宮緒葵さんのレビュー一覧

転生オメガバース! 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

萌え設定がてんこ盛り

宮緒さん去年入院されていたんですね。お元気になられて良かったです。 
今回は二段組の壮大なお話です。帯にある独占欲保証!!いいですね。

オメガバースですが設定はちょっと独特かな?宮緒流オメガバースというか。

オメガバースに幕末に仇敵に運命の番に転生に方言に!美味しい設定がてんこ盛りです。
詳しくは他のレビューにあると思うので感想を。

独占欲。BL的にいい言葉ですね。それはもう…

4

転生オメガバース! 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

二転三転する「転生もの」のストーリー

作家買い。
笠井さんの描かれた美麗なイラストが表紙を飾っていますが、受けさんのシャツがはだけていることと攻めさんの手が股間に突っ込まれていることからリアル書店ではちょっと買いづらい、かもしれません。

タイトルは『転生オメガバース!』ですが、今作品の前半に収録されているのは『幕末オメガバース!』。後半半分が『転生オメガバース!』の2段階のお話です。
「幕末」、「転生」そして「オメガバース」…

6

華獣 小説

宮緒葵  絵歩 

マザーテレサとシンデレラを足して割った受け


空想の国のお話でしたが、主人公の名前や服装が中華寄り。
宮緒葵先生いわく「中華ファンタジー」だそうで、謎の化け物「跋鬼」も出てきます。

宮緒葵先生の本はほぼコンプリートしているのですが、この作品は表現も二文字熟語系の漢字が多め。
中華BLがどんな表現なのか読んでいないので比較できないのですが、なかなか踏み込めない私にとって入り易かったです。
これを機に、中華BLも読んでみよう!と、…

1

渇仰 新装版 小説

宮緒葵  梨とりこ 

伝説のワンコ攻め

攻めの達幸はサイコパスな異常者で変態、他の作家さんの作品に出てきたら間違いなく悪役なのですが、読んでいくうちになぜか「人間の振りした犬」に見えてきます。そして常識的に考えると、受けの明良は異常犯罪の被害者なのですが、途中から「最高の飼い主」に見えてきます。
最初は「ヤバイ!頭おかしい!」と思って読んでいても、途中から倫理観が麻痺してきて、忠犬とその飼い主の至高の愛の物語のような気がしなくもなくな…

1

渇欲 小説

宮緒葵  梨とりこ 

ツッコミどころ満載ですが面白い

伝説のワンコ攻め×最高の飼い主兼以上犯罪の被害者。
渇仰の番外編、攻めの達幸の家族の話の掘り下げなので、この話だけだと何がなんやらという感じでしたね。渇仰を先に読むことをお勧めします。

キャッチコピーの「あーちゃんが怖いモノ、全部俺がやっつけるから」に対して「1番怖いのはアンタだよ!」と誰もがツッコミを入れたくなる作品でした。

達幸の家族のゲスっぷりがかなりヒドイのですが、本人が異常…

4

鳥籠の扉は閉じた 小説

宮緒葵  立石涼 

執着が過ぎる溺愛軟禁もの

ヤクザの組長×薄幸な幼馴染。

宮緒葵先生がお得意の執着溺愛軟禁ものですね。ワンコって訳ではないのですが、目的のためなら何でもしてしまう攻めが良かったです。粘着質すぎるスパダリイケメンでセリフの一つ一つが悪役そのものです。

宮緒先生の作品は毎回やり過ぎ感あり、さすがにそれは無理じゃないかな~っと思う場面もありましたが、読んでいく内に慣れます。
無理な設定も宮緒先生の文章力の高さに屈服さ…

1

百年待てたら結婚します 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

タイトルの「百年・・結婚」は誓約だった

あとがきを読んで、込み入った展開の訳が分かった
・・この作品は、二作のスピンオフのようなものだった。
 「悪食」・・死者が見えて会話ができる主人公
 「羽化」・・月の女神の謎解きはきっと続編に続くと思う。

古事記の「ヨミノヒラサカ」。 黄泉の食べ物「悪食」を食べたら、今世に戻れない。
その執筆中に沸いて出たテーマ、「黄泉の王」を取り出して別にまとめ作品なのだそうで、
ちょっと複雑な…

1

渇欲 小説

宮緒葵  梨とりこ 

サイコパスバブ攻めの最高峰

すごく面白いです!!

この攻めに勝てるサイコパスバブ攻めをご存知の方がいらしたら、ぜひ教えて欲しい…
今年度作中でお会いした攻めの中ではぶっちぎりの優勝です。

悪意も悪気もないサイコパスバブ攻め+ワンコ攻めの要素を足すと化学反応が起きるので期待して読んでください!!※混ぜるな危険

期待を裏切らない事間違いなしです。とてもオススメです!!

2

渇欲 小説

宮緒葵  梨とりこ 

これはコメディ?

達幸が明良に執着する愛し方が尋常ではなくて、余りにも凄いので笑ってしまう。
あの攻めっぷりに耐える明良は華奢なはずだけど、凄く丈夫な人。
体格比でいうなら、セントバーナードに愛されたチワワ。
チワワが体当たりされて組み敷かれ、もみくちゃに舐められる。

単話でも楽しめる、とあとがきに有ったけど、
時系列から考えたら、「渇仰 新装版」と「渇欲」 併せて一気読みが良いと思う。

①渇仰…

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渇仰 新装版 小説

宮緒葵  梨とりこ 

2012年発刊の新装版 面白かった

2012年発刊の「渇仰」「渇命」の合本+書き下ろしショートストーリー付。
姐さんがたが高く評価しているので、電子版で読了。
宮緒先生の作品には、スパダリの執着愛が多いけれど、これもそう。「犬攻め」。

達幸の病的な執着、強依存に縛られて苦しむ明良の心情変化、
ネグレクトされたトラウマを持つ達幸。
犬っぷりに振り回される明良、犬の調教が上手くいかず、シリアスなテーマなのに爆笑。凄く面白か…

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