小中大豆さんのレビュー一覧

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

二段階フルボッコ攻めザマアVS不死鳥ストーカー攻

はあー!!今までにないBLを見せてくれました!
何という攻でしょう!
本当にBLの攻ですか???
と言いたくなるくらい衝撃的なキャラクター。
まるでダメな彼氏…。

思えば序盤から、ほぼあてのない人探しのためにバーに通うなどという「大丈夫かなこの人」感は漂っていました。
とはいえ、イケメンだし?優しいし?酔った勢いで昭良と致すまでは割とスマートに展開するので、キュンとしなくもない。

6

やさぐれ天使は落ちこぼれ悪魔に甘すぎる 小説

小中大豆  すがはら竜 

幸せ気分で胸いっぱいです♪

大好きな作家さんの新刊!ということで、あらすじも読まずに購入しました。
で、中を見たら、『腹黒天使はネコ耳王子と~』のスピンオフと分かって、大好きなあの2人にまた会える♪と期待値が益々上がりました。

そして、肝心の本編ですが…。
大好きな甘々でした~!苦手な、痛い&切ないは一切ありませんでした!

大好きな相手といるために、2人とも天使と悪魔を捨てちゃう覚悟にキュンキュンしました。2…

8

やさぐれ天使は落ちこぼれ悪魔に甘すぎる 小説

小中大豆  すがはら竜 

笑えて甘くて可愛いです!

「腹黒天使はネコ耳王子と恋に落ちるか」のスピンオフになります。
前作の主役組もちょこっと登場しますが、単品で問題無く読めます。

で、こちら、小中先生お得意の、笑えて甘くて可愛いラブコメテイストのファンタジーになるんですけど。
また、ただ可愛いだけでは無く、グッと心に響く部分があるのもお上手で。
いや、終盤が結構切ないんですよ。
個人的に、こういう愛し合う二人が離ればなれにって展開に弱…

11

うさ耳オメガは旦那様に尽くしたい 小説

小中大豆  鈴倉温 

垂れ耳うさ公

先生買い。ルビーさんらしいモフモフ溺愛かと思いきや、さすが小中先生!受けのウサちゃんの潔さが好きだったので萌にしました。垂れ耳も可愛いしね・・・「横浜中華街もどきな街」が舞台の可愛いだけじゃないお話、本編220P弱+あとがき。

渋谷の24時間営業居酒屋でこき使われている卯壬(うみ)。両親なくケモ耳な卯壬が住み込みで働ける場所は限られていて、お給料もろくに支払われず賄いも日に1度という超絶ブラ…

2

うさ耳オメガは旦那様に尽くしたい 小説

小中大豆  鈴倉温 

鳥獣商の商品とは・・・

今回は禁龍門の鳥獣商と白兎の獣人のお話です。

隠れオメガな受様が攻様の裏の顔に巻き込れながらも幸せを掴むまで。

この世界は猿を祖とする猿人系の獣人達に統べられています。圧倒的
な数の多さから自らを「人間」と称し、その他の獣人達と明確な線引
きで他種族を支配していました。

近代になって獣人の奴隷制は廃止されますが、今も獣人に対する差別
は根強く、日本憲法で平等をうたいながら…

3

うさ耳オメガは旦那様に尽くしたい 小説

小中大豆  鈴倉温 

個人的には、深く感動しました

架空の街で東洋の魔窟と呼ばれる無法地帯「禁龍門」を舞台とした、獣人+オメガバースになります。

フランクさんもおっしゃってますが、表紙やタイトルから甘くて可愛いお話を想像すると、結構キツくてしんどい内容でダメージを受けると思うんですよね。
そもそも小中先生ですが、わりとダークな部分がある作家さんだと思うんですけど。
ラブコメでさえ、ちょくちょく痛い設定をブッ込んでくる。
今回、そんなダー…

8

うさ耳オメガは旦那様に尽くしたい 小説

小中大豆  鈴倉温 

ことごとく予想が外れてしまいまして

読み始めてすぐには『狼くんは社長の甘いごちそう。』と同じ世界観なのかな?と思ったんです。人間と半獣が一緒に暮している世界なので。
でも、オメガバースなんですよね。

で、主人公の卯壬は白兎の半獣(ロップイヤーで黒い瞳)なんですけど、養護施設育ちで高校中退、おまけにオメガの為、抑制剤を入手せねばならずとんでもなくブラックな職場でも耐えて働き続けないといけない身の上。働き先の店長に足蹴にされてい…

2

うさ耳オメガは旦那様に尽くしたい 小説

小中大豆  鈴倉温 

全く予期せぬダークさにやられた……

表紙のイメージ、タイトル、あらすじなどから隠れオメガと優しいアルファによる甘々モフモフオメガバースものかと思って読んでみたけど、ダークでした……。

というのも、行政も司法も介入できないゆえに「東洋の魔窟」と言われる「禁龍門」いう架空の無法地帯が舞台なんですね。
だから、人を人とも思っていないような輩がうごめいており、かつてそこで行なわれてきた出来事が何ともエグくておぞましい。
そしてそん…

8

うさ耳オメガは旦那様に尽くしたい 小説

小中大豆  鈴倉温 

設定てんこ盛りのケモ耳オメガバース

多様な人種と性が存在する中、
世界を統べるのは猿人系の人種〝人間〟

人間・蘭(α)×因幡の白兎・卯壬(Ω)
舞台は、横浜中華街の成れの果て【禁龍門】です。

卯壬が助けて欲しい時に、偶然出会ったのが蘭という男です。
卯壬のような獣人を雇ってくれるところは少ない中、
蘭は卯壬に仕事を紹介してくれるといい、
連れて行かれたのは泣く子も黙る、横浜【禁龍門】。

蘭は《阿楽々木堂》…

6

俺と部長と大人のおもちゃ 小説

小中大豆  北沢きょう 

とてつもないナルシストかつポジティブなアホの子受け

表紙のイメージからギャンギャン言い合う強気×強気なケンカップルっぽいのを想像してたけど、違いました。
アダルドグッズメーカーを舞台とした恋のライバル同士のお話で面白かったです。

主人公の和馬はとてつもないナルシストでありながら、斜め上をゆくポジティブ思考の持ち主=つまりアホの子。
そんなアホの子な和馬視点でお話が続くもんだから、ツッコミどころが多々あってその都度笑っちゃいました。

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