永井三郎さんのレビュー一覧

深潭回廊 3 コミック

永井三郎 

闇深い

スメルズライクグリーンスピリットのスピンオフとして始まったこちらのシリーズも3作目。
今回は今までもかなり仄暗いお話でしたが、閉鎖的な場所で逃げ場のない中学生の渚にスポットが当たっていて、この渚はもしかしたら罪を犯した山田の救いになるんじゃないかと思って期待していたのですが、渚自身がいろんなことにがんじがらめになっていて逆に山田に救いを求めているんじゃないかと思えてきました。
そろそろ色んな事…

4

深潭回廊 3 コミック

永井三郎 

もう柳田はいらない

「深潭回廊」3巻目。
私はこの作品でどんな展開を求めてたんだろう?
何が読みたかったんだろう?
なぜそんな気持ちになったのかというと…
この(3)、感想が出てこない。

山田/柳田の目が覚め。
渚の地獄は続き。
柳田は急に道徳的になったかのように渚を助けようと決意し。
だが渚の住む地獄は「悪い大人」でがんじがらめ…

で、まだ終わりません。
まだ続くの〜?と感じた、感じてし…

6

深潭回廊 3 コミック

永井三郎 

blind themselves

あらすじのセリフで嫌な予感がした人は回れ右を。
正直脱落ポイントが多い巻かもしれません。
私は最後まで読むと決めています。って人はどうぞ

かなり暗いエピソードが続きます。
まさにタイトル通り、暗い深潭の淵を巡るよう。
読む時は元気な時じゃないと永井先生の胆力に引き摺られるかも。

伏線回収があって、そこで初めて山田は渚と向き合おうとします。ここまで一切気づいていなかったんだなぁと…

3

深潭回廊 3 コミック

永井三郎 

読んでいてしんどい。だが。

『深潭回廊』の3巻目。

永井作品の中でも人気の高い『スメルズ ライク グリーン スピリット』のスピンオフ作品。『スメルズ~』を未読の方には、まず『スメルズ~』を読んでからこちらを手に取られることをお勧めしたい。

ペドの性癖を持つ山田。
山田と身体の関係を持つ中学生の渚。

1、2巻を読んでシリアスな話だと分かってはいましたが、3巻はさらにそのシリアス度を上げてきました。子どもが性…

19

緊縛パッション コミック

永井三郎 

You, 縛られちゃいなYo!

個人的に大好きなんだけど、レビュー書きにくいやつで後回しにしてました。

見た目通りの野獣×隠れ美男

…のはずなんですが登場人物全員のキャラがおかしい。

最初のうちはゲッソリやつれるシチサンといつでも臨戦態勢の武蔵にゲラゲラ笑ってたら、しげみち(京太郎)さんとおばあさんのエピソードにやられた。

永井先生の作品って突然良いエピソードがブッ込まれるから私の情緒にぶっ刺さりますの。…

1

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A コミック

永井三郎 

BLではなくゲイの少年たちの友情物語

同性が恋愛対象の少年ふたりの友情物語
一口にゲイと言っても、一人は女装願望があるが、一人称は俺で女性になりたいわけではない、もう一人はオネエ言葉を用いる少年で画一的ではないです
自分と、自分の大切な人のためにどう生きるのか、選んだ道が美しく悲しいです

2

深潭回廊 1 コミック

永井三郎 

just a few words for this

romanticization of pedophilia in it's finest

2

深潭回廊 2 コミック

永井三郎 

重くて悲しい

スメルズライクグリーンスピリットのスピンオフ作品。

1巻の最後の方でお花畑を見た柳田だったが、花の色が黒くなって2巻へ続き…。

もしかして、これから2人に明るい未来が待っている…のかも…とほんの少しだけ期待していたけれど、あ、そうだ、柳田は沈んでた。花は黒くなっていた。
と、思い出した2巻だった。

始まりから渚の闇…というか、周りの大人達が酷過ぎてどうにかして渚が救われないかと…

1

少年よ、大志とか色々抱け コミック

永井三郎 

青春のギラギラ感

ギャグコメ?男子高校生でおまけに寮生活もの。

もう青春のキラキラ、ギラギラが溢れてる!

みんな良いキャラで。
マサジ!本能で動くおバカさん。
だまっていればイケメンなのに、挙動不審?猪突猛進?

カズマ。謎の美少年。誰も寄せ付けない、友達なんていらない、孤高のキラキラ。

もうマサジが磁石に引き寄せられるようにカズマにまとわりついて。
勃たせるのも本能なんです!そんなつも…

0

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B コミック

永井三郎 

萌えたというより★4つの感覚

めちゃくちゃ面白かった。面白い分、しんどかった。
キュンや萌えより、親と子、家族のあり方を考えさせられた。
恋愛漫画ではなく、青春漫画という印象で
BLではなく女性コミックに分類されていることが多いのも納得。

なので、読了後も母親達のことや、
自分を押し殺して生きる選択をした桐野、
自分を押し殺しきれなかった柳田のことを思って苦しくなる。

三島母の言葉は、強く優しく育った三島…

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