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72/115(合計:1150件)
小中大豆 みずかねりょう
みざき
ネタバレ
小中先生の現代ものが読めて嬉しい。 もう、すごく面白かった。 文章も読みやすいので、あっという間に一気読み。 今作は、主となる登場人物達がモデル兼俳優・写真家…と、どちらかというと華やかな職業設定なのですけれど、お話全体のトーンはあくまでもシリアスベース。 小中先生といえば心理描写が丁寧な作家様という印象があるのですが、今回も主人公・永利の10年に渡る心情が本当に人間臭くて、人の心の描…
窓月
作者のまるっと現代もの、昨今では貴重なのですごく楽しみにしていました。 今作は、カメラマン×元アイドルだったモデル。気鋭の天才カメラマンが、造形は整っているが凡庸なタレントのポテンシャルを見出して開花させていくという、いわばマイフェアレディ型のラブストーリーでした。 カメラマンと被写体の関係って、とってもヤラシイ関係なのでBL的に好物の設定です笑 攻めに恋する受け視点で進むので、…
はるのさくら
小中先生のお話にみずかねりょう先生のイラストがつく、となったら、買わずにはいられません。 受け様は、0才からモデルとして芸能界で生きてきた永利。 売れなくなり事務所をクビ寸前の時に、攻め様である天才写真家紹惟に見出だされ、一躍時の人に。 紹惟のモデルは、代々『ミューズ』と呼ばれ、紹惟のモデルをやめた後ものしあがって売れっ子になっているのだから。 自分が納得する作品の為なら…
甘食
小中さんの作品はBLを読んだ!という満足感を得られます。途中はちょっとドロドロするけど最後はハッピーエンド。主人公の受けは元売れないアイドルだったけど有名写真家の攻めのミューズとして見出されモデル・俳優として売れるようになります。華やかな芸能界の話なのでみずかねりょうさんのきらびやかで美しい挿絵がピッタリでした。表紙のアンティークっぽい鏡とかイバラのデザインも素敵で力入ってる感じです。 俳優…
あーちゃん2016
小中先生&みずかね先生ホイホイで購入。受けの「強くなる、目覚める様」が小気味よかったので萌2にしました。本編280P超+あとがき。天才写真家×モデル・俳優の長いお話。ある種の才能に目覚めるお話がお好きな方でしたらおススメしたいです。 子役から始まり芸能界歴は長い永利(えいり)。22才でじり貧だった頃に、天才写真家紹惟(しょうい)に見いだされ、4代目ミューズとして売り出した写真集がバカ売れし、…
ぷれぱーる
タイトルからしてファンタジーなのかな?と思ったら、めちゃめちゃ現実的なお話でした。 人気写真家・紹惟にモデルとして抜擢された、崖っぷちアイドル・永利。 紹惟と同居して撮影を重ねるうち、永利は紹惟に恋心を抱くようになります。 必要ならば仕事相手とも平気で寝る紹惟。 自分もその中の一人だと自覚しながら、せめて身体だけでも──と、気持ちを隠して求める永利。 そして、別れを恐れながら紹惟…
ポッチ
作家買い。 小中作品は何となくファンタジーものが多い気がしていますが、今作品は現代もので舞台が日本。ちょっと珍しいなあ、と思いつつ手に取りました。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は芸能人の永利。 元子役、元アイドル、モデル、役者…、と彼を形容する言葉は多々あれど、32歳の彼は人気芸能人であることは間違いない。 が、彼はもともと知名度の高い芸能人では…
小中大豆 金ひかる
renachi
気になっていた小中さん、一番人気?っぽいこちらを初読み。終始読点が丁寧につけられた文章はテンポが悪く単調で味気ない。どんな場面でもスピード感が変わらないのは退屈で、合わない文章だと思った。 主人公の亮平は男っぽさ皆無の謝ってばかりというキャラクター。これがもう無理だった。悪くも無いのに謝って済ませようとする人間は好きになれない。フィクションにおいて、こういう自己肯定感の低い人間が好まれる傾向…
小中大豆 のあ子
ちびたぁ
攻めザマァ作品が好きで、見つけた本作。 作者が小中大豆先生なので安定して読めました! 最初は電子で読もうかと思いましたが、電子は挿絵が入っていないとのことで紙で購入。水彩画のような素敵な挿絵に、紙で買ってよかったと思いました! 本作は受けの勇児視点で物語が進みます。勇児と攻めの秀は歳の離れた幼なじみ。秀の実家は名の知れた会社を経営しているお金持ち。勇児の父親が秀の家の庭師をしていたことが…
小中大豆 いさき李果
フランク
童貞官能小説家がお隣に住む新妻という名前の強面AV監督と仲良くなり…というお話なんだけど、なんか受けがメンドくさかった……。 酒に酔った勢いで抱かれちゃう&攻めから告白されちゃうんだけど、「百戦錬磨のモテ男に遊ばれてるだけ?」と疑心暗鬼に陥ってグルグルし始めるところが。 でも、聞けないのもわかるんです。 だって受けは、27歳で恋愛経験もなく童貞処女だけど官能小説家として食べてきた人。…