小嶋ララ子さんのレビュー一覧

悲しみません、明日までは 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

コーラ味の青春

大人でもなく、それでいて子供すぎない。
17歳という多感で非常にアンバランスな年齢の高校生の男の子達が繰り広げる、ひと夏の出逢いと不器用な恋のお話。
文体が読みやすくさらっと読めるのだけれど、描かれているものは青さを感じる青春と、田舎特有の狭いコミュニティの中でマイノリティを抱えて生きる息苦しさと、まだ子供な自分ではどうすることも出来ないもどかしさだったりと、ややシリアスめなもの。

都会…

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ごめんねアイドルくん コミック

小嶋ララ子 

未来くん推し

◾︎鈴原(先輩アイドル)×結川(セクシー担当新人アイドル)
アイドルなのにスタイリストさんついてないのか…?という疑問から始まるこの作品。
でもグループのセクシー担当アイドルがウサギのピン着けてる、はきっとバズるので問題ない!その上センターから貰ってつけてるなんてエピソードがくっついた日には。可愛い倍増。
あと、3話で鈴原について熱く語る結川にライターが引いてましたが、アイドルライターやって…

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あまくてしんじゃうよ コミック

小嶋ララ子 

ひたすら可愛い

看板に偽りなし!
言い方悪いですが「女の子みたいな受けでもいいから甘いの!」ってときにどうぞ。
甘い…ここぞとばかりに甘いです。ララ子先生(お名前変わったのですね)の絵柄がまた一層甘さを盛り上げるものだから、甘い匂いまでしてきそう。

◾︎表紙CP 2話
◾︎ちひろ×ナオ(直人)
「ヘンタイでごめん ごめんなさい」って言うナオ可愛すぎて抱く以外の選択肢はない!!!「ごめんなさい」になる…

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ゆめゆめ心中 コミック

小嶋ララ子 

不穏な空気がいっときも拭えない

◆ゆめゆめ心中(表題作)
 まさか2巻へ続くとは思っていなかったので、思わぬぶった切りに悶々としてしまいました。1巻では伏線が張り巡らされるばかりで、登場人物達の関係性も複雑怪奇だったので、ストーリー的にもBL的にもこれから評価がどう転ぶかは未知数といった感じですね。発行日から7年も経っていますが、続編は連載されているのでしょうか? 是非とも単行本として発売して頂きたいです。個人的には唯一の良心…

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パラダイス・ビュー 下 コミック

小嶋ララ子 

最後の最後で涙がっ…(;_;)

ほんとうに切ない…秀緒が優しすぎるあまりなのか、いろいろ考えてしまって、その間にふたりのすれ違いが大きくなってしまって…
もう、ただただ好きってだけで抱きしめて一緒にいるだけじゃだめなのかいって辛くなりました。
久住先生が本当に良いキャラでした。主人公ふたりとは全く違う性格のキャラなので、この人がいなければ成り立ってなかったと思う!秀緒に久住先生の勢いや熱さを少し分けてやってくれ~て思いました…

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パラダイス・ビュー 上 コミック

小嶋ララ子 

切ない

ララ子さん漫画は絵だけぱらぱら見ると穏やかで優しげで可愛いらしい雰囲気なのに、めちゃくちゃ切ない…

赤星くんと秀緒はちゃんと好き同士なのに、お互いが優しすぎるあまりゆっくりゆっくり、ボタンの欠け違いのようなものができていってしまって、読み進める度にどこかに別れの空気がひっそりいる感じがして辛くなりました。
男同志ゆえの恋愛の辛さを描いているものはたくさんあれど、ここまで感情移入されられたの…

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ねこの嫁入り コミック

小嶋ララ子 

きゅんきゅん

絵が!絵がもうほんと好みなので全部好きになってしまう…役に立たないレビューで申し訳ないです。
線が細くて儚くて、コマの余白が多いかな?と思うんですが、その余白も絵と雰囲気に合っていて好きなんですよね…

3つのお話が入っていますが、やっぱり猫が可愛い!
死んだ猫が生まれ変わって現れるストーリーは無くはない設定なのですが、ララ子さんの絵と相まって可愛さ爆発でした。主人公よりはるかにおっきく成…

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今日も明日も会いたくて 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

可愛いねぇ〜

どっちも。

家計簿つけたら本代が2万を余裕で超えるので、昔に買ったのを読み返しています。

あっさり読めて、ただただ可愛いなぁと。可愛いけど、ちゃんと自立して働いてるし。私もお惣菜買いに行きたいです。

攻視点の短編があるのもいいです。同じ目線で受を愛でてます。

楽しい時間を味わえました。

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恋をするには遠すぎて 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

異文化交流

「今日も明日も会いたくて」が可愛かったので、スピンオフ元も読んでみようと購入。
スピンオフ元の攻めのアシスタントをしていた外舘の高校生時代のお話でした。
派手目の男の子×地味なオタクの男の子の組み合わせ。
ちょっと評価を下げてしまってごめんなさい。


スクールカースト上位に位置する女性関係が派手なギャル男(って今でも言うのですかね)の袖崎が、クラスの中でもある種異様な存在感を放つオタ…

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今日も明日も会いたくて 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

成功している残念なオタクが愛おしい

栗城先生は作風の振り幅が大きいというか、正直に言ってしまうと、個人的にヒットするかそうじゃないかがその作品によってはっきりと分かれる作家さまなのです。
波があるというか、読み終えるまでそのどちらなのかが分からないというか。
それだけさまざまなテーマの作品が書ける作家さまだという事なのですが。
今回は可愛いほうの栗城先生作品でした!
うーん、すごく可愛くて癒される。
私はこういう可愛い作風…

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