じゃのめさんのレビュー一覧

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

お互いが唯一無二だった

ラーメン屋の店長をしている丘はゲイであることを隠して生きている。誰にも明かしたことがないそれを唯一明かしているのが朱巳。そしてふたりは親友でありながらセフレとしても続いている。
朱巳はヤクザの息子で、昔から周りが遠巻きに自分を見ているのを知っていた。「ヤクザんちの子」その事実を受け入れなければならなくなったと同時に独りで生きていこうと決めた朱巳にとって、周りの人間とは違う唯一の存在が丘だった。

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お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

引き込まれました

ヤクザの息子×ラーメン屋の店長の親友兼セフレな二人のBLです。
じゃのめ先生の本は初めて買ったのですがめちゃくちゃ漫画がうまい方ですね。絵とかストーリー作りとかいうより漫画が上手いです。ぐいぐい引き込まれました。
受けの丘が健気で純情だけど男前でめちゃくちゃ可愛いです。攻めにリードされる受けじゃなくて二人の未来をいい方向に引っ張っていってくれる子なんです。攻めと受けの性格が全然違うんですがだか…

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お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

とてもとても良かった

お話もキャラクターもとてもよかったんだけれど、何より同じ人物の少年時代と青少年時代と青年時代の風貌がとても自然に描かれていて、この人の目には相手のあんな可愛かった姿も見えているんだと、隣でかっこよく育っていく様を見つめ続けたんだと思うとなんとも言えない気持ちになる

人魚の伝承の化け物としての面、人を喰らい惑わせ船を沈める悪い生き物だけれど優しい人間を装って恋をして、泡となって消える覚悟で好き…

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お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

とてつもなく好きな表情

じゃのめ先生の作品は『門限8時の恋人』以来なのですが、雰囲気のある絵がやはり綺麗。

高校卒業の時からつづく朱巳と丘のセフレ関係。
丘の初恋の人と思われる高校の同級生・駿河が現れたことでふたりの関係に変化が…
(駿河のオンオフの変貌ぶりと、服装のハイセンスさにはちょっとびっくりしちゃいました(笑)。)

いやもうですね、とにかく言いたいのは、朱巳の勤め先のトイレでの朱巳のあの表情がめち…

5

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

美しいです!

素敵なタイトルと両片思い設定と1巻完結に惹かれて購入したのですが、
とても繊細で色っぽいラブストーリーはすごく好きな感じでした!
2人の関係性が変わるときに必ず雨が降るのですが、雨って官能的なイメージがありますよね。

中学時代からの親友で現セフレ、たまったら逢って発散する割り切った関係の2人、という冒頭の軽めのトーンから、徐々に深まっていく展開にひきこまれます。ずっと一人でいようと思って…

5

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

………、それから始まる二人のお話

 じゃのめ先生の柔らかくて優しい世界観が好きです。
 静かにモノローグのように言葉を紡いでいくシーンも、まるで映画や舞台を見ているようで引き込まれます。
 描き出される言葉の一つ一つに登場人物の心情と、心の中の情景があらわれているようで、まさに漫画だからこそ表現出来る世界なんだなと、感動しました。

 
 中学時代からの親友でセフレでもある丘(受け)と朱巳(攻め)の両片思いでちょっぴり切…

5

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

攻めの幸せを願う

あらすじ買い。
表紙と中身の絵は結構印象が違いました。絵柄とキャラたちのファッションセンスは合わなかったんですがw画面の作り方や構図が好きでした!あおりと俯瞰が多く使われてて、妙な迫力を出してくるんです。こういう描き方ってBLだとあまり見ないな~と新鮮な気持ちで読みました。

登場から、なんだかんだ言いながら包容力のありそうな攻めが良かったです!お見送りする攻めが可愛く見えて好き。拗らせまく…

6

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

まいったな、好きだ

"高校の同級生同士のセックスフレンドもの"
と聞くと、痛々しかったり、薄暗かったり、エロティックだったり、そんなイメージを持ってしまいがちなのですけれど、こちらの作品はそうではない。
読中・読了後に、じわじわじわ〜っと萌えが広がっていく言葉にならないこの感じ。
いやあ、これは好き。すごく好きです。
切なかったり、しっとりとした雰囲気はあるものの、両片想いと共依存関係の描…

7

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

こじらせた両片思い

セフレという関係から先へ進めず、かといって終わらせることもできずにいる二人の関係がもどかしく切なく描かれています。

丘も朱巳もお互い好き同士なのを何となく感ずいてるのがもどかしさ倍増で、早くくっついちゃえよ!って感じなんですが、朱巳の立場と心情的にそう簡単に決断できるわけでもなく…

そんな朱巳を丘が男らしく「お前と生きていきたい」と告白したり手を引いて愛の逃避行したりと、受けの方がリー…

4

お伽噺は泡と消え コミック

じゃのめ 

最高でした!!

じゃのめ先生の「黄昏シリーズ」の大ファンです。ハッピーエンドじゃなきゃ見れない私ですので…タイトルは(めっちゃカッコイイ!!)文学小説みたいな素敵な感じですけど、何か見た瞬間...ちょっと不安感が(笑)

二人とも自分たちの立場のせいで、両想いなのに一緒にいられない…
最後の最後まで緊張して読みましたが、あ~~~ハッピーエンドでした!!ありがとうございます。やっと結ばれて涙が出る…!
攻め…

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