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ヨネダコウ
トーゴ
ネタバレ
矢代の自分の過去を良くも悪くも冷静に受け取めて、その時々にある熱も毒も笑顔で全て飲み込んでしまう。 今立っている場所がどれほど危ういか分かっていながらも、その危うさをも楽しんでしまう。 潔さと自身のシミ一つ卑下しない強さ。 そして「黄金期ですねぇ」と懐かしめるスキモノぶり。 衝撃的なセリフと笑顔に軽いショックで痺れてしまいます。 百目鬼を側に置くことで湧いてくる情に 「優しそうな普…
表題作「nights」 会話のテンポでいちいちニヤニヤしてしまう為、何度も反芻しては進むの繰り返しで読むのに時間がかかりました。 心理描写が全く無いため、言葉の雰囲気と態度・表情や間等で線引きのない感情の揺れ動く様を読者の眼鏡次第で何通りも語れるかと思います。 「感情のスペクトル」 デビュー作がセンシティブな作品だったので、高校生ものに少し警戒してしまいましたが、おバカな仲屋が駆け回っ…
嶋のトラウマと外川の過去はそれぞれに重くて苦しいものですが、それを本人以上に相手の方が慮ってしまう。 傷を癒そうとするような心の寄り添いがまた却って相手への負担になってしまったり、スレ違ってしまったり。 表情の乏しい絵とコマ割りの多いせいかスローモーションで見ているような錯覚と無言の中に痛みが凝縮されているようで心が掻き立てられます。 嶋が外川に与えてあげたい世界と外川が嶋に与えてあ…
イヌーピー
私は最初電子書籍で購入したのですが、どうしても紙媒体で読みたくて後日コミックスを購入しました。 コミックスを買ったのは、コマ割りが絶妙なのでこれは是非きちんと全体を見たい!と思ったからです。(私が最初に読んだのは携帯のコミックシーモアです) 何度も何度も読み返していますが、繊細な感情の描写と登場人物の微妙な動作や台詞、間なども良く、ストーリーも完成されていて且つ萌える場面もあると思います。…
もふぱん
初めて読んだのはまだBLの道に突っ込んだばかりのとき。 レビューを読んで、よしこれにしてみようと決意し、恐る恐るレジに持っていった記憶があります。笑 しかし、そのときはさらーっと読んでしまい、 あれ?好みじゃなかったのかな?とちょっと拍子抜けだったんです。その後2,3回読んでも変わらず。 しかし半年後、BLにもどっぷり浸かり、いろいろ読み漁っていたころにふと思い出して再読しました。…
はなのすけ
驚きのレビュー数。そして驚きの神の数。 期待しすぎたか?それともBL歴が浅すぎてよさがわからないのか? 本当に全くわからない。 まず嶋。感情を表すのが下手というより感情があるの?と疑問に思ってしまった。 なんかこれじゃ、彼を会社から追い出した前の会社の彼の方が人間くささがあって同調できるなぁなんて考えてしまった。 外川は嶋のどこに惹かれたのか、全くわからない。 そして外川の…
ふわふわマカロン
ヨネダコウ先生の作品は、セリフ以上に間や表情で語りますね! 本当にスバラシイ・・・ 自分の感性にどストライクな作家さんなので 知らず知らず贔屓目になっちゃうのかなぁ・・・とも思いつつ。 <NightS> 運び屋の唐島とヤクザ穂積のお話。 短編ですが、まるでドラマを見ているような感覚に引き込まれます。 “年の差”になってますけど、作中で年齢を言われなけれ全然わかりま…
英田サキ ヨネダコウ
かちゅ
ヤクザな天使とアル中天使・・・・。 本当に本当にこの本を読んでここまで胸いっぱいになるとは思いませんでした もう読む手が止まらなくて一気読みです。 本当にダメダメな情けない男 仕事も情熱があるわけでもなく35歳で種なしアル中 朝二日酔いの中目覚めたらそこは見知らぬラブホのベットの上で横には天使の刺青をした裸の見知らぬ若い男(四方)が寝そべっていた。 酒を飲んだ自分ほど信用のならない男…
舎楽宰
Don't stay goldの狂犬・久我のセリフ 「かぁわいいなぁ アンタ!」 これを見た瞬間に脳裏に細美さんが浮かんで、もう私の中では久我は彼です。彼が喋ってるように脳内変換されています。ありがとうございます。 後に読んだNightSに収録されている感情スペクトルで、笛吹と仲屋がエルレの話で盛り上がってるのを目にしたとき確信しました。(思い込みですが^^;)繋がった!!と勝…
toki
「どうしても触れたくない」スピンオフ 小野田課長×友人出口さんの第二弾。 出口さんが告白の練習をしているときの 「付き合えたら俺マジで一生お前だけでいい」 という言葉、さらりと流してますが 三年片思いしてきた出口さんの本音かな。 結局、回りくどい言い方で好意を伝えてしまって 小野田に軽く流されて本気で傷ついて逃げ帰った出口さん。 好きだからこそ臆病になって、素直に言えないん…