尾上与一さんのレビュー一覧

二月病 小説

尾上与一  黒沢要 

難しい

なんというか、切ない、でもなく、ツラい、でもなく、もちろん萌える、でもない。
ラブストーリーというにはちょっと若田の視点に納得いかず。

あれだけ犯人?と接触できているなら、高校生の二人には難しくても、元新聞記者ならもっと知恵を使えば?って思ってしまったので、そこから物語に入り込めなかったのが敗因かも知れません。
警察だって馬鹿じゃ無いんだし、駐在さんに言うなんてことじゃ無いんだから、いく…

1

氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

ふと思ったのですが。

イスハンは神の心臓を手に入れることにより普通の人の10倍遅く年を取るんですよね?
てことは、皇太子の方がイスハンより先に死にますよね?
跡継ぎいなくなりますよね?
··ロシェ❨と読者❩にあんな思いさせてまで後宮作った意味ありますか?
あのエピソードに関してはモヤりながらも皇帝になるために仕方ないと思ったのですが。
その後の初夜で、女に思い入れはなく「ロシェだけが欲しい」っていうイスハンの…

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どれもGETしてよかった\(^o^)/

ん!?あらあら、情報は確かにⅢの内容になってますね(^_^;)

「DEADLOCK」より
『Beautiful eyes』
ロブ&ヨシュアカップルのお話。
愛し合ってるなぁ、としみじみ思わせてもらったお話でした。


「魔王様の清らかなお付き合い」より
『気が気がじゃないから自覚しないで』

東京から大阪へ異動となり、遠恋になって半年後を峰守視点で。
恋人の素敵な所は、自…

1

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

素晴らしすぎる…!

初めての作家様です。


魔法王国の王子のリディルはとある事情で、ジャーナ国王のグシオン王の共に嫁ぐことになります。
でもリディルには魔力が無くしかも男なので死を覚悟しての嫁入りとなります。

嫁入りに行く前のお話もだし、嫁入りに行く最中も辛く切なかったです。
自分が死にに行くとわかってるから周りの人間が泣きます。
そんな人たちを励ますリディル。
死ぬのはリディルなのに、彼は弱い…

1

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ヨシュアなのよ

DEADLOCK入っている小冊子はマストゲットでしょ、と入手。小中先生のも良かったので萌2にしました。(情報に今載っているのはⅢの内容だと思うのでご注意ください)

1.DEADLOCK番外編 Beautiful eyes
 ヨシュアが出演した映画の関係者への公開の日のお話。へたれロブはヘタレっているし、まっすぐヨシュアは揺らぎなくまっすぐロブを愛していて、ああやっぱこの二人大好きだわと思え…

1

氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

お互い唯一無二のパートナー

イスハンとロシェの物語はすごすぎて、二人の偉大さを実感できて、英雄伝を読んでいる気分になった。お互い想い合ってるところが切なかった。数年後、実体をなくしたロシェはイスハンと触れ合うのが満月だけ。こんなに好き合ってるのに満月しか会わないなんて悲しい。

確かに、イスハンが後宮を抱えた。後宮に、百人の女を集めた。それはアイデース帝国の慣習だそうだ。子を作りしている間にイスハンはロシェと会わない、閨…

4

氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

地雷を越えられず

賛否両論あるようですが私はフルスイングアウトでした…

2人の出会い、少年イスハンの恋心、秘密の逢瀬にニヤニヤし、終盤の展開は息をするのも忘れて入り込んでしまうほど素晴らしかった。

しかし後宮のくだり…
立場や状況を鑑みて、その後のロシェの割り切りを目にした上でも、仕方ない事だったとは個人的に感じられなかったです。

イスハンの「お前が男ならば男がいい」って台詞、なんだったん?

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氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

重厚でした

リディルの兄であるロシェレディアのことは前作でずっと気になっていたので、イスハン王との馴れ初めが読めるのは嬉しかったです。

ロシェも男なので嫁ぐと命がない可能性がある中で、兄弟から命を狙われているイスハンと出会い、シンパシーからに恋心へと転じていく流れが美しく描かれていて序盤だけでも心臓が鷲掴みにされました。
イスハンに嫁いだ後も苦難の連続で、そもそもこの一冊は全体的に重くるしい。その中で…

6

氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

謎だったリディの兄 肉体から離れた大魔法使いの物語

好き嫌いが別れる作品のようだけど、
例えば「碧のかたみ 」のように、先の結末が分かり切った悲運でも、
波乱の合間に咲く恋花を描くのが尾上先生は上手いです。

⓶花降る王子の婚礼1 リディルがイル・ジャーナに嫁ぐ
③雪降る王妃と春のめざめ 2 リディルがアイデース国に行く
①氷雪の王子と神の心臓 3 ロシェレディアがアイデース国に嫁いで、リディル誕生

物語の時系列で行くと、上記のよ…

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氷雪の王子と神の心臓 小説

尾上与一  yoco 

皇帝としての覚悟

賛否が分かれる作品だとつい『賛』の気持ちをお伝えしたくレビューを書きたくなってしまいます

後宮の件ですが
イスハンがたったひとつ叶えたかった願いはロシェとともにあること
そのためには自らが皇帝になるしか道はなく彼はその過酷すぎる使命をロシェのために受け入れる覚悟を決めたのだと思っています
国と民を守ること、皇室の血を残すことは彼の義務。前々皇帝の兄弟もほかの皇子たちも全て殺され自分以外…

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