宮緒葵さんのレビュー一覧

悪役令息(偽)の孫ですが、精霊の王に溺愛されています 小説

宮緒葵  伊東七つ生 

理を失った世界を救う事は出来るのか

今回は上級精霊と界渡りした高校生のお話です。

祖父の代わりに祖父の国に召喚された受様が
攻様との出会いで摂理を糺し日本に戻るまでの
顛末を収録。

受様の祖父は日本に帰化したヨーロッパの人で
昔は金髪と青空のような瞳の端正さな美丈夫で
かつての写真をみた受様は御伽話の王子様だと
本気で信じたほどした。

受様は若い頃の祖父にそっくりと
よく言われますが祖母も父も日本人な受…

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奈落の底で待っていて 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

ちょっとついていけないかも

傷付きたい・傷つけられたいと男娼に堕ちる馨と、下僕になりたがる千尋のお話。頑なに身請けを拒む理由に説得力を持たせる描写が少なく、馨に共感できなかった。加えてエロシーンの多さに疲れてしまった。全体的に物足りない印象。

馨は親の罪を背負って償いのために妓楼に入る。それで樋口に復讐を遂げさせようと考えているが、そもそも馨が樋口にそこまでの情を抱く背景描写が薄い。結果は三浦屋が儲かっただけであり、馨…

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あの夏から戻れない 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

設定が面白い


思っていたのと全然違う話でした…ワァ…10年前、山で行方不明になった幼なじみを探しに行く夏生。そして柊とある場所で再会する。

ある洋画を見ていたらこの設定はアレね!と理解できるやつなのでワクワクしながら読みました。

柊の執着…なかなか凄まじい執着じゃないですか。それはもう背筋がゾッとするほど。もう執念だと思う

あの女の子怖かったねぇ
笠井あゆみ先生の挿絵がまたこの作品のゾッ…

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悪役令息(偽)の孫ですが、精霊の王に溺愛されています 小説

宮緒葵  伊東七つ生 

美しい世界にうっとり♡♡

作者買い

出会った瞬間、まるで魂が惹かれ合うかのように深く結びつき、その後も離れることができず、お互いを必要とし続ける――。

なぜそれほどまでに必要とし合うのか、なぜ離れ難いのか…。

次々と明かされる伏線によって想像力をかき立てられ、一気に読み終えてしまいました。


情景を描写する言葉の選び方がとても美しく、まるで風景が目の前に広がるかのようで、うっとりしながら拝読いたし…

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悪役令息(偽)の孫ですが、精霊の王に溺愛されています 小説

宮緒葵  伊東七つ生 

もうこの流れはお腹いっぱい

ピスタッシュ・ノベルスさん、緑地の紙に表紙が神々しくて。特に昴の表情に惹かれました。

届いた時に、え?薄っ。と思ってしまって。
読んでみたら駆け足気味でした。スラスラ読めてスピード感があります。

お話は本当に宮緒葵さんらしいお話でした。
色々設定は凝ってたんですが、あちこちにヒントが散りばめられてたんですが。

もう受けを快楽漬けにして閉じ込めるの、お腹いっぱいなんですよね。

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華は褥に咲き狂う(7)神と人 小説

宮緒葵  小山田あみ 

No Title

最高にハラハラドキドキしました!
将軍・光彬と御台所・純皓のラブラブな関係に、佐津間の姫をめぐる策略や玉兎がグイグイ絡んできて、大事件の連続。
特にこのお話では、純皓の兄である麗皓の切ない秘密が明かされて、もう「そうだったの!?」と一気に物語に引き込まれました。

周りがどんなに騒がしくなっても、将軍様を溺愛する純皓の執着っぷりと、そんな彼に甘く組み敷かれる光彬の可愛さが健在で、ニヤニヤが…

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華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

No Title

宮緒葵先生の「華は褥に咲き狂う 恋と闇」
シリーズ第6巻は、ますます深まる愛と、その裏に潜む闇が交錯する豪華絢爛な時代ものです。

御台所・純皓と将軍・光彬の夫婦仲は睦まじく、安定した恵渡幕府に更なる繁栄の兆しが見える一方で、光彬の子を望む玉兎の存在や、人さらい事件の裏に見え隠れする麗皓の影が、二人の平穏を揺さぶります。

純皓が抱える光彬への強い執着と、将軍としての優しさを貫く光彬のひ…

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華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

No Title

今回は光彬にまさかの異母兄弟がいるかも、っていう話でびっくりです。
本物か調べるために、二人が変装して潜入捜査をするのがめちゃくちゃ面白かったです。
純皓が「目付」に化けて、クールな感じで光彬を助けているのがカッコよすぎました!
シリアスな展開も多いけど、二人のイチャイチャもしっかりあって、やっぱりこのシリーズは裏切らないなって思いました。

巻が進むごとに純皓がさらに光彬を大切にしてい…

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華は褥に咲き狂う~火華と刃~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

御台

宮緒葵先生の「華は褥に咲き狂う ~火華と刃~」を読みました。
この話は、すごく立派な将軍の光彬と、そのお嫁さんの純皓が主役のお話です。純皓は男なのに、息をのむほど美しくて、まさに「華」という感じ。
一番すごいのは、純皓さんのギャップです。
昼間はすごくしっかりしたお嫁さんなのに、夜になると光彬を誘うのがめちゃくちゃ良い、読んでいてドキドキが止まりませんでした。

この「昼と夜の顔」の設定…

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悪役令息(偽)の孫ですが、精霊の王に溺愛されています 小説

宮緒葵  伊東七つ生 

時を超えた、素晴らしき執着愛。異世界トリップ×精霊ファンタジー

いやーーーー、素晴らしき美人攻めの執着!!
さすが宮緒先生!と感嘆のため息の出る、ねっっっとりじっくり執愛物語でした。

タイトルの「精霊の王に溺愛されてます」は”溺愛”よりも
「執着されてます」がぴったりな気がする(。-∀-)

そしてタイトルと表紙の色合いはふんわり柔らか、ポップな感じですが
内容は割とシリアス寄りです。陰謀や激しい戦闘シーンもあり。

もしかしたら、ちょっと…

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