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碗島子
米子345
ネタバレ
とっっっても最高に面白かったーーー! さすがの碗島子先生な1冊です。 思わず吹き出してゲラゲラ笑ってしまうギャグとエチが盛りだくさん。 なのに、『友達とは?』と多くの哲学者が分厚い本1冊書いても書ききれないくらいの深いテーマが主軸にある。 面白くて深いストーリーが超絶上手い作画と描写と美しい筆致で描かれています。 凄い。 主人公でともだちがほしい『得体が知れない』春生くんの様子がおかし…
emimimi
碗先生が描くお話に出てくる受けってちょっと様子がおかしい子が多いけどでも皆共通して愛しいです。 今回タイトル通りともだちがいないけど、でも嫌われてるとかじゃなくて独自の世界を持ってるからそっとしておこうみたいな。 春生はともだちが欲しいけど、人との関わり方が良くわからないみたいな。そんな春生が偶然通りかかった道で、秋充が絡まれていて助けるような感じになって。 ともだちいない特性を生かして聞き…
Jewel
こちらの感覚がおかしいのかと思えてくる世界観が魅力の碗島子さんの真骨頂のような作品でした。 描かれているのは相思相愛のピュアラブですが、どこか不穏な印象を与える表現は好き嫌いが分かれると思います。 冷静な第三者目線だと相当悲惨な目に遭わされているように映る人物がケロリとして元気だったりするので、正常な正義感も思わず揺らぎます。 性的な描写のテクニックはそれほどでもない印象ですが(…
おぶもいもい
友達がいないことを笑顔(ピース付き)で告げてみたり 全力で階段ダッシュした後知らない人をバキバキの目で見てみたりと、 冒頭からおかしな様子が目立つ春生。 そんな「友達がいない」ことによって引き起こされているギャグに振り切れそうな言動の中には 他人にはわかり得ない喪失感が隠れていて、 一つひとつを見れば面白いのになんだか切ない…そんな風に思わせる展開にグイグイ引き込まれました。 じゃ…
ぷわっちょ
ザ・碗島子ワールドでした。 やっぱりキャラクターが個性的。 今回は特に受。 碗島子さんの作品の攻って結構独特で、読者として読んでいる分には面白い攻だけど、自分の恋愛対象として考えると……みたいなキャラが多いですが(すみません)、この作品の攻・秋充は普通の男前でした。 碗島子さんの作品の攻で、初めてかっこいいとときめいたかもしれない(本当にすみません)。 優しいし溺愛してくれるし、こう…
ジン・ジャン
新入社員のコマはダボダボの服にアクセサリーをじゃらじゃら付け、タメ口を聞く理解不能なイマドキの青年。指導役を任された葛本は振り回されっぱなしだけど、意外にも素直で良いところもあるコマに実は一目惚れだったと告白され⋯。 止まらないコマの変態プレイと、どんどんハマっていく葛本の危ない目覚めがたまらない。 履いたまま射精した自分のパンツを葛本にそのまま履かせたり、ゴムの中にせー液と尿を出したのを…
銀行で営業をしている拓。振るわない成績と会社からの圧力や客のセクハラに、自傷行為をしながら耐えていたところを画家の小雨に助けられる。拓の手首を手当てしながら、もっと気持ち良い方法で傷つけたらいいと小雨に言われ⋯。 二度と会うつもりはなかったのに、ストレスに晒されると小雨に支配され恥ずかしい姿を晒す快感を思い出してしまう拓。 謎めいたSの小雨とМの己に目覚めてしまう拓が、惹かれ合うのは止めら…
MOET子
先生の作品を読んだ感想を言語化しようとするって結構難易度が高いと常々思うのです それでもこの読後の気持ちを含めて作品の良さを伝えたい!知って欲しい!ってどうしても思ってしまうので、レビューに書きたくなってしまう 今作も、ぶっ飛んでましたね! 「聞き屋」と来ましたか・・・! たまに街中で「あなたのグチ聞きます」みたいな人を見ますが、春生くんはそのアップグレード版のような気がします …
31年間友達のいない春生は、人の話を秘密厳守で聞く「聞き屋」をやっている。偶然知り合った秋充に友達チャンス!と名刺を渡し、来店した彼からクローゼットゲイだと聞かされ⋯。 好意と欲望が交錯する2人。友達?セフレ?会う度に惹かれ合っていくのに、恋愛も友達作りも不器用すぎてすれ違う〜。 一緒にいて楽しいのももっと一緒にいたいと思うのも、じゃれ合って触れたいのも深く繋がりたくなるのも恋なんだよ春生…
かずあけ
碗島子先生といえば、 「理解できない彼との事」だったんですが、わたしのなかではこの作品はそれを超えそうな予感がしています。 二人の不器用さが愛しいです。 まわりのひとからはなんとなく好意的に見られているのに、自分は友達ができないと思ってずっとひとりでいる春生くんがいじらしくて幸せにしてあげたい!見守りたい!と思いながら読み進めました。 途中でてくる、宇宙人の話もよかった。あれ、最後の方の小…