伊東七つ生さんのレビュー一覧

俺がニールって言ってんだろ! 小説

片岡  伊東七つ生 

Dom/Sub

Dom/Sub好きな気がするので購入。面白かったんですけど、色っぽいシーンはやっぱり苦手だったので萌2寄りの萌にしました。本編280Pほど+あとがき。クール眼鏡Subが好きです♡

ホスト(店の№3)のルイス。金に困っていた時代に始めたDomとしてのプレイの相手として、知り合いから紹介されたSubがやってきたのだけど、まったくコマンドが効きません。あまつさえ別れ際には「ニールの発音が悪いのが気…

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俺がニールって言ってんだろ! 小説

片岡  伊東七つ生 

コメディ仕立てのsubdomは読みやすい

いつもと違うコメディ仕立て、というので、購読。

★二人は、真逆な性格のサブとドム。

雨瀧伊織:31才  遊馬紹介できた指名客 
相性がいいドムと出会えず困っているサブ
真面目で 頭が良く プライドが高いエリート
落ち着きがあり 自分より劣る人物に支配されることを嫌う


晴田瑠偉星(源氏名もルイス):26才 
ホスト ベランメエ調 ドムの高額出張プレイヤー
「優秀で高人…

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初恋も二度目の恋も 小説

彩東あやね  伊東七つ生 

爽やかな記憶喪失もの

記憶喪失ものというワードの後ろに、イコール+何か言葉を付け足すとしたら、迷わず「切ない」を選んでしまうかもしれません。
相手が思い出してくれないことに辛くなったり、思い出せないことに悩んだりと、圧倒的に切なかったり苦しかったりする雰囲気の作品の方が多いと思うんですよね。
ところがこちらの作品はというと、もちろん切ない部分もありつつ、穏やかで爽やかな恋の香りがするではないですか。
ちょっとこれ…

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俺がニールって言ってんだろ! 小説

片岡  伊東七つ生 

コマンドには発音も大事なの

すごく面白かったです!
DomSub色がここ最近の作品としては色濃く、これぞDomSubっていう王道テイストを感じました。そこに奥深い背景が加わって、非常に見応えある内容に仕上がっています。

最上級のプレイ、そして最低級のプレイシーンが描かれていることで、DomとSubに必要な絶対的な信頼関係を実感できるストーリー構成がめちゃくちゃ良い。プレイシーンに重ねられた過去のトラウマと暗い人間関係…

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俺がニールって言ってんだろ! 小説

片岡  伊東七つ生 

王道を超えたDom/Sub

ルイス(Dom)×伊織(Sub)


Dom/Subの王道路線とは一線を画したこの作品。
年下の主人公、
見た目も性格も全てがまるでDomの王様みたいなのに、
真面目すぎて「従えない」Subとか、新鮮で、

最初ちょっと笑って、
その後の展開で、
恋の奥深い心情や葛藤、すれ違いとか・・・
グイっと引き込まれで、
最後はほんわか甘いラストに、
心をとらえること間違いなし!

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ニコラと花咲く国の暴君 小説

一滴しぃ(Si)  伊東七つ生 

色鮮やかなシャングリラ

すっっごく面白かった〜!この世界観大好きです。
とっても素敵なファンタジー作品でした。
話運びも上手くて面白かったなあ。

周囲を海に囲まれ、大樹は深く見事な根を張り、緑鮮やかな木々が茂る。
溢れるように実った果実と見たこともない美しい花々。
人々は歌い踊り、動植物と共に穏やかに共生している。
外界から閉ざされたかのようにひっそりと在る・アマネアという小さな島国が舞台となるのですが…

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恋の二人連れ 小説

久我有加  伊東七つ生 

男女の絡みに読めてしまって……

受けのキャラが健気で可愛くて天然ぎみで、初めのうちはかわいいなぁと思って読んでましたが、途中から男なのか女なのか読んでてわからなくなってしまいました……。

というのも濡れ場が結構多いんですね。

しかも一方的に攻めから責められて「いや、いやや……せんせの、コンジョワル」「いけまへん、離しとくなはれ」「も、堪忍、堪忍して……!」「あかん、せんせ、あきまへん、あぁ」とひたすら喘ぐ系。

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ニコラと花咲く国の暴君 小説

一滴しぃ(Si)  伊東七つ生 

知る人ぞ知る作品なのかも、ですが。

こちらの作品、ファンタジーになります。
不遇な王子ニコラが国を追われ、亡命を画策して出航した船が嵐に遭うものの、辿り着いた島で幸せになる、…というBLファンタジー王道の「王子のシンデレラストーリー」です。

このお話、すっごく良かった。
面白かったー。
もうね、痛快なんです、いろいろ。

嵐を抜け辿り着いたのは自然豊かな島国、アマネア。
温暖な気候と大らかな国民性に触れ、自国では次…

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活動写真館で逢いましょう 〜回るフィルムの恋模様〜 小説

海野幸  伊東七つ生 

自分を偽って

作家買いです。

大正時代の、活動写真を上映する一団が舞台です。

受の久生は、母を亡くし落ち込んでいたところをある詐欺グループに目をつけられて騙されて詐欺の片棒を担いでしまう。元華族の石渡家の息子を名乗り、宝石を売り歩く手伝いをしていたのだ。そこから逃げ出していたところを攻の鷹成に助けられ、鷹成が館長を務める活動写真の常設館で住み込みで働くことに。ただし、石渡家の息子ではないという事を言…

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「活動写真館で逢いましょう 〜回るフィルムの恋模様〜」初回限定SS『明け方の夢』 グッズ

救われたのは

本編では窮地に陥った久生を助けたのは鷹成でしたが、こちらの初回限定ペーパーを読むと久生と出会った事で救われたのは鷹成だったと思いました。

恋人同士になってから鷹成の私室のベッドで一緒に寝ている様子にホッコリしました。

ところで本編では鷹成の過去はあやふやなままでしたが、こちらのペーパーでも同じでしたのでそこは既に重要ではないのだと思いました。

冬になると夢見が悪く目が覚めてしまう…

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