三田織さんのレビュー一覧

ライオンハーツ コミック

三田織 

呪いの言葉を言ってはいけない

タイトルはこちらの作品を読んでるうちに心に浮かんで来た言葉でした。

子どもの為に良かれと思ったことや自分を正当化する為に他者を無意識に陥れたり、私たちが普段何気なく行ってしまう言動が、無意識に誰かを傷付けたり縛ってしまったりするお話でした。

それがこのお話で淡々と紡がれて行くのです。

かなりボリュームのあるコミックスでしたが、あっという間にに読み終わりました。礼央と獅子丸の目線と…

11

ライオンハーツ コミック

三田織 

優しいしんどい

最初から最後まで切なかったです。
仲良しの幼馴染が恋人になるまで…なんですけどね、
”男同士だとおかしい”
って否定する母親や女子生徒の存在がしんどいな〜と思ってしまいました。
なにも考えずにぱーーーっと楽しむっていう作品ではなくて”考える系”でした。

獅子丸をヘタレって一蹴できない状況がきちんと描かれているんでね、余計に切なくなっちゃうんですよね。”男同士云々”って言ってしまう人た…

7

ライオンハーツ コミック

三田織 

優しい絵で癒されました。

久しぶりの三田織先生の作品です。待ってましたという感じで即購入、そして素晴らしいボリューム

今回のお話は幼なじみで初恋で、受け攻めどっちかわからないけど、レオ君が攻希望です。
動物って同性愛珍しくないそうで、ケニアでライオンの雄同士がカップルになってるとか…

獅子丸は母親の言葉が呪いのように頭の中に焼き付いているようで、礼央君への想いを閉じ込めたまま、心の奥底に隠しているみたいです。…

5

ライオンハーツ コミック

三田織 

「好き」で強くなれる

久々の先生作品うれしいです。
まず絵が、ほんわかキラキラやさしくてキャラとストーリーに合っている。これこれ〜。
1話でもうドキドキして引き込まれました。
347Pのボリュームで読み応えありまくり。

タイトルに込められた意味がいいですね。
でも強くなくてもいい、弱くてもいいというセリフに共感するし。
弱くても逃げても「好き」という気持ちからは逃げられなかった。2人一緒にいれば強くなれ…

6

ライオンハーツ コミック

三田織 

厳しさも優しさも感じられる物語

お互い好きで、ずっと一緒にいたくて、でも…
幼い頃に注意された「男の子同士はだめなの」の言葉。
心の奥底に隠した気持ちを抱えて高校生になりーーー。

優しさも厳しさも感じられるお話でした。

起承転結の『転』以降ずっと涙が止まらなかったです。
酷いことをした人への苛立ち、
傷ついた人の悲しみが痛くて、
やらかした行動を許せない人・許せる人の言葉が刺さる。

『好きだから一緒に…

21

王子の木 コミック

三田織 

クリスマス

単話で変えて安いしおすすめ、いつもの三田さん作品です。

本人は木の役と謙遜しているけど、こういう雰囲気好きな人多そう。
クリスマスのプレゼントを割ってしまってしょげてるのも可愛かったし、それに対する相手の対応もほのぼのしてて良かったです。

個人的に迷彩リュック、同じのが欲しいなとか思ってしまった。幸せで居てほしいとおもうカップルの物語。

1

山田と少年 コミック

三田織 

ありえない。

負け犬のおっさんが高校生に手を出すとか犯罪でしかない。
以上、論外。

0

白のころ コミック

三田織 

切なくて優しい三田織ワールド

三田織先生のデビューコミックス。短編集です。
デビュー作の「まほうのおくすり」以外は、描きおろし後日談ありです。
特に好きな2作を。

表題作「白のころ」はザ・三田織ワールドといった作品。
都会からの転校生・藤。なかなか馴染めなかった藤の心をピュアな太一が解いてゆく。
太一への想いを自覚する藤。恋を知らず藤との関係性に戸惑う太一。そして藤は再び都会へ。
初恋のほろ苦い思い出で終わるか…

0

山田と少年 コミック

三田織 

棺桶に入れてもらいたい

約10年前、こちらの作品を友人からすすめられ、お陰でドボンとBL沼の住人になりました。
最近私も友人からBLに興味がある、オススメを教えてほしい、と言われ、よしきた!1番にこちらを進めねば!!と思い激推し。そのまま溢れる感情が止められず、勢いでレビューも書いちゃってます。
もーほんとにほんとに優しい作品です。
なんと言っても受けの千尋くんがほんっっっっっとに可愛い!!!号泣
このこ、こんな…

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僕らの食卓 コミック

三田織 

ハートフル

誰かと食事するのが苦手な社会人の豊。
公園で一人でお昼ご飯を食べていた豊の元に
突然男の子がやってきてじっと豊を見てお腹を鳴らします。
豊は自分のお昼ごはんだったおにぎりをその子にあげー…。

ここからお話は始まります。
公園で出会った男の子は種と言う名前の子で、種の兄が穣です。
なぜか彼らにおにぎりの作り方を教えることになって
それが一緒にご飯食べることになっていてーという具合に…

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