榊空也さんのレビュー一覧

魔術師は野獣な貴公子に溺れる 小説

小中大豆  榊空也 

小中版『美女と野獣』?

小中センセイのモフモフもの好きです!
表紙を見て、攻め受け+犬という構図を想像したのですが、ここがちょっとした訳ありで面白かったです。
全体的にはほのぼのテイストですが、『美女と野獣』のような〝真実の愛〟を探す物語でもあります。

ヤリチン貴公子・ミケーレ×陰キャな魔術師・ネロ

この攻めがホント最低なヤリチンで、初っ端から呆れました。
それでも、美しい容姿と人当たりの良さでモテモテ…

9

魔術師は野獣な貴公子に溺れる 小説

小中大豆  榊空也 

片想いの切なさと甘やかさが堪らん(;///;)

あらすじに一目惚れして購入で大当たり…!
個人的にドツボにハマって萌え&号泣で読了。
(※注:私はグワ〜と泣いたけど明るいお話です)

生涯友人のままで…と誓った片想い。
伝えられない罪悪感を含んだ片想い。
これらが時折入り交じるのに切なキュンなんですよー!!!!(;///;)


さてさて。ストーリーは、醜い獣姿になる魔術をかけられたヤリチンの王子様が真実の愛に目覚める…

10

アイドル始めました 小説

久我有加  榊空也 

あなたがいるから


町おこし企画のご当地アイドルグループプロジェクトで責任者代理になった受けがオーディションを受けに来た隣県の大学生と幼馴染とユニットを組み、頑張る話。


特筆すべきものが何もなく、過疎化に苦しむ田造市。
市役所の観光企画課に勤める石山周太(受け)は産休に入った先輩の企画立案したご当地アイドルグループプロジェクトの責任者代理をすることになります。
オーディションの応募も少なく、結局応募…

0

オオカミパパに溺愛されています 小説

かわい恋  榊空也 

イチャイチャアマアマラブラブが読みたかった

「イチャイチャアマアマラブラブが読みたーい」熱が、私に発生。
己が荒んだ気分か、コロナ禍の閉塞感のせいか、「とにかく何も考えずにイチャイチャアマアマラブラブが読みたいんじゃあ!」と、心が叫ぶのでした。
そこで購入。
単行本では初読み作家さんです。(アンソロジーで短編を以前読んだことがありました。)

<ここからネタバレを含みます>



……よかった… 私の今の需要にぴったんこ!…

2

ワンコは今日から溺愛されます 小説

夏乃穂足  榊空也 

鈴が可愛い

カバーイラストとあらすじの雰囲気から、てっきり半獣が共存する世界かと思いきや、そうではありませんでした。
半獣ものではありますが、かなり珍しい…というよりもほぼ存在していない世界のお話。
こちらの作品、鈴という子が本当に健気で、不憫で、無垢で。
"何も知らない"受けがお好きな方には刺さるものがあるかと思います。

不憫で不遇だった受けが、愛情深い攻めに救われて幸せにな…

1

報酬を払ってもらおうか? 小説

  榊空也 

テキサス野郎とFBIのバディ…だけどソフトよ。

洸先生による武闘派何でも屋とFBI捜査官のバディもの。
…といえば期待は高まっていたのですが、結論から言うと期待していたよりもソフトでした。

援護なしの極秘任務でエルパソに来たFBIのマックスが、ワイルドな地元の何でも屋・ハンターの助けを借りて麻薬組織絡みの危険な人探しに取り組むお話。
ゲイのハンターがマックスと組む報酬としてカラダを要求し…というのがBL展開のはじまりなんだけど、なんか…

0

「ワンコは今日から溺愛されます」コミコミ特典SS小冊子「はじめての社会科見学」 グッズ

本編に入れて欲しかった

2段組みでとても読み応えありました。
本編が物足りなかったので、どうしてこれを特定書店の特典なのかなと思ってしまいました。

鈴は社会経験を前よりは積み、自分の容姿に対する世間の眼にも余裕を持って対処出来ている様に思えました。

改始め長谷井親子やたえさんや中埜夫妻のおかげですね。

相変わらず改は大企業の社長ならではのやり方で鈴を守っていると思ってしまいました。
ワンダマンを社内…

2

ワンコは今日から溺愛されます 小説

夏乃穂足  榊空也 

1番恐ろしいのは

可愛らしいカバー絵からは遭遇出来ないくらいに鈴が悲惨で可哀想な境遇でした。親が酷過ぎます。そして改が小さい時から正義感あふれる良い男でした。

そして鈴と再会してからは真綿に包み込むように大事にします。鈴もとてもいじらしい良い子です。

ただ育ち故に自己肯定感が低いのと、世間知らずなので改とのすれ違いが多いのが焦ったく感じてしまいました。

それと狗神の攻撃がちょっと一貫してなかったよ…

1

ワンコは今日から溺愛されます 小説

夏乃穂足  榊空也 

可哀想なケモ耳

ずっと気になってた本。
半獣の話が好きなんだけど、今まで読んだのは半獣当たり前の世界の話ばかり。
幸せな話かなと思ってたら主人公の鈴が本当に可哀想で最後まで「もしかしてバッドエンド?」とハラハラ。
小さい頃の生活があまりにも酷いので大正時代とか昭和初期とか昔の話かと思ったら現代の話でびっくり。でも、もしかしたらこうやって育てられてる人実際に居るのかもしれないと思ってゾッとした。ネグレクトだよ…

2

ワンコは今日から溺愛されます 小説

夏乃穂足  榊空也 

垂れ耳ワンコ

犬は犬でも垂れ耳に格別に弱い。そして榊先生のこのスーツイケメン最高・・・表紙買いです。本当に可愛かったのですが、残るかな・・というとちょっと?だったので萌にしました。いやしかし可愛い。「嫌われワンコのお気に入り」180Pほど+その続きの表題作90P超+あとがき。

長く栄えてきた豪商の千装家に生まれた鈴(りん)。狗神憑きの家系で、栗色の垂れ耳、白と栗色で染め分けられたシッポという異形で生まれて…

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