よく…

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