野原滋さんのレビュー一覧

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

名作だと思います。

初めてレビューを書きます。
なので他の方のようにうまく文章が書けませんが、ご容赦ください。
久しぶりにとても良い作品を読ませていただきました。

異世界にも行かない、獣人も神様も出て来ません(これはこれで好きですが)お決まりの当て馬展開も無し。
静かに、ほぼ受攻2人の物語なのに飽きもせず読まされました。
発売から少し年数は経過してますが、それも感じませんでした。

ずっとコミックに…

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そらの絆は旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

シリーズ6作目

空良の双子の姉来る、
てことだったので怖い展開かな〜と思ったら、あれ?
夫婦の不和の話と空良の自我の芽生え‥?
と思ったらやっぱりお姉さんはしたたかでした!
という感じで
肩透かしくらったけどやっぱきれいなバラにはトゲがある梅乃姫にあっぱれでした。

夫婦の不和の話はラブラブ溺愛スキーの私にとってはハラハラもので、いつもならもっとあっさり行くのになんか、こじれそう‥とドキドキしました…

4

そらの絆は旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

そらの弱みはお姉さま

このシリーズ、初めて空良に対して危なっかしさを感じました。あらすじを読んだだけで胸がザワつきましたがね、こりゃなんか一波乱起きそうだと。

あー…やっぱりね。
空良の双子の姉……そっくりな女性が登場ってことだけで、ピンときちゃう。姉の思惑がありありと。空良に対する扱いは1巻でご存じの通り……それに元は高虎の元に嫁ぐべき立場であったこともあってか嫌でも勘ぐりますよね。
でもこれに関しては、姉…

5

買われた男 小説

野原滋  小山田あみ 

No Title

野原先生はそら旦シリーズしか読んだことなかったんです、私。
だから、正直、あんな感じ(ほわっとやわらか)なんだろうな~と思っていたら!!
良い意味でめちゃくちゃ裏切られました✨
自分の性癖ど真ん中!!
縛り、筆プレイ、受けは未使用!
エロの方向性も分量も良きでした◎◎◎
親父がクソだからどうなることかと思ったけど、変に傷つけられなくてヨカッタ(ハード目は苦手なので)。
そしていつも我…

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愛とは美味なるものである 小説

野原滋  花小蒔朔衣 

魔王さま、現代を知る

「我は淫魔である!」
――そんなまさか、である。

なにしろ彼は、人間の手によってそれはそれは長い期間に渡って壺に封印されて眠っていた魔王なのですから。
彼が入った壺の中身を淫魔だと勘違いをしたまま封印をうっかり解いてしまったのは、神社に1人で住まう怜という青年。
魔王なことがバレて再び封印されては敵わないと、マオこと魔王が、人の悪意を食べて魔王としての力を取り戻すために伶と共に神社で奇…

2

犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

ネタバレ無し推奨です!

当方、全く地雷無しなので軽率にお薦めしますが、色々地雷ポイントはあるのかもしれないけれど、ミステリー的な面白さもあるので気になったら是非読んで下さい!

受くんも攻くんも、ひと癖もふた癖もあるのですが、キャラが立ってて、行動含めて凄く興味深い二人です。

ストーカーとか監禁要素はありますが、言葉から想像するほどハードでは無いです。
一風変わった味付けと言いますか、奥深いエッセンスが足され…

1

神様は僕を溺愛しすぎる 小説

野原滋  緒田涼歌 

攻めの不在感。

かわいいおこじょ式神との修業&学園奮闘物語として読むなら面白かったけど、攻めはいつになったら登場するのやら??みたいな気持ちがつきまといました。
いえ、攻めはずーーっと登場してるんですけどね。

おこじょはどうやっても攻めにはなれないというか、攻めには思えないんですよ。
どんなに言動が男前だとしても、かわいいを超えてこず、あくまでおこじょでしかないというか。

かといって夢の中…

0

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

告白シーン、好き(*^ω^*)

"契約恋愛"なんて、どんな切ないストーリー!?なんて思いきや、可愛い純愛物語じゃないの(*^^*)


受け様の宇田川は、他人との距離のはかり方がめっぽう苦手。
一方の攻め様は、明るくコミュニケーション能力高めの羽鳥。

大学のサークルで顔見知りだった2人は、病院で偶然再会して、羽鳥としては社交辞令くらいの会話だったのに、宇田川が本当に仕事を紹介してくれて。
で、…

1

鬼の子いとしや桃の恋 小説

野原滋  金ひかる 

ヘビーな背景に憤りました

読む前に想像していたのは、鬼の子が人間と出会って恋に落ちるような、ほのぼのした物語でした。
でも実際に読んでみたら、もっとずっとヘビーな背景が描かれていました。
主人公は東京に住む大学生の光洋。西園家の男子は二十歳になったら鬼鎮めの儀式をしなければいけないという家訓に則り、夏休みに瀬戸内の本家に呼ばれます。何を時代錯誤なと全く気乗りしない様子で出掛け儀式に臨んだところ、形ばかりのはずが対面した…

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百年の初恋 犬と花冠 小説

野原滋  榊空也 

「犬っぽい攻め」にならキュンとできるけど、「犬」にキュンはできない。

ワンコ攻め大好き、元は犬だったのが神様に生を与えられて人間として登場する元犬な攻めも好きな私なんですが、この作品は萌えきれませんでした……。
というのも、攻めがあまりにも「犬」そのものすぎました。
この攻めは「犬っぽい攻め」ではなく本当の犬。

しかもお利口な犬ではなく野生の犬で、受け命なくせに受けの言うことは滅多に聞いてくれないので受けもかなり手を焼くんですね。
その手を焼かされている…

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