小中大豆さんのレビュー一覧

アルファ皇子の宮中秘恋 小説

小中大豆  二駒レイム 

お仕事BLでもある、中華風オメガバース!

はぁ〜、めっちゃ面白かった!
既刊の『皇子と偽りの花嫁〜皇宮オメガバース〜』とは別世界の華流オメガバースですが、皇子と〜がお好きな方は買いだと思います。未読の方でも問題ありません。
暗い展開もないので読みやすいですし、Ωバース特有の妊娠・出産もないので、そちらが苦手な方にもお薦めです。
今回は、几(Ω)・之(α)という独特な表現もありません。

中華風帝国を舞台に、βの瑞春が性の引目を感…

15

となりの新妻さん 小説

小中大豆  いさき李果 

となりの新妻!?

童貞なのに官能小説家な受と、エロビ監督のお話w
しかも相手はなんと新妻!?
設定もあることながら名前の勘違い、すれ違い
もろもろ含めて面白かったです。
ストーリー的にも重たくなりすぎないのが良い。

これが新妻・・・
勘違いしたカワイイコの使い方が最後ちょっとあれでしたね。
や、いいんだけどさ。
この子はこの子で幸せになっていただきたい。
というか、AV男優ありきでそっちの話が…

0

妖しい薬屋と見習い狸 小説

小中大豆  高星麻子 

人物も内容も可愛い

昔助けてもらった五明に恩返しがしたく、化け狸になった里。五明の薬屋でアルバイトを始めて一年。ドキドキすると狸に戻ってしまう里は、五明にバレないように必死に日々修行をするが。。。

何となく先は読めるのですが、そのほんわかさが堪らなく良いです。
分かっているけど、その通りに展開するのをのんびり読むのもBLの良さだと思うので、こちらの作品は、可愛さや癒やし、不思議な世界を堪能するのにオススメです…

4

盗賊王の溺愛花嫁 小説

小中大豆  石田惠美 

運命であろうとなかろうと。

 小中先生のオメガバース。
題名通り、溺愛がたまらなくきゅんでございました。

 
 受け様は、いずれは皇太子妃となるべく努力してきたオメガの朱璃。
神聖なるオメガとして育てられてたなのか、最初の数ページでは、気位の高い高慢ちきな受け様なのかしら、と思っちゃったのですが、更に数ページ読み進めたら、全然そんな事なくて、上にたつ存在としての心得を理解していて、周りの人への感謝や気遣いを忘れな…

6

狐宝 授かりました 小説

小中大豆   

マタニティBL&パパママ奮闘記

電子で半額になっていたので、小中さんのモフモフものかな?とあらすじも見ずに購入。
「狐宝」は、妖狐の宝玉みたいなもんか?と思ってたら、「こだから」と読むのね……そんで妊娠出産ものだったのね……。

妊娠出産モノはさほど好きではないけど、地雷でもないのでとりあえず読んでみたところ、なかなか楽しかったです。

人間を、まるで子供を産むための道具としか見ていないような冒頭の攻めの様子には、たま…

0

「白獣の君と美味しい初恋始めます」コミコミ特典SSペーパー グッズ

艶っぽいのかと思ったら。

 城での公務を終えて帰ってきた不知火丸。
遅くなっても寝ずに出迎えてくれる睦。

 明日は休み、と言う事で、2人してさしつさされつゆっくり晩酌を楽しんでいます。
ゆっくりできるな、何がしたい?と睦の手の甲に口付けをしながら、意味深な言葉を言う不知火丸に、あらー、これは艶っぽいSSなのかしら、とにまにましながら読み進めたのですが…。

 睦がしたかったことは、色っぽいことではなく、子犬姿…

3

白獣の君と美味しい初恋始めます 小説

小中大豆  陵クミコ 

モフモフ和風ファンタジー

 先生が後書きでも書かれていた通り、和風ファンタジー。
以下、がっつりネタバレ含んで愛を語ります。




 江戸時代くらいを思わせる暮らしの中で、「めし屋」という安くてうまいめし屋を1人で切り盛りしている睦が受け様。

 そのめし屋に怪我を負った大きな犬の姿をした半妖が逃げ込んでくる。
名前を不知火丸、と名乗り、水をいっぱいくれ、から始まり、握り飯を所望し、しまいには家に入れて…

4

白獣の君と美味しい初恋始めます 小説

小中大豆  陵クミコ 

「半纏」が読めないと辛い

正直な感想を言うと、読みづらい。
読後感もしっくりこない。

ライトBLと今作の試みであった和風ファンタジーとのバランスの悪さを感じてしまったせいです。

まずしんどかったのは、独特の言い回しと漢字の多さ。
和風の世界観ということで、出てくる出てくる難読漢字。
初回はフリガナが振ってあります。
が、すみません。普段難しい本は読まないし、頭も悪いので最後まで覚えていられないんです。

2

「白獣の君と美味しい初恋始めます」コミコミ特典SSペーパー グッズ

夜のお楽しみ♡

本品は『白獣の君と美味しい初恋始めます』のコミコミスタジオ特典
ペーパーです。

本編後、城勤めから帰宅した不知火丸と睦のお夜食タイムでの出来事
になります。

不知火丸は城での勤めを終えて屋敷に戻ると、出迎えてくれた睦の笑顔
にいつも癒されています。

とは言え睦には、帰りの遅い日は先に休むように、食事の用意もしなく
ていいと伝えていますが、どんなに遅くなっても睦は寝ないで…

4

白獣の君と美味しい初恋始めます 小説

小中大豆  陵クミコ 

助けたつもりが助けられ

今回は訳有りの半人半妖と義父からめし屋を引継いだ亭主のお話です。

半人半妖の攻様を助けた受様が攻様の本懐を助けて幸せになるまで。

受様は土地神を祀る神社の小さな門前町のはずれで「めし屋」を営んでい
ます。美味くて安いと評判で、城下町からも常連客がやってくて、いつも
賑わっています。

受様は大飢饉で山に捨てられた子で、通りかかった猟師に拾われ、先妻を
早くに亡くした初老の先…

4
PAGE TOP