文善やよひさんのレビュー一覧

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

骨太本格ファンタジー、素晴らしすぎる

羽音が聞こえるような臨場的な描写、こんな素晴らしい本が世の中にあるのを知らずに生きていたのか…です。本当に素晴らしかった。展開が予想できなくて、え?え?だし、物語が厚い。ファンタジーだけど人間の普遍的な部分を描いているので刺さる。「愛の素晴らしさ」「運命の二人」の描き方が洗練されている。なんじゃそりゃ?的なツッコミを入れるところがなくて物語に没入できました。(最初だけ造語に苦労したけどあるところか…

1

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

考え無し?

先生買い。マジで面白いのでファンタジー好きな皆さん、是非買ってくださーい!ある理由により神寄りの萌2にしました。本編280頁弱+あとがき。続きもので、前作読んでないと面白さ半減だと思います。是非1作目から。タイトルは攻めに対する怒りのコメント。

前作で心を通わせお互いに「半身」であると認める仲になった賢者(風読み、ユーエン)とルドゥラ。岩山に住むルドゥラの一族のみんなに認めてもらうべく、岩山…

5

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

これは続きが気になる

前作のレビューで明晰の話が読みたいみたいな事書いてたら今回きましたよ。
お相手は秩序とは思わなかった。

今作はユーエン&ルドゥラ、明晰&秩序のお話が交互に出てきます。
1作目である前作は世界観を掴むまでにファンタジーが得意ではない私はまぁまぁ時間が掛かったのですが、今回は知った上で読んでるのでスルスル読めました。

お話としては、噛み砕いていうと二つの大きな流れ

6

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

ワクワクしました

はー…すごく面白かったです。
ワクワクもハラハラもドキドキも萌えもたっぷりです。全部あります。
ソフトカバーの大判サイズに上下段組280P超のボリュームだというのに、物語を読み進める手が止まらず時間を忘れて没頭して一気に読んでしまい、ページが残りわずかなことに気が付いて「ああ〜!終わらないで〜!」なんて思ってしまいました。

シリーズ第1巻となる前作は、アカーシャという知らない世界の特殊な…

8

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

作者さんのTwitterを見てから

発売日まで、暇さえあれば明晰と秩序のことを考えてました。
意外な二人だったのと、受攻が想像つかなくて!
なので感想もこの二人に偏ってます。参考にならないレビューでごめんなさい…

もう一刻も早く読みたくてウズウズしてたんですけど、無事に読むことができた今も続きが気になってウズウズ止まらず。
ちなみに読み終わった後も明晰と秩序の受攻はハッキリしませんでした。でもどっちでも可愛いな〜

7

賢者と寵愛の翼 小説

榎田尤利  文善やよひ 

深くて一途な至高の愛、ここに降臨

『賢者とマドレーヌ』との出会いから約1年ほど。初めて読んだときは衝撃でした。
ストーリー、設定、キャラクター、イラスト……全てにおいて最高峰レベルの神作品。ド肝抜かれました。

早く続きが読みたいと切望していましたが、ついに続刊『賢者と寵愛の翼』が発売と聞いて狂喜乱舞です♪
今後も年に1冊ほどの発売ペースになるのか分かりませんが、同じく年に1回やってくる自分の誕生日より発売日の方がテンショ…

14

賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

お待ちしていました

榎田先生の完全書き下ろし新作BLと聞いたものですから、読めることが楽しみすぎていつ読もうかと寝かせておいたことを後悔しています。もっと早く読めば良かった…!
BLとしてというよりは、BL要素を含んだ物語を面白く読んだといった印象です。とても濃厚なファンタジー作でした。

新書サイズよりも大きく、300Pを超える上下段組で読み応えがあるこちらの作品。
ものすごく正直なことを言えば、とっつきに…

3

鴆 天狼の眼 コミック

文善やよひ 

リュウの笑顔は見た人を幸せにする

 久々にまたこの世界に戻ってこれたことが嬉しいです。元々ファンタジーや人外キャラが登場する話は好きなのですが、BLにおいては世界観を練れば練るほど設定・展開の緻密さやシリアスさで疲弊して、メイン2人の絡みに萌える余力がなくなることが多い私。そんな私でも今回は最初から最後まで楽しめたので、私にとっていろいろな要素のバランスが良かったんだと思います。

 過去の鴆飼に囚われていたティェンランが、リ…

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賢者とマドレーヌ 小説

榎田尤利  文善やよひ 

続編希望!

長編ファンタジーBL小説。
上下二段組の文章が載っているので、通常の2冊分ぐらいの内容です。それでも飽きることはありません。素晴らしい世界観に浸れるので、あっという間に完読しました。

読む前にタイトルの「賢者とマドレーヌ」ってなんだろう?と思って読み進めていくと、ふたりのことだとわかりました。
物語の中の名前や呼び名は外国のようですが、日本語にも繋がっています。
読んでいくうちに、異次…

3

鴆 天狼の眼 コミック

文善やよひ 

鴆の愛らしさを是非見て欲しいです!

鴆シリーズで、こちらの天狼の眼は最も感動しました。今までのシリーズも1つ1つ良かったのですが、
人外と人間の恋。しかも、人間のリュイは罪人。一方、鴆のティエンランは鴆の中でも、「天眼」という、全ての物事を見通す目を持つと言われて、大変高い身分を与えられている生き物。この捻れた関係の中で、お互い今までに傷ついて来た生き方を理解し合い惹かれて行く様子がとても素敵でした。
文善先生の描く鴆は羽の描き…

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