りひと12345
浅田の妄想が過ぎて、私も冒頭の課長と山内の絡みはよもや現実かと思ってしまいました!
これは作者の思うツボなんですが。夢オチならぬ、妄想オチ。
とにかく浅田の妄想がぶっ飛び過ぎていて。
多分、山内を前にしている時は、その内容を声に出しちゃってるよね。
そんな気持ちの悪い浅田に、どこまでも泰然として接する山内。
何故⁈…というのは、物語が進むにつれて、明かされていきます。
地図にも無い田舎…
ちょっと「妄想怖男子」収録の「ふる里」と被るところがあって。碗島子先生は、こういった世界観がお好きなんだな、と思う。昔話には、理解し難いものも沢山あるので、碗島子先生の作り上げたこの物語も、何処かの土地にはあるんじゃないか?と、思わせる、薄気味悪いけれど、どこか懐かしい様なところがある。田舎のおばあちゃん家の誰も入らなくて手入れされていない蔵の中の様な。けもの道しか無いような裏山とか。表は暑いのに…