asacco
永井先生のギャグセンスが炸裂している作品でした。最近の有名作品でいうと、某「◯◯部(あまり大きい声で言えないタイトル)」のノリに近いです。男子高校生グループならではのデリカシーのなさだったり、下品さだったり、女子同士では得られない絆だったりを、存分に楽しめると思います。本当に最初から最後までギャグシーンが続くので、笑えるBL作品を読みたい気分の時にオススメします。
主人公は基本的に攻めの…
前巻から一転して一気にシリアス感が強まりましたね。三島、桐野、夢野、柳田、1人ひとりがそれぞれに異なる葛藤をしていました。自分の性別・性癖や恋愛対象が自分自身ですらまだ分からずはっきりと定義できない悩み、分かっていてもそれを満たそうとすると異常者のレッテルを貼られてしまうという苦しみ、友人の目や世間体という重圧、一番長い付き合いであるからこそ最も言いにくい親への打ち明け方。柳田が三島を襲おうとし…