野原滋さんのレビュー一覧

獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

くっついた後のほうが好き

読後にちるちるの設定欄で「両片思い」となっているのを確認して、やっぱりそうだよねと妙にホッとしました。
というのも、強いて言うなら両片思いものとは言えるけど…という程度にしか感じられなかったし、そもそも作品全体に漂うラブの気配そのものが低いというか。

でも、攻め受けともにキャラバン隊の一員ということもあり、彼らが各地を渡り歩く様子が生き生きとしてて、読んでて飽きなかった。

奴隷として…

1

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

シリーズ4作目

【そらのだいじな旦那さま】→【そらのいとしい旦那さま】→【そらの誉れは旦那さま】に続いて今作になります。
他の作品を読んでいない場合は最初から読んだほうが良いかと思います。

今回は他国や海賊団が絡むお話となります。
ややこしくなるのかなぁと読むのを少し懸念していたのですが
読んでみるとスーッとお話が入ってきてまた空良たちの虜になりました。

1作目から比べると空良がしっかりと自分の…

0

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

シリーズ4作目!

野原先生の仰るように盤石の溺愛でした♡ 国が大きくなり責任も大きくなる中でも、力を合わせて頑張る姿が微笑ましい。どんな事が起こっても微塵も揺れないのも、この2人なら有り。空良はまた靭やかに強くなって頼もしい。
今作は静かな戦も面白かった。空良も勝負師になってきたね〜峨朗丸との駆引きは、終始押していてかっこよかった。高虎が益々惚れるのも解る。今回は高虎の嫉妬が可愛かった。
日向埼の雰囲気も良く…

4

そらの誓いは旦那さま コミコミ特典SS小冊子 空色の瞳は何を語るのか グッズ

日向埼の噂話

本品は『そらの誓いは旦那さま』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、菊七視点での後日談です。

菊七は芝居の興行で様々な地を周っていますが
よく耳にするのは近頃領主が入れ替わった土地の話です。

若き武将が手に入れた領地は様々な改革を行い、
今までにない大きな商いを始めたとの話に
商機に目敏い商人がこぞって日向埼を目指し、
街道には人が溢れ、宿場町があちこちに出来ました。

0

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

上に立つ者の覚悟と矜持

本シリーズは三雲の鬼神とよばれる勇猛果敢な武将と
姉の身代わりで嫁いだ鬼神の鬼嫁のお話です。

岩浪から依頼された因縁の海賊との交渉の顛末と
日向埼を牽制する丹波の嫌がらせを跳ね返すまで。

双子だった受様は忌子として虐げられて育ち
男ながら姉の身代わりで攻様に嫁ぎます。
攻様は三雲の鬼神と恐れられる武将ですが、
隼瀬浦の領主の妾腹で受様を男嫁とします。

受様は隼瀬浦で初め…

5

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

安定

そらちゃんシリーズ4作目。安定のカップルになっていて恋愛面でのハラハラは少ないんですが、そらちゃん大活躍で嬉しかったので萌にしました。本編210Pほど+あとがき。

高虎と仲睦まじく日向埼を治めている空良。ある日、岩浪を治める伏見から「峨朗丸という男との交渉を手伝ってほしい」との申し入れがあり・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
桂木(空良の側にいることが多い、与力)、峨朗丸(海…

2

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ザビさん

本編後、菊七が日向埼に帰ってきた時のお話です。本編で好きだったザビさんの心情が書かれていて嬉しかったので萌にしました。

++

日向埼に戻ってきた菊七が顔を出したのは自警団の詰め所。そこには空良に魁傑にザビさんもいて・・・。

変わらず飄々と陽気なザビさん、空良に対する想いをさらっと菊七に話すんです。
そしてちょっとせつなそうに空良を見送るザビさんが、わーーーん愛おしい!
ザビさ…

1

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

もっと続けて欲しい

なんとなく終りめいたあとがきだったので声を大にして言いたいのですが。
もっともっと出来る限りながーく続けて欲しいです。
だったら『神』点けろよ、って話なんですが。
でも私、甘々ってそれほどじゃないんだもん、正直なところ。

萌えは少ないんだけど、とっても面白いと思うんですよ。
前回は戦で大立ち回り(と言うほどでもないかもしれませんが)をした空良ですが、今回は調停だったり商いだったり、戦…

6

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

溺愛なのに、甘々なのに

普通、溺愛ものっていったら双方野性味が出てやりまくり…なんてよくあるんですが、さすがこの2人。
めちゃくちゃエチが少ない!
少ないって感じるほど普段のイチャイチャがすごい。比例してないです。
4作目、設定どうするのかな~なんて思っていたら海賊問題と貿易問題でした。

ここまでくると、空良は活躍させまくるしかないし、高虎はイチャつかせまくるしかないってくらい安心して読める作品です。

8

そらの誓いは旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

やっぱり大好き!

「そらだん」シリーズも4作目に突入!
新作が発売されると知ったときは嬉しさのあまり拳を突き上げながら叫んでしまいました。
続編を書き上げてくださった先生には本当に感謝の念が尽きません。空良と高虎の物語をまた読ませていただける幸せを深く噛み締めました。ありがとうございます!

空良と高虎の仲の良さは相変わらずで溺愛攻が大好物の私は高虎の空良バカっぷりに終始ニコニコもといニチャニチャしました。…

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