尾上与一さんのレビュー一覧

冬色ドロップス 小説

尾上与一  さがのひを 

高校生ってこんなにかわいいんだσ(≧ω≦*)

なんだろう、高校生ってこんなにかわいくてピュアできゅんなんだ〜ってしみじみですよ。


受け様の伊吹と、攻め様のトヨは高校一年のクラスメイト。

伊吹は、高校受験の時に事故にあい、同級生より遅れてトヨと、トヨの幼なじみの洋平とクラスメイトとなった。

事故の時に側についててくれて、自分を気遣ってくれた人が心の支えとなり、恋心を募らせていた伊吹。
恩人の落とし物の定期券のおかげで、名…

3

さよならトロイメライ 小説

尾上与一  笠井あゆみ 

壮大なメロドラマを見ているよう

名作ですね。ただ、わかりやすいハッピーエンドやラブラブ感、エンタメを求める方にはお勧めしません。ストーリー重視で切なさ痛さ耐性高めの方にはめっちゃお勧めします(読んでください!)。評価は”神”or"しゅみじゃない”の2択、と思いました。
ギリギリ死にオチじゃないあたり(これも捉え方による…)、結末は読者の想像にお任せします的な余韻が残される読後感、”しゅみ”なんかじゃ割り切れないない作…

2

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

一途な受けが良い

自分の運命に争うでもなく、かと言って流されるのでもない。
運命を受け入れ、そして与えられた地と環境で健気に生きる二人の恋が良い。
脇役というには主要な登場人物の面々、動物たち、植物と全てに愛情たっぷりに書かれた作品で読んでて先生の思いに胸が熱くなる。
続編、スピン希望です♪

4

冬色ドロップス 小説

尾上与一  さがのひを 

可愛くって好き

高校生の可愛い恋にキュンとします。

0

Paradoxical Rose:逆説的な薔薇 小説

尾上与一 

さよならトロイメライ同人誌

「さよならトロイメライ」を読んで、猛烈に甘さが欲しくなって同人誌に救いを求めたものの。最後が変わる訳ではないので、自分の気持ちはどうやら救われなさそうだ・・と分かり、心して読みました。本編同様、心の奥底に大事にしまわれる一冊になると思います。3作目で糖分補充できたので神にしました。

1.Paradoxical Rose ~逆説的な薔薇~
  弓削19才、執事デビューぐらいの時のお話。
 …

1

二月病 小説

尾上与一  黒沢要 

怒涛の恋愛

すごい作品です。始まりからジェットコースターのように激しく揺さぶられる物語。冒頭は卒業間近の高三男子2人のシーンからはじまり、親友同士の片方が片方にいきなり告白して振られます。

その夜からが超展開。振られた受けの蒼司がとんでもない事件に巻き込まれ、命も危険な状態に。言葉は柔らかいけどかなり無神経な振り方をした攻めの千夏は失いそうになって初めて自分にとって蒼司がどんなに大切な存在だったかを思い…

2

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

一人称の魅力

私、小説を読む上で登場人物の一人称が何かで好みが加速するタイプなんですが、この作品でまた新たな扉を開いちゃったので是非ご紹介させてください。

主人公のリディル王子の一人称は予想だと『私』もしくは『僕』『俺』あたりですよね。身代わりとして嫁ぐなら『私』が有力候補かと。

正体がバレた時点で一人称がかわる可能性もなくもないなと思っていたんですが側近イドとの会話で『私』とあったので日頃から『私…

10

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

神評価なのがわかります!

というタイトルにしておいて萌1ってどういうことやねんという感じですが。

物語、とても壮大でよくできたファンタジー長編でした。
魔法が存在する、尾上先生が作り出す世界に引き込まれます。
読む前はタイトル的にふわふわ可愛い嫁入り譚みたいなのを想像しましたが、そこは尾上作品。そんなことはなく。
波乱万丈でシリアス展開が続きます。

物語は、一国の王子が王女のフリをして嫁ぎ、騙したことを謝…

5

「花降る王子の婚礼」コミコミ特典限定書き下ろしSS小冊子「花降る王妃のしあわせ生活」 グッズ

なんて微笑ましい2人のその後。

 皆様のレビューを見て、これはどうしてもコミコミさんの小冊子付きでゲットせねば、と数度の売り切れ再入荷を待ち続けてようやく購入できました。

結果、待った甲斐があったってものです。

 本編終了後、すぐの時期のお話。
攻め様であるグシオン視点のお話+最後にちょっとグシオンの側近である、カルカ視点。


 フラドカフとの戦後処理で忙しい日々を過ごすグシオン。
やっと、息抜きにリディ…

2

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

受け様の真心と献身に涙(つд;*)

 読み初めてすぐに物語に引き込まれました。

 受け様のリディルは、魔法国エウェストルムの王子。
約束のため女王と偽り、武強国イル・ジャーナへ輿入れすることに。

この輿入れ先イル・ジャーナの王、グシオンがこの度の攻め様。

 約束を違える結果になるので、リディルは自害、もしくは殺害されることは承知の上、というかその使命をもって、嫁ぐのですよ。

 祖国では皆に愛され、リディルも…

5
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