永井三郎さんのレビュー一覧

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A コミック

永井三郎 

BLではなくゲイの少年たちの友情物語

同性が恋愛対象の少年ふたりの友情物語
一口にゲイと言っても、一人は女装願望があるが、一人称は俺で女性になりたいわけではない、もう一人はオネエ言葉を用いる少年で画一的ではないです
自分と、自分の大切な人のためにどう生きるのか、選んだ道が美しく悲しいです

2

深潭回廊 1 コミック

永井三郎 

just a few words for this

romanticization of pedophilia in it's finest

2

深潭回廊 2 コミック

永井三郎 

重くて悲しい

スメルズライクグリーンスピリットのスピンオフ作品。

1巻の最後の方でお花畑を見た柳田だったが、花の色が黒くなって2巻へ続き…。

もしかして、これから2人に明るい未来が待っている…のかも…とほんの少しだけ期待していたけれど、あ、そうだ、柳田は沈んでた。花は黒くなっていた。
と、思い出した2巻だった。

始まりから渚の闇…というか、周りの大人達が酷過ぎてどうにかして渚が救われないかと…

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少年よ、大志とか色々抱け コミック

永井三郎 

青春のギラギラ感

ギャグコメ?男子高校生でおまけに寮生活もの。

もう青春のキラキラ、ギラギラが溢れてる!

みんな良いキャラで。
マサジ!本能で動くおバカさん。
だまっていればイケメンなのに、挙動不審?猪突猛進?

カズマ。謎の美少年。誰も寄せ付けない、友達なんていらない、孤高のキラキラ。

もうマサジが磁石に引き寄せられるようにカズマにまとわりついて。
勃たせるのも本能なんです!そんなつも…

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スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B コミック

永井三郎 

萌えたというより★4つの感覚

めちゃくちゃ面白かった。面白い分、しんどかった。
キュンや萌えより、親と子、家族のあり方を考えさせられた。
恋愛漫画ではなく、青春漫画という印象で
BLではなく女性コミックに分類されていることが多いのも納得。

なので、読了後も母親達のことや、
自分を押し殺して生きる選択をした桐野、
自分を押し殺しきれなかった柳田のことを思って苦しくなる。

三島母の言葉は、強く優しく育った三島…

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深潭回廊 2 コミック

永井三郎 

重い気持ちになりました

1巻の先行き不穏な雰囲気から、2巻どうしようかな…とためらいはしたのですが、表紙を見て、意外に大丈夫そうと思って読みました。
全然大丈夫ではなかった。
せめて、ハッピーエンドが約束されている何か別の本を1冊でも用意しておくことをおすすめします。
中立って低評価みたいに捉えられてしまうかなと、今までは使うのに消極的だったのですが、萌も神も、今の気分とは違う気がするので。

うーん、他の明る…

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深潭回廊 2 コミック

永井三郎 

種類の違う強い呪い

 永井先生の目の描写にすごく引き込まれます。何も映していないようで、物事の深淵を見ているような、空虚と叡智が共存しているような瞳が好きです。1巻ではとにかく柳田の抱える闇の深さが際立っていましたが、2巻では奔放な少年に見える渚も、いろいろな柵や大人の汚さに絡まれながら生きていることが分かります。立ち居振る舞いは常に堂々としているけれど、それは感情のダメージを軽減するために自然と現れる彼の防衛本能の…

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スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B コミック

永井三郎 

こんな作品が有るなんて。

何となく昔の作品は使い古された様な、見覚えが有る物が多い気がして躊躇してたんです。
イヤイヤ、これは後世に引き継がなくては。

最初の数ページで三角関係ものかななんて軽く思っていたら、あまりにも深くて心が受け止められない。
自分の伝える語彙力が無くて悲しくなりました。
家族ってなんだろう。
少数派、多数派 何が違うのだろう。
何も悪いことをしてないのに何故ここまで苦しまなくてはいけな…

3

深潭回廊 2 コミック

永井三郎 

謎が深まる

歪んでます
登場人物8割は歪んでます。いや、病んでるのか

少年のはずの渚は大人びすぎてる
無慈悲に当てられる性欲を受け入れ恐らく身体共に病んでる、というより死んでる?
海に飛び込む行為は死んで(フリ)清めてるつもりなのではないだろうか
その行為でリセットして自我を保ってるのではないかな
今まで受け入れてきた性欲とは違う求められ方をした渚は柳田からの求められ方を愛情かなにかと勘違いし…

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深潭回廊 2 コミック

永井三郎 

続きがとても気になります

渚を取り巻く大人の男たちに、反吐が出る程の怒りを覚えました。

山田(柳田)は渚が遠くを見詰める眼差しに、やはり南條くんを重ねていたんだなぁ…と。

そしてその渚から南條君の行方を知った山田は、目の前の現実が何も見えてないんです。彼はまだ夢の中を漂っていると思いました。そんな山田を慕う渚が切ないし、彼の物分かりの良さに悲しくなりました。

智が父親を嫌っている気持ちも分かりましたが、何…

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