野原滋さんのレビュー一覧

恋する豹と受難の猫 小説

野原滋  街子マドカ 

昼夜で変わる2人の恋物語

今回は隠された王太子と前世の記憶を持つ平民のお話です。

貴族に呪いをかけられた受様が
離宮に隔離されていた攻様を開放するまで。

受様の記憶の最後にあるのは
自分に迫った大型トラックの運転手の驚いた顔でした。

専業主婦の母は食生活の充実に注力していて
受様は足りない食材を買いに
コンビニまで向かう途中で事故にあったのです。

自分は死んだのだろうか。死んじゃったんだろ…

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プリンの温度

本編後日談のやさしーいあまーいお話。ふふって笑えて幸せな感じになれてとても嬉しいお話です。可愛いんだよ、王子。

忙しい日々が続いていますが、数日に一日は長年過ごした離宮へ戻り、ケインと二人で過ごす時間を確保するリヒトール。今も深夜近くだけど、ケインにプリンを作ってもらってます(可愛い)。わちゃわちゃお話しながら、プリンの出来上がりを待つ二人。プリンは、「人肌ぐらいに冷めたのが一番甘味を強く感…

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恋する豹と受難の猫 小説

野原滋  街子マドカ 

軽やか

先生買い。軽やかなファンタジーでクスクス笑えるしグルニャン可愛いし、街子先生描かれる王子はめっちゃカッコいいしで満足したけど、忘れないお話かと言われると?なので萌2よりの萌えにしました。本編250Pほど+あとがき。

ユースフト王国の辺境で両親、弟と4人で暮らすケイン。平民としては珍しく魔力を開花させています。そのケインの魔力を見に来た貴族に村の窮状を訴えたところ、無礼だ!と夜は黒猫になってし…

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恋する豹と受難の猫 小説

野原滋  街子マドカ 

うーん!面白い作品なんですが

野原先生だし買おうかなーと新刊チェックしていましたら、イラストが街子先生とのことで。
わーい。
好きなんです、街子先生。最初、私には可愛すぎるな〜と思っていた絵柄だったのにいつの間にかハマってしまっていた。


あらすじを読まずに買ったので、現代日本から始まるストーリーに驚いた。タイトルと表紙からゴリゴリの西洋系ファンタジーだと思っていたので(^O^)
なるほど。現代日本は前世なのです…

6

恋する豹と受難の猫 小説

野原滋  街子マドカ 

万人受けしそうな可愛らしいお話。

作家買い。

んー。
評価が難しいな、というのが読後の感想。

決して面白くないわけではないし、萌えどころもきちんとあるし、野原さんらしい伏線を回収しつつ進むストーリー展開は素晴らしかったし、相対的には凄く面白い作品だと思うんです。

でもなんて言うのかな。
優等生すぎる。
っていう感じがしました。

丸く丸く収めようっていう意図が感じられたからかも。

事故で突然の死を…

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恋する豹と受難の猫 小説

野原滋  街子マドカ 

何故みんなトンカツを作るんかなぁ

ほのぼのホッコリ異世界転生ものになります。
プラス、お料理BL。

役人貴族から呪いをかけられて昏倒した事をキッカケに、日本人大学生だった前世の記憶を思い出した平民の子・ケイン。
呪いを解くヒントを見つけようと、王都にやって来たんですね。
王宮で下働きとして雇われた彼ですが、前世の知識を生かして料理を作ると、それが大評判に。
更に王宮で、昼間しか見かけない不思議な豹と仲良くなりますがー…

8

恋する若頭 小説

野原滋  陵クミコ 

あー、自分もフニちゃんグッズが欲しいかも(笑)

2015年刊。
ちなみにタイトルにある"若頭"とは、主人公・伊吹の代表作にちなんで付けられた愛称だったりする。
コメディ好きな人ならば「え~、ヤクザ攻めじゃないんだ~、ちぇっ…」となっても気を取り直して楽しめると思う。
小説ではあまり見かけない攻め視点で、おまけにヘタレときたもんだ。
普段なら、兄弟や好きな男の子をモデルにして自作のヒロインに仕立てたりとか、片想いの人を…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

どっちも魅力的な王様(≧▽≦)

どうなることか、気になって気になってページをめくる手が止まりませんでした。


受け様は壬乃国の王、秀瑛。
攻め様は兎乃国の王、瑞龍。

秀瑛は、兎乃国が攻め入ってきた時に新王となり、そのまま敵国の王として捕虜となる。

捕虜として過酷な生活の中でも誇りを失わない秀瑛。
監視をしている兵士達に、無理やり無体なことをされそうになった時はもう、えっ!?まさかヤられちゃうの!Σ( ̄□ ̄…

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気高き愚王と野卑なる賢王 小説

野原滋  白崎小夜 

表紙の圧が凄い

Kindle Unlimitedで読みました。

王道の溺愛系の攻めとツンデレ受けでありながら、世界観がファンタジーなのでラノベのように楽しく読み進めていけると思います。重かったり難しかったりする小説が苦手な方にオススメです。結構しんどいシーンも多いのですが、話のテンポが良くてついつい読んでしまう面白さでした。二人のエッチシーンは最後に1回あるだけですが、その分糖度が高くて可愛らしいです。

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空の蒼 小説

野原滋  雨森ジジ 

攻めが、まるで大きな子供

詳細検索で「年下」「ワンコ」でヒットしたのがこちら。
確かにワンコでした。
が、なんだかなぁ……好みじゃなかったです。

敗因ははっきりしています。

攻めが「大きな子供」そのものなんですね。
言動が小学生低学年男子そのものなんです。
で、そういう攻めを微笑ましいとは思えず、駄々をこねる子供に手を焼く母親の気分そのものになってしまう……。

例えば、受けがまだ仕事中なのに、「や…

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