川琴ゆい華さんのレビュー一覧

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

どちらもヘタクソ王子だった

雑誌掲載分の男性CAである恒生と編集者の奏がくっ付くまでの「深海魚も恋をする」と、書き下ろしの恋人になってからのお互いの不安やすれ違いを書いた「深海魚も恋に溺れる」の二本立てになってました。

タイトルの「へたくそ王子と深海魚」なんですけど、これって深海魚にかけられた呪いの言葉に思えました。確かに出会いのセックスは恒生が独りよがりなんですよ。でも奏だって大概酷いんです。
あんな呪いの言葉を吐…

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へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

あぁ、へたくそってそっちかぁ

表紙買い。挿絵も神!文のほうは合いませんでした。

タイトルにもなってる「へたくそ王子」
えっちが下手ってことなんですが、これが可愛い下手くそじゃなーい。
自分本位で相手が痛いだけのやつ!
それ自体はあらすじで分かるけど、描写がここまで気持ち悪いとは…。

ストーリーは平坦で、くっつく前後も盛り上がりません。
恒生のえっちはあっさり変わってしまったので、その理由を心理的なところも含…

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へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

大人のラブコメ

仕事中心の生活をしすぎて恋愛がおろそかになっている20代の男性2人のラブストーリー。大手航空会社の男性CA24歳ノンケ×男性向けおしゃれ雑誌の編集兼ライター28歳ゲイのお話で、面白いのはもののはずみみたいに体の関係から始まった所。

そのセックスが最悪で受けは攻めに「ヘタクソ!」と罵声を浴びせて別れて数日後に仕事で再会。日本で少ない男性CAを受けの雑誌が取材するというもので、攻めが意地悪な女性…

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へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

へたくそ

表紙買い。へたくそって、もちろんアレですアレ。キラキラ王子なのにへたくそ。なんだか、どっかその辺にいそうな感じだなあと楽しかったので萌2より萌にしました。雑誌掲載分130Pほど+その続き130P超+あとがき。CAと編集者さんの恋話が楽しめると思います。

二か月ぶりに馴染みの店に顔を出した奏。恋人ができても仕事優先になりがちで、あまり続きません。恋をしたいんだけどなあと思っていたら、カップルに…

6

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

斬新な出だしに心鷲掴み。

あらすじに惹かれて手に取りました。

BLって大体攻めさんがめっちゃお上手で、受けさん初っ端から中イキしちゃう、みたいな流れって割と定番ですよね?それが受けさんに「へたくそ」って言われちゃうって…、どんな攻めさん?

とか思ってですね。
何しろタイトルにも「へたくそ王子」ってありますしね。
うんうん、どんなお話かなー?と。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




8

恋におちた仕立屋(タイユール) 小説

川琴ゆい華  見多ほむろ 

あまーい!

ここ最近川琴先生にはまり、読みました。ストーリーはあらすじや皆様が書いているとおり。
いやー、ひたすらあまーい!
二人は20代後半、所謂アラサー。ゲイでそれなりに恋愛もしてきたの攻さんと、仕事人間で恋をした覚えすらない受さん。こう書くと、世慣れた攻さんが受さんを上手いこと言いくるめて~を想像してしまいますが、そうではない。仕事で出会った二人は(実際は別の場所で互いに相手を認識していて気になって…

1

保護猫と甘やかし同居始めます。 小説

川琴ゆい華  金ひかる 

受けの境遇が特殊

幸薄い受けを世話焼きの性格の攻めが温かく包み込む、という王道甘々かと思ったら、受けの過去が思ったより重かったです。映画「八日目の蝉」の設定にちょっと似てる。幼い頃に攫われたけど育ててくれた犯人を母親だと思い込む、みたいな話。あれは女の子だったけど。

まあ育ててくれた犯人がなんの目的で?ってのはよくわからず愛情を注いでたみたいなのになぜ20歳になったら放り出すんだ?とかいうのはあまり深く考えな…

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保護猫と甘やかし同居始めます。 コミコミスタジオ特典ペーパー  三人だけの修学旅行 グッズ

修学旅行の必須アイテム

本品は『保護猫と甘やかし同居始めます。』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、3人が大人の修学旅行に行くお話です。

一路と行深と慎太郎は2泊3日で
九州を周る大人の修学旅行を計画します。

旅のスタートとなる羽田空港で
慎太郎は力作の『修学旅行のしおり』を
一路と行深に配ります。

慎太郎は修学旅行には旅の「しおり」が必要と
『修学旅行のしおり』を自費制作…

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保護猫と甘やかし同居始めます。 小説

川琴ゆい華  金ひかる 

最初の一歩は大切です

今回はボーイズバーでアルバイトする漫画家と
訳有で求職中の青年のお話です。

漫画家だけでは食べていけない攻様が
訳有の受様を助けた事で生き方を変えるまで。

攻様はWEB漫画雑誌に連載を持つ漫画家ですが、
本業だけで食べていけずボーイズバーで
アルバイトしています。

今では入れ替わりの激しいキャストの中でも
古株で新人の教育係をすることもあります。

そんなある日

1

恋廻り 小説

川琴ゆい華  yoco 

攻めのお手製万華鏡がロマンティックで素敵。

「タイムリープ」ってなんのことやら?だったのだけど、なるほどこういうことなんですね。

大学時代の友人が枕元に現れて、大学時代に戻って過去の恋をやり直せと言われて、二年前に戻る……というもの。

過去に戻った受けは、あの別れの悲しみを二度と経験したくないからと攻めとは恋愛ムードにならないようにあれこれ抵抗するんですね。
だけど、いくら必死に抵抗しても攻めはアプローチしてくるし、恋愛フラグ…

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