テクノサマタさんのレビュー一覧

旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

おとぎばなしのような

ファンタジー小説を読んだ! その世界観にどっぷり浸れて、とても素敵な時間でした。電子書籍だったから気づかなかったけれど、分厚かったんですね。表紙も素敵です。

孤独な二人が、お互いを大事に思い、癒されてゆくのが本当に良かったです。号泣という感じではなかったけれど、後半は何度もウルウルしました。

素敵な物語を読んだな〜としみじみ思いました。もっとイチャラブも読みたかったです!

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

竜の名前が知りたい

月東湊先生好きなので楽しみにしてました。

冒頭で竜に刺さった「英雄の剣」を引き抜くチャレンジをした大男、ボルグのシーンで一笑いしたあと、竜のキャラクターもいい感じだし、どんなお話になるのかとワクワク。

祖国のフロイア国を滅ぼされ、その復讐に燃えるシルヴィエル。シルヴィエルに助けられた竜がお礼がてら暇つぶし解消のためにと後からついてきて、冒険の旅が始まります。

二人とも、それぞれの…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

ファンタジーをあまり読まない方にも

なんて優しくてあたたかいお話なんだろうか。
読み進めながら大好きになってしまったな。

350P超とやや厚みがあるのですが、月東湊先生の細やかでスッと馴染むような文章で丁寧に綴られていて読みやすいのです。
テクノサマタ先生のイラストも作品の雰囲気と良相性でした。
内容を含む詳しいレビューは他レビュアー様が書かれているので、未読の方向けにネタバレ無しのレビューを。

竜と、剣と、青年と…

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旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂 グッズ

蜂蜜があまーい。

 カブリン爺さんからもらった花の種、竜が1番好きだった花を咲かせるお話。

 聖霊たちは、さすがなお仕事をしてくれたようで、種は無事芽吹いて、種を植えた鉢は桃色の花でこんもりに。

人の姿になった竜と、シルヴィエルは仲良く花を食べておいしいね、と言い合う。

 でも、自分が好きな食べ物を竜がたべることはできないのかとしんみりしかけたところで、ガラダ族からもらった蜂蜜を思い出すシルヴィエ…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

いつか名前を呼びたい竜と一緒に旅を。

とってもハラハラドキドキの冒険ファンタジーでした。

 攻め様は578年間「英雄の剣」によって串刺しにされていた竜。
この最後の竜を封じた事で勇者は神となったそうなんだけど、どこに目をつけてたんだっ勇者を神にしたもっと上の神様Σ( ̄皿 ̄;;
と訴えたくなりました。

 受け様は、「英雄の剣」を抜いたシルヴィエル。
故郷フロイア国を滅ぼした「黒影」への敵討ちの為、英雄の剣を携えてフロイ…

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旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂 グッズ

2人で味わう幸せ

本品は『旅の道づれは名もなき竜』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、竜が託された種が芽吹くお話です。

龍は竜の町で再会したカブリンから先祖代々託されてきた「竜が1番好き
だった花の種」を収めたペンダントを託されます。

シルヴィエルは精霊の助力を得て種を蘇らせ、芽を出す事に成功します。
竜は7粒の種からのびた白い根と緑色の双葉に「いつ頃花が咲くのか」と
ワクワクしていますが、…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

剣に込めた受様の悲願と自由を得た攻様の秘めた望み

今回は英雄の剣で広場から動けない竜と復讐を誓う青年騎士のお話です。

故国の復讐のために生きる受様が攻様の助力を得て念願を果たすまで

とある大国の山の麓には龍の町と呼ばれる町があります。その町の広場
には、何百年も前に滅びたとされる竜族の最後の1匹が生きたまま捕えら
れているのです。

所かまわず暴れて人や動物達を喰らう恐い怪物である竜は力自慢の人間
達に徐々に倒されていきま…

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旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂 グッズ

蜂蜜の贅沢な食べ方

本編後日談。コミコミさんで本編を買うといただける小冊子。A5 7Pほどのお話で、二人のやや甘い様子が読めます。

以下 めっちゃ内容に触れる感想

本編で出てきた、あの花の種!ちゃんと精霊さんが良いようにしてくれて、なんと無事花が咲くんです!遠慮なくがっつり食べようとするもんだから、大切に食べなきゃなどと言って二人で味わっているうちに、「同じものを味わうことの幸せ」としみじみ感じて嬉しくな…

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旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

全部好き

全部好きだったので神にしました。ちょっと長かったけど、お話もキャラも好きじゃない所が無く、読後感も良くて、とても嬉しかったです。色っぽいシーンは少な目ですが竜や精霊等の出てくるファンタジーが大丈夫な方でしたら是非。本編350Pほど+あとがき。

広場の真ん中で背中を剣に刺されて「暇だ・・」とぼやく竜。578年もの間、そうやって、誰かが剣を抜いてくれるのではと待っています。ある日、強い意志を秘め…

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草の冠 星の冠(1) コミック

テクノサマタ 

擬人化した花

擬人化した花と季節の短篇集・・のポップに惹かれて読みました。

精霊や神霊は男女の別が無いものが多いので、BLジャンルに入るのかも。
こういう綺麗なファンタジーには、毒気が乏しくて人気が出ないのか・・勿体ない。

草の冠 星の冠は、擬人化をテーマにした短編集。
1巻は、春と桜の精。
咲けなくなった桜の精(死んでいる?)が、余命宣告(あと二・三日)されて自宅に戻った家の主;老人の為に、…

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