川琴ゆい華さんのレビュー一覧

へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

面白かった

ドヨーンと落ち込む作品の後に読んだコメディ。
面白かった、他にない組み合わせのBLだと思う。

日高恒生:
外観最高の美男、男性が希少な職場。アレが物凄く下手くそなノンケ。

柚木野奏:
年上、ゲイ、辛辣な言葉の会話、仕事優先の自分勝手、恋愛が長続きしない交際下手。
「深海で泥まみれのメンダコ」で、平素は衣服に頓着せず、深海魚のように潜んで他人に構われたくないマイウエイ。

前…

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あなたを無性に恋している (表題作 アイリスヒスパニカ) 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

かわいい!

なんとまぁ、可愛らしいお話でした。
花屋さん(ってより、フラワーアーティストですね)の攻め様と、ウエディングプランナーの受け君。
嫌な奴が出てこず、すごい事件も悲劇も起こらず、久しぶりにふわっとした温かい恋愛ストーリーでした。

花言葉を送りあうなんてロマンチック。
ただ、攻め様は、顔よし、お金持ち、仕事も出来る男なんで出来過ぎっちゅうとこではあります。そんなハードル上げないとダメだった…

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宵越しの恋 小説

川琴ゆい華  橋本あおい 

嘘から始まった恋

受けと攻めが「記憶喪失」「恋人だった」とお互い嘘をついたことから始まった恋人ごっこのような同居生活。元々は中高生時代の同級生で冒頭はいじめ状態の攻めが気の毒でヒリヒリする展開。惹かれあっていたのに周りの無神経なガキどもに嫌がらせを受け、遠回りした恋。受けの友人ヅラしたいじめっ子の児島!こいつが1番許せん。×ゲームで男にキスしてこいってどっちに対しても酷い。大人になってもこんな奴と友人だなんて。

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親友だけどキスしてみようか 小説

川琴ゆい華  古澤エノ 

じれったい

挿絵買いです。

初恋再会モノなのですが、とにかくじれったくて
私はやきもきしてしまいました。

清光はサッカー一筋で生きてきた人間だから、恋というものを知らなくて
そんな清光に恋をしていた侑志は、告白するつもりじゃなかったのに
ちょっとしたきっかけがあって清光に告白します。
そこで色々とあって二人は高校卒業後に疎遠になります。
その後も侑志はずっと清光のことが好きで8年後二人は…

1

ふれるだけじゃたりない 小説

川琴ゆい華  スカーレット・ベリ子 

為せば成る!

ノンケの色男に挑む猛者(ゲイ)の話は数多くありますが、
その猛者のなかでも、こちらの受さんはハイレベルじゃないでしょうか。
前向きで可愛くてあっけらかんとした受さんのキャラが、かなり好ましくて、朗らかな気分で読了、元気になれるラブコメでした。しかも、べリ子先生のイラストが最高にいいっ!!

告白して、”興味がない”って一番恋愛に発展しなそうなリアクション…。そこを、”拒絶じゃないし~”と前…

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へたくそ王子と深海魚 小説

川琴ゆい華  緒花 

セックス下手と恋愛下手

なにこれ、地獄のカップリングでは??と思ったんですけど、案外面白く読んでしまいました!

ゲイバーで出会っていきなりやっちゃうノンケCAの攻、しかもド下手ってww…と、もうここはラブコメと思ってスルーしました。最悪のワンナイの相手に仕事で再会してしまった受、いい印象はなかったけれど仕事ぶりを取材したり、南の島の開放的でゆるやかな空気にあてられて(と思った…)徐々にその人柄に惹かれていって…うん…

2

妄愛ショコラホリック 小説

川琴ゆい華  北上れん 

何ですか、この明るい執着愛は

十二年間かけて「マシなチョコ」を、何なら世界有数のショコラティエになっちゃった攻め様、高晴!すごいわ、この人。
しかもそれがダークサイドに落ちてない(笑)

それを受け止める頼朋。
最初はね、ストーカーとして避けるんですけど、柊木君の活躍?もあって、最後には一番必要な大事な、お祖父ちゃんの思い出の喫茶店よりも失いたくない奴になっちゃってるんですよね。

そして…偏愛コスチュームで出てく…

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愛されたがりさんと優しい魔法使い 小説

川琴ゆい華  笠井あゆみ 

母親に愛されたことがないせいで諦めてしまった幼少期が哀しい


切ないのにぶっ飛び具合のアンバランスさが楽しい

卵料理専門店営む史(受け)は毎日通勤電車の行き帰りでなんとなく気になる人がいます。
ある日その人がいつもと違うスーツに大きなハートのタイピンをつけ、アニメでよくみる魔法のステッキを持っているのを見て驚きます。その彼がこちらを睨むように見ていて焦るのですが、逃げようとする史を捕まえて、自分は魔女に記憶と心臓を取られ魔法使いにされてしまったと…

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親友だけどキスしてみようか 小説

川琴ゆい華  古澤エノ 

「焦れ」が萌

川琴ゆい華先生の作品を読むのは、二冊目。
ゴールが見えているのに中々進まない
「焦れ」が萌・・と、姐さんたちが書いてます。

川琴作品の魅力は、焦れる悶えが魅力。だから、進捗テンポが遅い。
著者の進捗リズムに合わないと、本をぶん投げたくなる。

でもその衝動を抑えて、サーっと読み
その後に再読すると、リズムに合わせやすくなっているので、
 川琴作品は、サッと一読+じっくり再読、を…

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好きも積もれば恋となる 小説

川琴ゆい華  秋吉しま 

”くらし”の描写が秀逸です

リーマンもの、先輩後輩、お仕事(アパレル)ということで、好きな要素しか見当たらなかったのというのと、川琴先生のテイラーものが面白かったので購入しました。期待通り面白かったです!

上司から強要された取引先のお嬢さんとの縁談から逃れる方便から始まった先輩後輩CPが、積年の片思いが募った後輩の巧みなプレゼンによって、先輩が全身全霊で絆されていくという流れ、冒頭はちょっと強引な展開の印象なのですが、…

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