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10/22(合計:213件)
永井三郎
色咲真帆
ネタバレ
ボーイズラブという概念を超えてる作品でした。 未成熟な少年達の友情と葛藤と成長を描いた作品。 同性愛に対して自らも受け入れ難い思いを抱えつつ、迷っても進まずにはいられない若さ…痛いほどにリアル。 周りの大人たちの反応や心情も細かに色取り取りに描かれていて、本当に引き込まれる。 似て非なる思いを持ちながら、それぞれを取り巻く環境や容姿、自分を形成するものや優先順位の一つ一つの微妙な違いで…
あいきょう
ド田舎というか、お互いが密に関わり、人の噂で日々を過ごすような、 閉鎖的環境における同性愛に対する反応の「らしさ」が描けていた作品だと思います。 それぞれの母親の考え方が三者三様で、その元で育った主要人物4人。 様々な幸せの形を提示してくれたこの作品、定期的に読み返すレベルです。 ところどころにものすごいギャグ顔があったことについては、 永井先生の他作品を読了済の自分としてはちょ…
Hinana
高レビューだったので気になって購入! 元々ギャグ系は好きなのですが、ちょっと狙い過ぎというか私にはあまりハマりませんでした。。 ギャグ顔は某少年マンガのマサ◯さんのようでぶっ飛んでいて笑えます。 特に攻めがおっさんのようで笑える。。 受けも地味真面目男なのに妙に色気が出てきてそんなところはそそられるのですが、やはりBLを期待してしまうので物足りなく感じてしまいます。 ギャグならギャグでも…
みちみち
ちるちるの作家さんインタビューの記事と、インパクトのある圧倒的な表紙に惹かれて即購入決定しましたが、もぅ〰️っ、予想をはるかに越えておもしろい!声を上げて笑いました! シリアスで良質な作品はたくさんあっても、なかなかギャグでこれは!という作品には出会えないので、本当にこの作品は貴重だなぁと思います。 もちろん、エッジの効いた笑いだけでなく、絡みはないながらもエロというよりは、お色気?(笑)…
フランク
とにかく面白かった。にやっとしたり、思わず吹き出したり、爆笑しちゃったりと自分の中の笑いのバリエーションが引き摺り出される一冊というのかな。常に笑っていたせいで読み終わってホッペが痛いです。 幼なじみが木に縛られているのを見て以来、重度の緊縛フェチになってしまった美大生・武蔵。 そのフェチぶりは石膏デッサンも緊縛画にしちゃうほどの末期レベル。彼の好きなものは「緊縛と絵と男」でそれらを合体さ…
ポッチ
永井さんの久々のBL…。嬉しすぎる!という事で、朝っぱらから本屋さんに買いに走ってしまった…。 ネタバレ含んでいます。ご注意を。 主人公は美大生の武蔵・18歳。 18歳には見えない暑苦しさと、性に対するあくなき探求心を持つゲイ。 そんな武蔵は幼少時にいじめられっ子に木に縛られた美少年(マリオ)を見かけて以来、緊縛された男が大好き、という性癖を持つ。 そ…
わきの
本棚整理して久しぶりに読み直しましたが、何度読んでも胸がギュゥゥゥっとなります。 セクシャリティの葛藤や、これからの生き方。 中学生の彼らの出すそれぞれの答えが胸を抉られる気分です。 三島母が格好よすぎます!! もう惚れるレベルです(笑) 三島の涙にもらい泣きしました。 桐野と三島の母親は対照的ですね。 もし桐野母が三島母のような人だったら、彼の人生は全く違っていたでしょう。…
syoppo
ABまとめ買いしました。 BLというより、マイノリティとして生きていく事を決めた若者の葛藤を描いた青春作品。 一応恋愛にからめた要素もありますが、若さによる過ちや不思議な人間の縁ってあるよねーみたいなほろ苦い感じです。 恋愛より友情をしっかり描いているなという印象でした。 残念なのは、トキメキの要素がほとんど感じられなかった事です。 また重い話になるかと思いきや、拍子抜けするような甘…
楓花
三者三様の家庭……三人が親バレしたあたりから苦しくて切なくて、涙がほろほろと流れました。 特に桐野くん……彼の選択が切なくて胸が苦しくて涙どばぁ。 お母さんの笑顔のために自分のパンドラの箱に鍵を締めることを自分で選択した桐野くん。 自分で選択した道。 自分の身体の変化についての思いを言葉にしていた彼。 大人になった彼には小さな娘さん、そして奥さんのお腹には赤ちゃんがいる。 お母さん…
あちらこちらで高評価なのをお見かけしてずっと気になっていた本。 閉鎖的な田舎だと色々逃げ場無いから大変だよね。 でもそんな田舎にイケメン4人も集まるなんて! 虐め首謀者が実は「好きだから虐めちゃう系(攻め様)」かと思って読んでたから、意外な事実に戸惑い。 あー……でも表紙の絵に納得。 んんっじゃあ攻め様誰?!ってかいない系? ( ゚д゚)ハッ!もしや夢野くんの方か! それにしても…