テクノサマタさんのレビュー一覧

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

優しくて温かい愛

買ったはいいけど読んでいなかった本作。
読み始めて、その理由を思い出しました。
そうだ、記憶喪失もの……苦手です。
だけど、読んでみればとてもいいお話で、何度も涙してしまいました。

先生とあめちゃん、2人が結ばれた後のあめちゃんの記憶喪失。
ですが、再会後からあめちゃんが先生を求めていることは明らか。
そこに希望を見出すことが出来たので、そんなにズーンとなる事なく読了できました。

1
非BL作品

こぎつね、わらわら 稲荷神のおもいで飯 非BL 小説

松幸かほ  テクノサマタ 

こんどは7,8歳児

大好きなこぎつねわらわらシリーズ、第5弾。とうとう本編に黒曜さんや玉響さんのお名前が登場して、本人たちがこちらでも活躍する日がくるんでは?と思う展開になってきました。今回は表紙にいる7,8歳ぐらいの男の子が癒されていくお話、本編280Pほど+ツグロウ先生の出張コミカライズ2P+あとがき。ツグロウ先生の1Pは雪ん子たちでめっちゃ可愛いです。

京都の山のふもとよりちょっと上で、食事処「加ノ屋」を…

0

嫌われ魔物の大好きなひと 小説

伊勢原ささら  テクノサマタ 

遠い昔に宇宙から飛来した生き物の最後の生き残り

読後、環境破壊について考えました。
綺麗な童話BLですけど、青につられて泣かせるシナリオが嫌。
この本の後半は、独りで読んだ方がいいです。
人前で読むと、みっともないことになります。

表紙の茶髪が正人。黒い髪の小さいのが青が人化した姿。
この物語の主人公・魔物は、遠い昔に宇宙から飛来した生き物の最後の生き残り
争いを好まない穏やかな生き物なのに、
人間に山奥に追いやられ、異端生物…

0

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

蜂蜜色で美味しそうな満月。
月に見惚れて。
月まで歩いていければ。
本編ではたくさんの月の描写があり、ショートでは、最愛の人を月のような人だと例える。
美しい月がいつも頭の中に思い浮かぶような、優しいお話でした。
きつねの童話は私にとって懐かしく、それもまたお話に優しさを添えるようで。

お話を読んでいる間中、いやしい私の頭には常にあの月を模った銘菓がチラチラと( ´ ▽ ` )笑

1
非BL作品

こぎつね、わらわら 稲荷神のおまつり飯 非BL 小説

松幸かほ  テクノサマタ 

こぎつねわらわらシリーズ4作目

松幸かほ先生のこぎつねわらわらシリーズ4作目。某シリーズに出てくる「は○ちゃん」のような稲荷神になる見込みのある子ギツネたちと、狐の神使さんたちと、ふつーの人間料理人のほのぼの交流話。可愛い癒し&美味そうなお話でいっぱい。今回は「夏祭りに行きたい!」というお話です。本編220P弱+番外編「結ちゃんのお仕事」(めっちゃ良かった・・)+番外編、時雨ねえさんの爆笑「オンライン女子会」。ひたすら和みたいと…

0
非BL作品

こぎつね、わらわら 稲荷神のはらぺこ飯 非BL 小説

松幸かほ  テクノサマタ 

可愛いが渋滞してます

非BLですが、松幸かほ先生&テクノサマタ先生とくれば買わずにはおられないシリーズものの第3巻。昨日4巻が発売になったはず。現代京都の山奥で食事処を営み、稲荷相手に特別居酒屋もやっている料理人のお話。こぎつねわらわらで、可愛いしか入っていません。某シリーズの陽ちゃん好き好き人間には間違いございませんシリーズです。本編230Pほど+後日談40Pほど。テクノサマタ先生の絵は表紙と人物紹介図のみ。ホントい…

0

旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

おとぎばなしのような

ファンタジー小説を読んだ! その世界観にどっぷり浸れて、とても素敵な時間でした。電子書籍だったから気づかなかったけれど、分厚かったんですね。表紙も素敵です。

孤独な二人が、お互いを大事に思い、癒されてゆくのが本当に良かったです。号泣という感じではなかったけれど、後半は何度もウルウルしました。

素敵な物語を読んだな〜としみじみ思いました。もっとイチャラブも読みたかったです!

2

旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

竜の名前が知りたい

月東湊先生好きなので楽しみにしてました。

冒頭で竜に刺さった「英雄の剣」を引き抜くチャレンジをした大男、ボルグのシーンで一笑いしたあと、竜のキャラクターもいい感じだし、どんなお話になるのかとワクワク。

祖国のフロイア国を滅ぼされ、その復讐に燃えるシルヴィエル。シルヴィエルに助けられた竜がお礼がてら暇つぶし解消のためにと後からついてきて、冒険の旅が始まります。

二人とも、それぞれの…

5

旅の道づれは名もなき竜 小説

月東湊  テクノサマタ 

ファンタジーをあまり読まない方にも

なんて優しくてあたたかいお話なんだろうか。
読み進めながら大好きになってしまったな。

350P超とやや厚みがあるのですが、月東湊先生の細やかでスッと馴染むような文章で丁寧に綴られていて読みやすいのです。
テクノサマタ先生のイラストも作品の雰囲気と良相性でした。
内容を含む詳しいレビューは他レビュアー様が書かれているので、未読の方向けにネタバレ無しのレビューを。

竜と、剣と、青年と…

4

旅の道づれは名もなき竜 コミコミ特典SS小冊子 花と蜜蜂 グッズ

蜂蜜があまーい。

 カブリン爺さんからもらった花の種、竜が1番好きだった花を咲かせるお話。

 聖霊たちは、さすがなお仕事をしてくれたようで、種は無事芽吹いて、種を植えた鉢は桃色の花でこんもりに。

人の姿になった竜と、シルヴィエルは仲良く花を食べておいしいね、と言い合う。

 でも、自分が好きな食べ物を竜がたべることはできないのかとしんみりしかけたところで、ガラダ族からもらった蜂蜜を思い出すシルヴィエ…

1
PAGE TOP