宮緒葵さんのレビュー一覧

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

くっそう待ってろよ玉兎!

タイトルは鬼讐丸の気持ちを代弁したわけでは無く、読み終わった後の私の素直な気持ちでした。

今作は玉兎、麗皓、隆義という3代ムカつく奴等に暗躍を許してしまってて、先手を打たれる度に「キー!」ってなりながら読みました。www

それくらい面白くて息を止めて読んでて、息苦しさに苦しんだくらいです。

これだけ長く続いているのに全く飽きなければ、どんどん面白くなっているように思います。

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華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

時代劇として強烈に面白い

「み、光っちゃん……かっこいい~!」と『鎌田〇進曲』のヤスの様な科白を思わず呟いてしまったのは、今作の流鏑馬爭いのシーン。
いや、最高にカッコいいよ、将軍光彬。
あの純皓が、果てのない愛情を持ってしまい「怖い」と言うのも解る。

本当にこのシリーズは『光彬無双』。
無双のくせに光彬自体は『想い人は純皓ただひとり』というのもすごい。
King of kings、真のスパダリ、漢の中の漢と…

5

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

シリーズ6作目にして萌え下がらず

作家買い。

宮緒作品はワンコを通り越したオオカミのような執着攻めって多く登場しますが、今作品の攻めさんである純皓もやっぱり執着攻め。が、それに萌えを伴うのは、その攻めさんからの深すぎる愛情をきちんと受け止める受けさんの男気がともに描かれているからではないかと思われます。

今作品の受け・光彬もめっちゃ男前。ビジュアルが、というのではなく、その心意気が。そして、その男気に惚れこむのが純皓だ…

5

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罪深いw

罪深い。
こちらの書き下ろしペーパーを読み終わった感想です。
天性の人たらしで純皓をやきもきさせている光彬ですが、まさかの牝馬まで虜にしていました。www

本編では光彬とともに武家屋敷の門を飛び越える活躍を見せた祐正の鹿毛の牝馬ですが、光彬を忘れられず様子がおかしくなり、しかも光彬の愛馬の雪華にいたっては他の牝馬の匂いを感じ取り不機嫌になったとか。www

本編では祖父の彦十郎に固執…

0

華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

はぁ最高

今作からレーベルが変わりあとがきの小山田先生のイラストが無くなったのは残念でしたが、巻頭に口絵とあらすじと人物紹介が載るようになりました。ルビも何となく多くなったように感じ、だいぶ読み易くなったように思います。

そして今巻から謎の「玉兎」という存在と純皓の異母兄の「麗皓」が登場し始めます。玉兎に限って言えば1巻からちらついていたそうです。
今回は両方とも触りという感じでした。

それか…

1

愛犬調教 小説

宮緒葵  兼守美行 

犬っぷりがパワーアップ!!


シリーズ二作目で、一作目「愛犬志願」に登場した江雪がメイン。
一作目を読まなくても大丈夫ですが、江雪に何があったのか詳しく書いてあるのは一作目なので気になった際は読んでみてください。

犬神が人型になるという設定で、陰陽師っぽい雰囲気で少し戦闘あり。
そのおかげか、ドロドロとまでいかず、読みやすくなっています。

宮緒葵先生の書かれる「犬」の中では、読みやすい方だと思います。

1

華は褥に咲き狂う~火華と刃~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

今回も最高でした

お決まりの説明文にお決まりの描写で、既にシリーズの様式美が完成されている作品だと思います。

そして場面の切り替えが見事で読者を飽きさせません。
閨のシーンもダラダラ続かないで、ギュッと濃ゆいのが最高でした。

それから何と言っても今回は光彬の活躍がとても光りました。誰にでも平等で寛容な人柄がたまに歯痒く思う時もあります。
ですが火付けの咎人を追い込んだ時に襲って来た武士とやり合う様子…

1

華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

人気なのが分かります

宮緒先生の他作品に比べると漢字が多くて読むのに時間がかかりました。ちょっと進むと読み方を忘れてしまうトリ頭なので、章が変わる度にルビを入れて欲しいと思いました。汗

それでも毎回起こる事件を光彬と純皓が、それぞれ別方向から近づいて最後には一緒に乗り越えて行く過程がとても面白いのです。

純皓を天女の如く崇拝して愛する純粋な光彬と、純皓の光彬に見せる顔と咲に見せる姿の余りの違いにニヤッと出来…

2

悪夢のように幸せな 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

執着攻め!

剃毛~♡って読んだら、トンデモだった!
デロデロに甘やかすタイプの溺愛執着攻め!!セリフの端々から感じてましたが…囲み方がヤバい!私の中の闇の腐女子が大歓声あげてました。
正しいか正しくないかって言ったら正しくないないんだろうけど、洗脳では片付けれない、親愛あってこそかなとも。柊慈が言うように一希のこと思えば我慢して信頼を深める道だってあったんだから。思考回路ヤバいし、いろんな可能性摘み取って…

0

泥舟 小説

宮緒葵  minato.Bob 

私史上最高の女王様受け!


犬を書かせたら天才の宮緒葵先生ですが、今回も安定の犬。
いや、犬というより下僕…?

本当に宮緒葵先生はすごいなぁと痛感しました。

顔も金も何でも持っている攻めが受けの前でボロボロになる。
そういうのが好きな方は絶対好きなはずです!

作家買いなのでレビューを見ずに、あらすじだけ読みました。
この選択が大正解で、あの時の自分を褒めてやりたい…。

この作品を最大に楽しみ…

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