total review:291319today:16
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/21(合計:207件)
トジツキハジメ
藻とカレー
ネタバレ
4本の短編集。 どのお話も趣きが異なる世界観がステキです。 表題作 和風建築がいい。 不可思議なことが起こってもおかしくない立地というのが想像をかき立てられる。 格子柄の襖が幻想的だなと思ったら主人公は幻想文学作家でした。 縁側、庭、金魚鉢、原稿用紙…総合的に美しいです。 最後、庭師が蝶尾の顔を見ていないのがミソなのかな。 ロザリオス さりげないセリフ、視線、距離感などで…
初読み作家さまです。この後もう1作読みます。 表題作 郵便局勤めの27歳、八角が高校生からラブレターをもらう。 地味で平凡で優柔不断で、北沢と付き合うことに躊躇するけど嫌われたくない。 北沢は八角のどこを好きになったんだろうと思わせられる描写が続く。 なんやかんや言いながら、北沢にほだされる八角が見どころなんですかね。 八角が一緒にいてくれたらと好きになった北沢の渋さがキモなのか。 …
ふばば
四部作的連作の最終巻。非BLのホラー/オカルト系。 タイトルは「シーズン4」になったけど、書影に映るのはやっぱり3人。 今回の3人は… ニール。金髪メガネ青年。鈴木から家の管理を譲られる。 夜羽(よはね)。職業は美容師。辻占家系。 ラウラ。通りすがりの小学生。家と夜羽に惹かれて出入りし始める。 さて、「家」は今ニールが住んでいるけど、ニールは視える人ではなくて。 だから「家」が呼…
四部作的連作の、3作目。非BLのホラー/オカルト系。 この3作目は、1作目の「俺と彼女と先生の話」の続きっぽい。 今回の3人は。(実際は4人) 俺、高橋。1作目のコンビニ店員。 彼等、小町の幼馴染で同級生のイライザと、その兄ニール。クオーター。 彼女、小町。霊感持ち高校生。鈴木先生の姪。 物語の始まりは、鈴木の家で鈴木、高橋、小町、イライザの4人で夏の夜の百物語をする事になって… …
四部作的連作の、2作目。非BLのホラー/オカルト系。 その1たる「俺と彼女と先生の話」のさかのぼった過去に何があったか。 「先生」枠の鈴木が学生だった頃のお話です。 登場する3人は… 俺、鈴木一乙。大学生。 彼女、小林冥沙。中村の彼女。神社の血筋に生まれ霊感がある。 先輩、中村寛。鈴木の2学年上の先輩。呪術を使う。 前作「俺と彼女と〜」にもあった鈴木の家の巫女家系に連なる話から入…
元々2009年発表の、ホラー/オカルト系作品。 この後2019年にかけて四部作的な連作になっていく1作目。非BLです。 始まりのこの作品。結構薄気味悪い。 主な登場人物は3人。タイトル通り、俺と彼女と先生。 俺、高橋。コンビニバイト。家は代々続く茶道の家。 彼女、小町。コンビニ前にあるお嬢様学校の生徒。霊感持ち。 先生、鈴木。民俗学者で小町の叔父さん。 鈴木の家は巫女家系。家…
sakurahina
プチホラーなお話で漫画としてはおもしろい XXXHOLiCのような一話完結で大本の話がつながってる系のホラー…ミステリ?でした BLかと言われたら全くないので、他のレーベルで続きが読みたいな
烏丸玖
そういうことなんだね????!!!!天才!!!!!! サスペンスな空気感でS×Xはしないけど空気感がしっかりBL、なんだこれ?? でも最高ってことはわかる。 主人公の「衝動」の原因もオカルトとか都市伝説大好き人間にとっては「もしかしたらそうかも」っていうロマンと「ありそう」によって謎の説得力があり、でも作中では絶対にそうとは確定していない、ぼやっとさせたままなのが逆に雰囲気を醸しててよかった。…
まぎぃ
表題作は、郵便局員に恋をした高校生の話。 自分宛の手紙を毎日届けに来るイケメン高校生。自分なんて何の変哲もないおじさんなのに。。 絆され愛です。 大人ぶってて背伸びしてる高校生と、戸惑いながら受けてゆくおじさんがGoodです。 他に、高校生にただただついていく物静かだけどHな教師の話や、ピアノを通じて嫉妬と執着が交差する兄弟の話などがありました。 可愛い感じの絵が良いのと、ど…
副題に、食べたい、とあるのでカニバリズムの匂いがしていましたが、実際には食べたいという欲を別の形で満たすお話でした。しかしそれもなかなか壮絶で、こういうのが苦手な人もいるだろうなあと思います。 私もかなりダメなので、ほぼ薄めを開けた状態で読みました。むー、痛いし気持ちが悪い。。 最終的には、兄弟の(かなり)痛い愛の形に落ち着いていくのですが、兄の彼女や、リスカの女子高生の末期など、なかなか…