碗島子さんのレビュー一覧

せまい。 コミック

碗島子 

大五郎が嫌でした

試し読みしてレビューも読んでから購入したんですが、
自分で読んでみないとわからないし、と思ったものの、他の方のレビュー通りだったなと思いました。

表題作「せまい」
3人でというのはOKなんですが、この3人の場合、大五郎が加わるのがどうにも嫌でした。塩ちゃんとヨイは両思いなのに、そこにただの勘違いから始まった大五郎が割り込んできて、途中からはヨイが好きになって大五郎ははっきりわかった上でヨ…

8

妄想怖男子 コミック

碗島子 

過ぎる妄想と現実との混濁。

浅田の妄想が過ぎて、私も冒頭の課長と山内の絡みはよもや現実かと思ってしまいました!
これは作者の思うツボなんですが。夢オチならぬ、妄想オチ。
とにかく浅田の妄想がぶっ飛び過ぎていて。
多分、山内を前にしている時は、その内容を声に出しちゃってるよね。
そんな気持ちの悪い浅田に、どこまでも泰然として接する山内。
何故⁈…というのは、物語が進むにつれて、明かされていきます。
地図にも無い田舎…

3

理解できない彼との事 コミック

碗島子 

世界観がちゃんとあるエロ。

がっつりエロくて大満足!!
エロ描写がとっても多いのに、先生の作品はきちっとキャラクターの性格、シチュエーション、情景が描かれ、活かされ、物語としてもきちんと成立し、楽しめるのが良いです。 
今回も個性的なキャラクターがいきいきとしていました。

私は同時収録作品の、田舎独特の風習にまつわるエロが最高でした。そのため、【神】としました。 

表題作はタイトルのとおりですね。
本当に理…

11

妄想怖男子 コミック

碗島子 

好き♡

相変わらず「ぶふ」と、今回の攻めのように笑ってしまう碗作品。

山内(受け、神経太い)と浅田(攻め、ド変態)は同期で同僚、プラスして社宅の部屋も隣。
浅田はつねに山内に対する妄想を繰り広げ、彼のゴミを漁ったり部屋へ勝手に入ったりともう怪しさ大爆発なのですが、その対象とされている山内があまりに豪胆なので破れ鍋に綴じ蓋的なカプになっておりました。
読み進めていくと山内も変な人なのでは?疑惑も……

4

ちょこざいうつわ コミック

碗島子 

ツンツン受けが可愛くて!

由一郎がなんか可愛くて!
樋口も態度は大人なのに面白くて。

大好きな兄と工房を立て直す為に勉強している由一郎。卒業したら頑張るはずだったのに、兄が経営コンサルタントを頼んでしまって。

由一郎が樋口に反発して嫌がらせが子供みたいで可愛らしくて。小憎らしいのに憎めなく悪い子じゃないし。
お互いにどんどん遠慮がなくなって、距離が縮まり。

だんだん好意を持っていきなんと樋口が勘違いか…

1

野田家の教えにより コミック

碗島子 

航太は挑んでみた!

『野田家の教えにより』
航太くっそかわいい!聡じゃなくても航太のことを知ったら好きになっちゃうよ。

父の教えに従い何故かサッカー部の聡からの告白にOKする航太。やってもみずに諦めるな!がそれ?

でも聡がとってもいい子でちゃんと航太のことをわかってて、でも手が早くて…。
航太もどんどん聡を好きになっていきます。
でも航太の伝え方が悪くて二人はすれ違ってしまい。
航太も受け身でした…

4

理解できない彼との事 コミック

碗島子 

確かに理解できない彼

〈理解できない彼との事〉
確かに理解できない!
でもお互いの常識や価値観の殻を破って交わって恋人になれたのは良かったのかな?

コマが会社でめちゃくちゃなのですが、くず先輩の言うことはちゃんと聞くのは良かったです。が、だんだん暴走してって。

いきなりフェラとか下剤とか中に入れたままゴムに あれ出して抜かない所とか理解できない!

くず先輩はコマの良いところをちゃんと好きになってお…

4

せまい。 コミック

碗島子 

独特な雰囲気


碗島子先生の、既刊(理解できない…、野田家、君とはこれから、等)は既読で、独特の雰囲気とエロが好きなので新作も購入。今回も先生の独特な世界が広がってました(褒め言葉です)


お笑いコンビの塩ちゃんとヨイ。2人が公園で練習をしていると、ガン見してくる変なおじさん。3人のお話です。3人とも、少し変な人。勘違いが積み重なり、ジェラシーも積み重なりで、あれよあれよと変な方向に進んでいきます。

4

君とはこれから コミック

碗島子 

シリアスとほのぼのが同居した1冊。

表題作『君とはこれから』は、食品会社のクレーマー担当と幼馴染に恋をした清掃員が、身体の関係を結び、互いを利用していくお話です。
結果として2人はお付き合いをするのですが……兎に角、SM要素が強いと感じました。
苦手な人は苦手、人を選ぶ作品だと思います。

もう1作『ぴったりはまる』は ほのぼの系のお話です。
攻めの子が自分にローターを挿れてみるシーンが好きです。
「攻めに玩具を使う作品…

3

雨雫 コミック

碗島子 

おどろおどろしい昔話の倒錯的なデカダンス。

ちょっと「妄想怖男子」収録の「ふる里」と被るところがあって。碗島子先生は、こういった世界観がお好きなんだな、と思う。昔話には、理解し難いものも沢山あるので、碗島子先生の作り上げたこの物語も、何処かの土地にはあるんじゃないか?と、思わせる、薄気味悪いけれど、どこか懐かしい様なところがある。田舎のおばあちゃん家の誰も入らなくて手入れされていない蔵の中の様な。けもの道しか無いような裏山とか。表は暑いのに…

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