宮緒葵さんのレビュー一覧

乳親 ~双乳の宴~ 小説

宮緒葵  へらへら 

いい意味でみんな狂ってる

男の乳に興味がなさすぎてスルーしてましたが
これは良きエロス。良き狂気、そして良き作品でございました。
宮緒先生といえばのワンコ(犬?)感はなかったものの
狂気をはらんだ執着度はかなり高値なのではないでしょうかw
エロスも多めでおいしくいただきました。

始まりは、娘の浮気。
親友の息子の嫁にさしだした娘がほかの男と浮気・・・
このままでは娘は死罪
その贖罪として親友である男とそ…

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ハネムーンクルーズは絶体絶命 小説

宮緒葵  緒田涼歌 

もっと面白いはずなのに…!!


お話が船内だけで完結します。
期間も2~3日くらいなのでギュッと詰め込まれています。

宮緒葵先生の作品の中では世界観や期間が一番短いと思います。
だからでしょうか…なんだか嵐のようでした。

攻めは受け溺愛のチャイニーズマフィア。
出会ってから最後まで変態で受けしか見えていなくて、もはや崇拝の域。
最初は受けも嫌がっていましたが、過去に仲の良かった子だと思い出したり攻めの孤独…

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華は褥に咲き狂う(7)神と人 小説

宮緒葵  小山田あみ 

怒涛の力技が始まる

まず最初にお知らせしたいのは、この巻、良いところで終わっています。
やきもきするのですけれど『以下、次号!』感がやたらカッコいいので読み終わってからもかなり引きずりました。
あとがきによればあと一巻で完結だそうですが、とんでもない大スペクタクル時代劇になっております。だってサブタイトルが『神と人』だもんね。昔から神との戦いをえがいたお話は広大なものになってしまうのはお約束なんですものね。

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「華は褥に咲き狂う(7)神と人」出版社ペーパー グッズ

本シリーズ後日談にして別シリーズ前日譚

本品は『華は褥に咲き狂う(7)神と人』の
フェア店特典ペーパーです。

本編の数年後、旗本永井家の出来事になります。

永井家の当主・彦乃進は妻の遠縁にあたる
統山家からの養子の話に迷っていました。

現当主に子供がおらず
御家断絶を避けるための申し出であり
四人の息子と二人の娘のいる永井家に話が来たのは
むしろ喜ぶべきことだとは思いつつも

譜代の大名という身分と家柄の…

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華は褥に咲き狂う(7)神と人 小説

宮緒葵  小山田あみ 

愛と執着と野望の行方とは

本シリーズは公家出身で裏の顔を持つ美貌の御台所と
文武に優れ清廉な名君である八代目将軍のお話です。

佐津間藩主と組む攻様の義兄の顛末と神との決戦直前までと
受様を慕う火消の矜持を描いた短編を収録。

受様は陽ノ本の八代目将軍です。
受様の父と異母兄達が凶悪な流行病で死去した事で
前将軍の7番目の男子ながら将軍の座に就きます。

そんな受様の正室は
公家出で男性ながらも美貌の…

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「華は褥に咲き狂う(7)神と人」出版社ペーパー グッズ

これって…

こちらのお話は光彬の小姓である永井彦之進のお話なんですが、高位旗本の永井家の当主となっていて、鶴松と呼ばれていた現将軍に重用されているとありました。
この内容から既に玉兎との闘いの結果が伺えます。

そしてこの永井家に彦之進の妻の遠縁に当たる統山家から、彦之進の子息を養子に取りたいとの申し出があったとの話からこの書き下ろしペーパーは始まっているのです。

彦之進も妻も統山家の当主の考えが…

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華は褥に咲き狂う(7)神と人 小説

宮緒葵  小山田あみ 

役者は揃った…次は…

楽しみにしていた7巻です。
6巻では玉兎、麗皓、隆義に翻弄されて追い込まれていた純皓と光彬でしたが、今作では光彬が自分1人だけで抱え込まずに周りに頼るという気持ちに気付けたのが大きかったと思います。

それでも悪しき神となってしまった玉兎の力は凄まじく、麗皓の紫藤家長男である和皓への復讐も相まって純皓と光彬は絶対絶命のピンチに襲われるのです。

今作はあとがきで宮緒葵先生が触れている通り…

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華は褥に咲き狂う(7)神と人 小説

宮緒葵  小山田あみ 

シリーズの中で一番好きかも。

『華は褥に咲き狂う』シリーズの7巻目。
シリーズものなので前作未読だと理解できません。未読の方は1作目から順に読まれることをお勧めします。

さて。
前巻で、純皓の腹違いの兄・麗皓が登場しましたが、今巻は麗皓たちの陰謀に巻き込まれた光彬、というシーンからスタートします。

権力を手に入れたい志満津藩当主の志満津隆義。
隆義と手を組み「何か」を企てている純皓の兄の麗皓。
そして、彦十…

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渇仰 新装版 小説

宮緒葵  梨とりこ 

犬になりたい

読んだのは旧版なので渇仰のみです。渇命は別途取り寄せ予定。

で、これは・・・
達幸、君は賢いのにアホだ。。だから最後には明良に飼われることになったんだね。と言ってあげたい。
頭も良くて、運動神経も、ルックスも完璧なのに。明良さえ絡まなければ。

いやもう、深い、明良さえこんな結末は予想できなかったでしょうに。子供の頃から一緒に居て、情がひねくれてたのかな。最後の最後まで達幸を理解しき…

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転生オメガバース! 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

駄犬転生

先生買い。先生の初オメガバースとのこと。初とのことですが、普段先生の書かれる駄犬とあんまり変わらない気がした駄犬でした(ほめてる)。全編2段組、雑誌に掲載されたお話2回分+書き下ろし29Pほど+あとがき。

将軍が帝に政権を変換して数か月後、南虎藩と長龍藩が武家に関連する施設を襲うことが続いていて、菊夜叉は憤懣やるかたなしという日々。ある日従者を伴って出かけたら、アルファの3兄弟が現れ菊夜叉を…

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